前回の続きです。
http://www.mikito.biz/archives/25372325.html
アリサさんが起居している大学構内の女子学生寮を見せて頂きました。10階建の比較的新しい建物でした。勉強できる机とクローゼット、ベッドだけが置かれている小さな個室です。部屋から眺める大学構内は美しいです。
学生寮は構内のカレッジごとに置かれ、(アリサさんの所属する)Morse Collegeの共用スペースには、清潔なカフェテリアや、ソファ、ビリヤード等が置かれていました。Collegeに所属するメンバーは顔見知りが多く、声をかけ合っていました。
大学構内はとても広いので、移動に自転車を使う人も多いとか。
大学は町の中心部にあり、この町の住民にとって最大の職場となっています。大学と町とに垣根がなく、町全体が大学に組み込まれています。商店はほとんどが大学関係者向けであり、ニューヘイブンの町=イエール構内といって良いと思います。
Yale New Heaven Hospitalという大学附属の病院も見学させて頂きました。こちらは医師数3,200名、研修医600名を抱え、年間患者数が約70万人という、全米第6位の規模の私立病院です。4,000あまり保有するベッドは、すべて個室です。
今回は大学関係者の紹介でしたのでVIP待遇で迎えて頂きました。高校生にも手術着を着てもらい、最先端の脳外科手術室を見学させて頂きました。MRI(磁気共鳴装置)を用いて脳疾患の位置を診断し、そのまま手術台で専門医が腫瘍や脳血栓等の摘出手術を行なうというものです。特筆すべきはその後で、手術中に再度MRIで摘出が完全にできているかをチェックしながら摘出の確認をするということです。MRI確認し、取り切れていないということであれば、再度その場で追加手術もありうるそうです。数年間に設置され装置だけで130万ドルする、当時最先端の機械装置とのこと。
長期入院患者にとって、自然と触れ合う機会が少ないのが入院の残念なところです。それを少しでも解消するため、広い屋上庭園を造り、自然石、小川、竹木を配置しています。これにより、入院患者は自然の風、空気の匂い、直接の太陽光、季節の温度等を五感通じて感じることができます。この庭園は、面会者にも好評のようで、面会の際、ここでお話をすることも多いそうです。東京の聖路加病院の空中庭園にも雰囲気が似ていました。
病院屋上に設置されているドクターヘリポートです。週に5-6回程度のドクターヘリの発着があり、緊急患者の搬送(主に受入)に利用されています。単に病院としての格をつけるだけで利用されていない設備でなく、高い頻度で利用されるならば、ヘリポート設置する意義・価値があります。
http://www.mikito.biz/archives/25372325.html
アリサさんが起居している大学構内の女子学生寮を見せて頂きました。10階建の比較的新しい建物でした。勉強できる机とクローゼット、ベッドだけが置かれている小さな個室です。部屋から眺める大学構内は美しいです。
学生寮は構内のカレッジごとに置かれ、(アリサさんの所属する)Morse Collegeの共用スペースには、清潔なカフェテリアや、ソファ、ビリヤード等が置かれていました。Collegeに所属するメンバーは顔見知りが多く、声をかけ合っていました。
大学構内はとても広いので、移動に自転車を使う人も多いとか。
大学は町の中心部にあり、この町の住民にとって最大の職場となっています。大学と町とに垣根がなく、町全体が大学に組み込まれています。商店はほとんどが大学関係者向けであり、ニューヘイブンの町=イエール構内といって良いと思います。
Yale New Heaven Hospitalという大学附属の病院も見学させて頂きました。こちらは医師数3,200名、研修医600名を抱え、年間患者数が約70万人という、全米第6位の規模の私立病院です。4,000あまり保有するベッドは、すべて個室です。
今回は大学関係者の紹介でしたのでVIP待遇で迎えて頂きました。高校生にも手術着を着てもらい、最先端の脳外科手術室を見学させて頂きました。MRI(磁気共鳴装置)を用いて脳疾患の位置を診断し、そのまま手術台で専門医が腫瘍や脳血栓等の摘出手術を行なうというものです。特筆すべきはその後で、手術中に再度MRIで摘出が完全にできているかをチェックしながら摘出の確認をするということです。MRI確認し、取り切れていないということであれば、再度その場で追加手術もありうるそうです。数年間に設置され装置だけで130万ドルする、当時最先端の機械装置とのこと。
長期入院患者にとって、自然と触れ合う機会が少ないのが入院の残念なところです。それを少しでも解消するため、広い屋上庭園を造り、自然石、小川、竹木を配置しています。これにより、入院患者は自然の風、空気の匂い、直接の太陽光、季節の温度等を五感通じて感じることができます。この庭園は、面会者にも好評のようで、面会の際、ここでお話をすることも多いそうです。東京の聖路加病院の空中庭園にも雰囲気が似ていました。