吉田みきと ほぼ毎日ブログ

「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」 吉田松陰・高杉晋作語録   「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」 西郷隆盛・山岡鉄舟語録

アクアマリンふくしま

アクアマリンふくしま 釣り体験

アクアマリンふくしま 子ども体験館「アクアマリン えっぐ」釣り場で釣り体験に参加してみました。アクアマリ ン えっぐは、子ども向けの体験型釣り堀施設で、蛇の目ビーチに併設されています。子どもが楽しみながら、自然の大切さや生物の多様性、命の尊さなどを 学ぶことができます。釣った魚はその場で食べることができるというものです。
R0018651

料金は竿貸し代800円(えさ代も含む)、魚1尾100円(調理代も含む)です。一人で参加して3匹釣り上げると、800円+300円=1,100円を、事後に券売機で購入することになります。まずは事故のないように、係のお姉さんから注意事項等のレクチャーを受けます。
R0018631

子ども向けと思いきや、けっこう大人も釣りを楽しんでしました。海面まで柵がないので、小さいお子さんが落ちやしないのだろうかと心配してしまいます(実際は、落ちてもすぐ救い上げられるのでしょうが)。
R0018625

エサはオキアミ(小さなエビ)です。尾の部分を取り(手で直接ちぎる)、針を尾から差して、身から少し出してかけます。釣り指導員の方がつきっきりで指導してくださるので、小さい子でも自分でやってもらいます。えさづけなどしたことがない子供にとっては、自らの手でエビに針を刺し、魚のえさとすることは良い実体験になることでしょう。
R0018605
R0018628

本日の釣果、マアジが6匹。制限時間は20分なのですが、(エサを与えられていないせいか)入れ食い状態で、釣ろうと思ったら、無限に釣れそうです。ここの釣堀は、釣りの体験と命をいただくをテーマにした施設ですので 釣った魚は、ここで食べなければなりません。釣った魚のリリースは認められず、必ず自分が釣ったいのちの分だけ、自分で食べなくてはならないのです(1匹100円を支払って)。食べられる分だけということで、制限時間に余裕を残して終了です。
R0018629

食べる分だけ釣った魚は、隣接の調理受付に渡すとから揚げにしてくれます。20-30分の調理時間を待つと、自分の魚が、から揚げになってきます。揚げたて、かつ自分で釣った魚の味は格別です。よく揚がっているので、背骨や尾っぽも食べることができ、ほとんど食べかすが出ません。まさしくすべての命をいただいた、という感覚になります。
R0018632
R0018639

単なる観光施設でなく、体験型のアクアマリンは子供たちの興味の示し方が違うと感じました。釣った魚をその場で調理して食べる一環の食育、蛇の目ビーチで安全に海を体験し、ヒトデやナマコ、ホヤ等もタッチできます。派手なショーはないけれど、命について体感できる最高の水族館です。

水族館裏方を見ることができるバックヤードツアーも、知的好奇心をとてもくすぐる素晴らしいアイデアと実行力だと思います。
<バックヤードツアーについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/26568843.html
R0018601

ただ(比較的高額な)入館料についても言及すべきでしょう。大人1600円、子供(小学生以上)800円です。夫婦こども2人で、4800円、さらに釣りやランチ等をすれば1万円は見ておいたほうがよいかもしれません。一方、ショッピングセンターやモールで楽しく家族で1日を過ごすこともできます。余暇の過ごし方として入館料を高いとみるか、それに見合う価値ありと感じるか、私は断然後者に手を挙げたいと思います。
 

アクアマリンふくしま バックヤードツアー

ゴールデンウィーク期間中に、アクアマリンふくしまのバックヤードツアーに参加しました。ボランティア案内係の方の案内で、水族館の裏側を見せて頂ける30分程度のツアーで、10人ほど参加希望者が集まると出発になります。水族館がどのように運営されているか、どんな方が働いていて、どんな風になっているのか、なかなか知ることができないので、楽しみにしていました。

大混雑している2Fタッチプール前に集合です。以前来たときには希望者多数で参加できなかったので、朝いちで真っ先に来ました。
R0018588
R0018670

ボランティア案内係の方の先導で、スタッフ専用ドア・通路を抜けていきます。随時、機械装置の仕組み等を説明いただけます。ときおり、震災の際の対応や設備故障の状況等も説明頂き、臨場感があります。
R0018575

アクアマリンふくしまは、新鮮な海水を常時、200mほど沖合から吸い上げて水族館の海水の循環に使っています。そのための汲み上げ装置や、濾過装置、温度を一定に保つ装置等が、ところせましと並んでいます。
R0018556

チョウザメのプールを、バックヤード側から見たところです。チョウザメは成長するのに15年程度要してから、はじめてキャビア(卵)を生みます。が、水族館の環境では運動不足等から、こちらの15才のチョウザメはまだ産卵しないとのこと。いずれアクアマリン産のチョウザメが生まれることを期待します。
R0018565

アクアマリンは、たくさんの賞を受賞していますが、その中でも特に、水族館の中だけで、産卵・ふ化・成長と繁殖を繰り返す賞が多いです。サンマに関しては、国内初(というか世界初)でサンマの産卵、ふ化に成功しています。そして震災前までは、水族館の環境だけで9代目まで繁殖成功させていたそうです。

現在は、震災で機器類が損傷を受け絶滅してしまい、いまだサンマのふ化だけは再開していないそうです。残念。
R0018569

動物の病気の原因を調べ、治療にあたるラボ・研究室も有しています。こちらは飼育している動物だけでなく、自然の動植物の保護・研究も行なっており、釣り針がささった野鳥の治療等も行なっています。
R0018568

飼育している動物の給餌センターです。大きな魚屋さん並みです。魚の場合、病原菌等を防ぐため主にいったん冷凍したものを使うそうです。雄のトドは、一日に約15kgも魚を食べるので、えさを用意するのが大変そうです・・・アジ・ホッケ・イカ、いずれもヒトが食べるものと一緒です。
R0018570
R0018571

新たな仲間(魚)を搬入するときには、この巨大な専用水槽&専用車両で運んできます。それを巨大クレーンで壁沿いにつり上げて、アクアマリンの建物の上から搬入するそうです。
R0018573
R0018572

今回ツアーに参加して、水族館の仕組みに触れることができたのみならず、アクアマリンふくしまの、飼育している動物に対する愛を感じることができました。ますますアクアマリンふくしまが好きになりました。
 
記事検索
最新記事(画像付)
   吉田みきと Official Website

吉田みきと プロフィール

ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動しています。いわき市は、震災後、複層的な問題が山積しています。公認会計士・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 認定 アンガーマネジメントファリシテーターとしてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出し、解決策を提案していきます。

ギャラリー
  • 任期満了に伴い、市議会議員の職を卒業
  • 令和2年7月議会 一般質問⑤(医師不足解消)
  • 令和2年7月議会 一般質問④(骨髄バンクドナー)
  • 令和2年7月議会 一般質問③(いわきの先人たちの顕彰)
  • 令和2年7月議会 一般質問②(仮称)磐城平城・城跡公園
  • 令和2年7月議会 一般質問①(いわき七浜海道)
  • 医者が教えるサウナの教科書
  • QVBとは
  • QVBとは
  • QVBとは
  • QVBとは
  • 人生が楽になる達人サウナ術
  • 成城学園前駅 空中庭園
  • 成城学園前駅 空中庭園
  • 成城学園前駅 空中庭園
  • 成城学園前駅 空中庭園
  • 人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?
  • いわき平競輪 場外食堂
  • いわき平競輪 場外食堂
  • いわき平競輪 場外食堂
  • 社長が入社式で鉋をかける理由 アキュラホーム宮沢俊哉氏
  • 言ってはいけない中国の真実 橘玲著
  • エクササイズコーチ パーソナルトレーニングジム
  • エクササイズコーチ パーソナルトレーニングジム
  • エクササイズコーチ パーソナルトレーニングジム
  • エクササイズコーチ パーソナルトレーニングジム
  • エクササイズコーチ パーソナルトレーニングジム
  • ジム・ロジャーズ 大予測 激変する世界の見方
  • 女帝 小池百合子
  • 小名浜駅跡 福島臨海鉄道
  • 小名浜駅跡 福島臨海鉄道
  • 小名浜駅跡 福島臨海鉄道
  • 小名浜駅跡 福島臨海鉄道
  • French Pound House 日本一のショートケーキ
  • French Pound House 日本一のショートケーキ
  • French Pound House 日本一のショートケーキ
  • French Pound House 日本一のショートケーキ
  • French Pound House 日本一のショートケーキ
  • French Pound House 日本一のショートケーキ
  • IKEAのスウェーデンミートボール
楽天市場
  • ライブドアブログ