吉田みきと ほぼ毎日ブログ

「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。」 吉田松陰・高杉晋作語録   「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない。」 西郷隆盛・山岡鉄舟語録

思索

さはこの湯の経営を立て直したい

さはこの湯は、いわき湯本駅から徒歩圏にある日帰り入浴施設。温泉を使っていますが、法律上は公衆浴場の取扱いなので、入浴料は大人230円と割安です。江戸末期の建物様式を再現した純和風の建物と、さはこの門、火の見櫓は、非常に特徴的です。いわき市が直接建設したもので、建設費が相当かかっている。現在も、市が保有し、一般財団法人いわき市公園緑地観光公社に、管理運営を委託しています。公園緑地観光公社は、いわき市内の各種公園(マリンタワーや21世紀の森公園、勿来の関 吹風殿等)等を管理している、市が出資している第三セクターです。

<勿来の関 吹風殿は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/28468117.html
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湯本温泉の源泉が掛け流しで使用されています。湯本病院前にあるポンプ場(常磐湯本町台山20-3)で、地盤面下23mにある温泉水位から、汲み上げています。汲上げ水量は、毎分5.5㎥、そのうち、毎分3.5㎥を、スパリゾートハワイアンズが使っています。残りの毎分2.0㎥を、いわき市常磐湯本財産区が使います。この財産区の分から、湯本のまちなかの旅館(さはこの湯を含む)、個人住宅等に給湯しています。

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鉄骨造地下1階、地上4階建で、上の階には、宴会場・温泉施設展示コーナー?があったのですが、現在は設備の老朽化にともない、閉鎖されています(一部、休憩所は利用可能)。雨漏り箇所があったり、エアコン等が効かないらしく、とても残念。要は、経営状態が良くないらしく、運営経費を稼ぐのに精一杯で、設備投資に回すお金がないということ。宴会場は、本来温泉に付随して「稼げる」施設のはずですが、関連設備が閉鎖状態では経営的にジリ貧になることは自明です。

いわき市は、公園緑地観光公社に運営を委託していますが、契約方式は、利用料金制。すなわち、料金単価は市が決め、一定の管理料金をお支払いするけれど、顧客からの実際のオカネの入りと出のお財布は、公園緑地観光公社のものです。この方式だと、受託者(ここでは公園緑地観光公社)の経営インセンティブが強く働くので、一般的には良い経営が期待できるのですが、、、さはこの湯のように、どうやっても赤字必至のケースだと、運営側は新規投資ができないだけに、ひたすら経費節減に努めるしか手がなく、さらに施設の魅力を低下させていくという、悪いスパイラルに陥りがちです。

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うたせ湯のある岩風呂「宝の湯」と、八角形の形をした木の香り漂う檜風呂「幸福の湯」があり、男女で日替わり。そのほかに、身障者用風呂「長寿の湯」があります。浴場自体はあまり大きなものではなく、10人も入ればほぼ満員。

源泉掛け流しの天然硫黄泉は、湯本温泉郷共通の温泉組み上げ施設の管理団体である常磐湯本温泉株式会社(いわき市といわき市常磐湯本財産区および常磐興産株式会社)から、従量制(59円/㎥)でお湯を購入しています。ちなみに、一般の方でも湯本温泉のお湯を、(町内にある)温泉スタンドで200リットル120円で購入することもできます。

<いわき湯本 温泉スタンド わが家で温泉は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48011988.html
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さはこの湯オリジナルの、温泉の素が販売されていました。もっとも、これはリアルなさはこの湯を煮詰めて製造されたモノではなく、さはこの湯の温泉成分とほぼ類似の人工成分を混合して、製造した別物だそうです(しかも、家庭風呂使用を考慮して、硫黄分は入っていない)。まあ、雰囲気だけでも温泉気分になれるかも。

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建物の躯体は、鉄骨造ではあるものの、門や意匠は、木造です。年季が入っていて良い味を出しています。平成7年の建設当時は、愛媛の道後温泉等の有名な建物の意匠を参考に、作ったそうです。歴史的な価値は低いにしても、凝った意匠は、もっと評価されてもいいはず、しかし、築後23年経過し、これまで大規模修繕がされていないので、経年劣化で相当、傷んでいます。

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これまでは、大きな設備改修をしてきませんでしたが、温泉設備の老朽化の進度は、通常のお水よりも早いといわれています。ここ数年の内に、大規模な改修工事が必要となることは必須。

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平成31年3月には、一般財団法人 地方自治研究機構というところが「温泉資源を活用した観光振興及び地域活性化に関する調査研究」として、いわきの湯本温泉の現状の課題と解決策を提示しています。これによると、慢性的な営業赤字は避けられないし、配管等の更新には多額の費用が見込まれています。さて、この先、どういう方針でいくのかが問われています。

どのような機能を更新し、どんな機能を新たに盛り込むか、どんな運営をしていくかの、マスタープランを持つ必要があります(現在は、事実上、ない)。なんといっても、知見と経験、中長期的な視座、そして経営に情熱を持つ、経営者でなければ、経営はうまくいかないでしょう。

<温泉資源を活用した観光振興及び地域活性化に関する調査研究、はコチラ>
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石垣市非核平和都市宣言 なぜ2回も?

石垣市非核平和都市宣言は、1984 年に第1回目が制定され、2011年に第2回目が制定されています。なので、石垣市市民会館前の公園には、2つの平和都市宣言の碑が並んで鎮座しています。ちなみに石垣市はさらに1999年にも、石垣市平和港湾宣言というのを出していて、どんだけ平和を希求する市なのでしょう。

いわき市でも、1986年にいわき市非核平和都市宣言をしていますが、複数回しようとアイデアは、聞いたことがありません。


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<第1回 1984年バージョンの内容>
人類の生存と平和をおびやかす核軍備を人類社会から追放、廃絶させ、真の恒久平和を確立することは、全世界の人々がひとしく希求するところである。しかしながら、通常兵器はもとより、核兵器による軍備拡大競争、並びに世界各地における局地的紛争は依然として続き、世界情勢は一段と厳しく憂慮すべき事態にある。このことは、我々がかつて経験した太平洋戦争の悲劇を忘却した暴挙であり、国際協調と平和を理念とするわが国憲法の精神、並びに地方自治の本旨からして看過できない。従って、平和で豊かな自然文化都市を目ざす石垣市は、わが国憲法の崇高な理念に基づき、非核三原則の完全実施を求めるとともに、平和を愛する全世界の人々と相携えて、すべての核兵器の廃絶を強く訴え、ここに石垣市が永久に非核平和都市建設に邁進せんことを高らかに宣言する。

<第2回 2011年バージョンの内容>
私たち石垣市民は、第二次世界大戦の広島と長崎で原爆の恐ろしさ、悲惨さ、残酷さを知りました。そして、沖縄戦や八重山戦争マラリアでは何十万もの尊い命が奪われたことも決して忘れてはいません。私たち石垣市民は、地球上からあらゆる戦争やテロがなくなることを願い、全ての核兵器の廃絶と世界の恒久平和を希求します。また、人類の存在を脅かす核兵器の開発につながる一切の核実験の禁止を切望し、同時に原発に頼らない社会を実現します。私たち石垣市民は、次の世代も、またその次の世代の子どもたちも安心して住み慣れた土地で幸せに暮せるよう核兵器廃絶を強く訴え、世界一平和で幸せなまちを目指す石垣市から「核廃絶平和都市」を宣言します。

第1回と第2回とでは、平和希求の理念は変わっていませんが、第2回は「沖縄戦や八重山戦争マラリア」「原発に頼らない社会」が、書き加えられています。八重山マラリアは石垣市が当事者なので理解できるのですが、なぜ核と関係ない沖縄戦や、沖縄県内に存在しない原発に言及するのか、腹落ちしない。

調べて見ると、日本非核宣言自治体協議会という団体があり、ここが全国の地方自治体に、非核平和都市宣言の促進、会員登録を推し進めているようです。趣旨は理解できるのですが、非核を目指す活動ならば、(核開発に関して権限がほとんどない日本の地方自治体ではなく)まずは核戦力を有する国に対して、宣言を求める行動を求めるのが第一の筋ではないでしょうか。制定当時も、なぜ2回も宣言を?という市民の声もあったようですが、誰も反対できない「平和の希求」というイデオロギーに押し切られてしまったのでしょうか。

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世界平和の鐘という鐘・ベルも同公園内に設置されていました。報道によると、これは1950年に、宇和島市長の中川千代治氏が、太平洋戦争時に自らが使った軍刀と世界26カ国の貨幣から鋳造した、「世界絶対平和万歳の鐘」を宇和島市の泰平寺に設置したことがきっかけだそうです。これを皮切りに1954にはニューヨーク国連にも高さ100cm、直径60cm、「世界絶対平和祈願」の文字と各国のコインを鋳込んだ「平和の鐘」ピースベルをを贈呈。1961年には、米国ケネディ大統領、ソ連フルシチョフ首相らにもピースベルを贈呈。さらには全世界140カ国の元首にピースベルのレプリカを贈呈していったそうです。これまで贈呈した鐘の数は大中小288個にものぼるそうです。真偽のほどはわかりませんが、それに要する一切の費用は中川さん個人の負担!だったらしいです。

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このWorld Peace Bell 世界絶対平和祈願が刻まれた鐘は、日本の第1号鐘が日本最北端の稚内市に設置され、第2号鐘が1988年にこの石垣市に設置されたとのこと。ちなみに中川千代治氏が代表であった、国連平和の鐘を守る会という団体はいまでも活動を継続しており、娘の髙瀨聖子さんが引き継いでいるそうです。

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石垣島から台湾までたった270km、いわきから東京に行くような距離です。一方石垣から東京は2000km近く離れているんですね。本土・沖縄という違いだけでなく、距離的なものも、

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沖縄石垣島のご当地キャラ ぱいーぐる。八重山の森に住む特別天然記念物のカンムリワシがベースだそうです。実物の着ぐるみもいるようですから、一度お会いしたい(笑)。

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楽都郡山 東北のシカゴから東北のウィーンへ

郡山市は、自らを音楽都市 郡山「楽都」と称して、音楽によるまちづくり、市のイメージアップを図っています。郡山駅の改札前には、市イメージキャラクター「がくとくん」が鎮座(妹のおんぷちゃんは、どこに?)。

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実はかつて郡山市は、暴力団抗争暴力団抗争が盛んだったことから、荒廃した雰囲気があり、「東北のシカゴ」と呼ばれていたそうです(シカゴに失礼かも?)。そのイメージを払拭したいという思惑もあり、音楽が盛んだったこともかけて、「東北のシカゴから東北のウィーンへ」を標語に2008年に、「音楽都市 宣言 」。

美しいメロディー
心おどるリズム
音楽がまちにあふれ
人の輪が広がり心をつなぐ
私たちは音楽を愛し
人と人が織りなすハーモニーを奏で
明るい笑顔が輝く
魅力あるまち“こおりやま”を創ります
「明日につなごうこころのハーモニー」

郡山市は、ここに「音楽都市」を宣言します。
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まちなかには、音楽関連の彫刻やグッズがあって、駅前通りのベンチもピアノ?をオマージュしたもの。ジョークが効いていて、かつ木のぬくもりがある、秀逸なものでした。

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確かに郡山は、コーラスや合唱ではいろいろな賞をとっていて、「楽都」といってよいと思います。文字に表すと、楽しい都という意味にもとれ、秀逸なネーミングだと思います。一方、いわき市を振り返ってみれば、小中高いずれも、吹奏楽部門で全国有数の受賞しているところであり、こちらのほうが音楽の都・自治体にふさわしいような(身びいきでしょうか)。しかし、最初に名付けしたのが郡山。先に良いアイデアを実行できたのが、うらやましい。

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新舞子ハイツ 震災ガレキ置き場は今

新舞子ハイツは、いわき市が保有して民間に運営委託している宿泊施設です。2016年4月には、既存のテニスコート・体育館に加えて、4面のソフトボール場、1面の人工芝サッカー場を備えた、総合的な多目的運動場、いわき新舞子ヴィレッジとして、生まれ変わりました。ここが数年前までは、東日本大震災で直接的な津波被害を受け、全面冠水をした場所とはとても想像できません。

<いわき新舞子ヴィレッジ 新舞子多目的運動場オープンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47301344.html
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同じ地点から同じ方角に向けて撮った、2013年5月時点の写真です。現在の舗装駐車場は、かつてのソフトボール場(1面のみ)でした。その先に拡張した、いまの4面のソフトボール場、1面の人工芝サッカー場は、完全な田んぼでした。

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同じ地点から同じ方角に向けて撮った、2013年2月時点の写真です。ソフトボール場は、近隣地区で発生した震災ガレキがうずたかく積み上げられていましたが、数ヶ月かけて撤去していく様子がわかります。

<いわき新舞子ハイツ 震災ガレキ撤去中は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/23605312.html
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大塚バラ祭り

春と秋、年2回行われる「大塚バラ祭り」。 都電大塚駅から向原駅までの沿線に約700種、1100株ものバラが咲いています。 バラは春と秋の2回シーズンがあるんですね。都内唯一(そういえば世田谷線もあった)のチンチン電車の名前が都電荒川線から、2017年に東京さくらトラムに愛称が付けられました。バラが沿線に植えられているのに、「さくら」トラムとは、これいかに?

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都電荒川線の車両は、ラッピング車両やレトロ車両等、いろいろあるみたいです。

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大塚駅南口は、数年前に再開発され、公園になりました(地下は巨大な自転車置き場)。それまで放置自転車台数日本一が池袋、第2位が大塚?と噂されていたのも、過去の話。すっかり清潔な駅前広場に生まれ変わっています。バラの植栽も、風景に一役買っていると思います。この植栽を維持・管理するのは、毎日のことなので大変だと思います。地元商店街・住民の方々の真摯な努力に敬意を表します。

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倉敷美観地区 先人の慧眼

倉敷美観地区は美観地区景観条例に基づき、面積約21ヘクタールです。そのうち伝統的建造物群保存地区(第一種美観地区)が15ヘクタール、伝統美観保存地区(第二種美観地区)が6ヘクタール。伝統的建造物群保存地区は国の重要伝統的建造物群保存地区でもあります。

そもそも歴史を遡れば、江戸時代に幕府天領として倉敷代官所が当地区に設けられたこと。以来備中国南部の物資の集散地として発展。物流の拠点として、白壁なまこ壁蔵が並んだのが美観の原点です。明治維新・大東亜戦争をくぐり抜け、1969年に倉敷市の条例で美観地区となった。ここ、ポイントです。倉敷美観地区のような地域は、北前船を要する北日本・西日本には多数存在していたはず。にもかかわらず、そのほとんどの都市が、西洋化・近代化に流されてかつての煌めきを失ってしまった。倉敷は、そういった世間の流れに乗らなかったことが、美観地区が残った最大の要因だと思います。これは、他の事例にもあてはまりそう。

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この地区にある代表的な建物は、
・日本最初の西洋美術館「大原美術館」
・旧倉敷紡績工場の建物を改修・再利用した観光施設倉敷「アイビースクエア」等があります。

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海運が盛んだった江戸時代には、積極的に運河が開削されました。その運河や小舟が再現されていて、いまにも江戸の物流システムが動き出しそうでした。

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夕日が映りこむ、鑑のような水面と柳の木。美しい。ずっと見ていられそうです。

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通常の飲食店やお土産物屋さんも多数、地区内にあるのですが、白壁なまこ壁を踏襲しているので、雰囲気を壊さず、かえって溶け込んでいます。こういった意匠へ合わせることは、相当なコスト負担を意味しますが、全体がこれを守ることで、まちの価値を上げています。個店単位でなく、エリア全体で価値を上げるという考え方は、リノベーションのまちづくりにつながるところも多い。

<呑食ちょうちん横丁 東京大塚は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/52045304.html
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人力車。浅草でもこういった民間サービスがありますが、それが経営的に成り立つところまで、エリアの価値を上げることがキモです。

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倉敷市オリジナルのマンホール蓋。美観条例に考慮して、茶系の色使い?でしょうか。

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屋外自販機も美観条例を考慮して、茶系で統一されていました。

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旧倉敷町役場(登録有形文化財)は、倉敷館として無料休憩所・案内所として利用されています。当時の洋館としては、かなり踏み込んだものだったのではないか。
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倉敷アイビースクエア、近代化産業遺産。これだけの規模の大規模レンガ造の建物が現存していることに驚愕。今では、しっかりリノベーションされ、若者向けのホテルとなっています。私もかつて宿泊させていただきましたが、かなりイイ雰囲気です。
 
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中国銀行倉敷本町出張所(登録有形文化財)。ルネサンス風建築は、そのまま、いまでも現役の銀行店舗として営業しているそうです。こんな銀行と取引してみたい(笑)。
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日本初!レンタル電動スクーター@石垣島

石垣島では、2018年2月から「GO SHARE」という電動スクーターのシェアリングサービス・レンタル実証実験中。使用されているスクーターは、台湾のGogoro製。電気によるモーター駆動のため排気ガスの排出がなく、エコなバイクです。このゴゴロGogoro という会社には、シンガポールの国営投資会社テマセク・ホールディングス、アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領の投資会社Generation Investment Management、住友商事、パナソニック等の会社が出資しているそうです。電動バイクを開発・販売するだけでなく、電池交換施設の設置・運営も一体的にやっています。そのシステムを石垣島でオペレーションしているのは、e-SHARE石垣(住友商事の100パーセント子会社)。

ちなみにレンタル料は、1時間1000円(パワフルなバージョンもあって、こちらは2000円)。ヘルメットも無料で貸し出し。運転には原付免許もしくは普通自動車免許が必要です(50ccもしくは125cc原付の扱い)。

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この電動スクーターは、交換式のバッテリーを搭載。充電が少なくなったら、街に設置されたバッテリー交換式の充電ステーション「GoStation」に立ち寄り、運転者がセルフで充電済のバッテリーと交換するというもの(セルフ式ガソリンスタンドに相当)。

このスクーターは、スマートスクーターと呼ぶらしく、デザインとエコが評価され、2018年10月にはグッドデザイン金賞を受賞しているそうです。かっこいいですね。

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2本のリチウムイオン電池を動力源として、走ります。スクーターには回生ブレーキが装備され、ブレーキ時に発生した電力をバッテリーに電力を戻します(ハイブリッド車と同じ)。実際に2時間ほどレンタルしてみましたが、エンジン音はなく動き出しは、かなり静か。歩行者の気づきのために、人口モーター音をあえて発生させていますが、それも走り出せば風切り音のほうが大きいので、あまり気にならない。走り出しは、通常の50ccの原付バイクよりも、パワフルです。最高スピードは65kmに設定されているようでした。スピード・バッテリー残量・状態等は、デジタル表示され、またワイヤレスキーで電源オンオフするので、ちょっと未来的。

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バッテリーはパナソニック製リチウムイオン電池で、重量は約9kg。かなりずっしりとしていますが、大きな持ちやすい取っ手がついているので、メットインの中にバッテリー収納スペースがありますが、ラフに扱っても出し入れはしやすいです。

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交換式バッテリー用充電ステーションGoStationは、市役所前や観光地である川平湾等、石垣市島内5か所に設置。無人でセルフで交換なので、24時間いつでも無料で!バッテリー交換できます。ちなみに市役所横のステーションでは、太陽光発電も併設していて、再生可能エネルギーだけで走行できるという、持続可能なまちづくり・エコアイランドが実現。

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バッテリー残量が減ってきたなと思ったら、GoStationに立ち寄って、バッテリーボックスに使用済みバッテリーを返却すれば、その場で充電済みバッテリーを借りられるバッテリーレンタル方式です。返却されたバッテリーは、自動で充電され、充電済みの新しいバッテリーが、すぐに渡されるため、充電時間なしです。これは、便利。石垣港から川平湾まで実際に走ってみましたが、フル充電で5目盛りのところ、1目盛りだけ消費しただけだったので、島内を走り回るのには、1日1回のバッテリー交換で十分だと思います。

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バッテリーがなくなった容器をステーションの空きスペースに差し込むと、自動で新しい充電済みのバッテリーが、にゅーっと出てきます。それをメットインの中にある、バッテリーボックスに挿入すれば、100%充電OK。ひとつのステーションの中にバッテリーが24個ありました。今後大量のスクーターが走り出すようになれば、充電中のバッテリーばかりになり、充電済みのバッテリーが不足するかもしれないですが、今のところ足りているようです。足りなくなれば、これを増やせば良い。

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ガソリンを使わず排気ガスを出さないエコ、かつ、所有しないシェアという取組みは、エポックメイキングだと思います。すべでの車両の走行データや充電・消費状況は、ビッグデータとして逐次蓄積され、今後の改善に使っていくそうです。このシステムは石垣島で評価され、全国、いや全世界に広まっていくかもしれません。

問題は、既存のルールでしょう。日本の道路交通法では、現在は、定格出力0.6kw以下が原付一種、同1.0kw以下が原付二種という扱いになっています。これが縛りになって、パワフルな電動バイク・スクーターが普及しない大きな要因になっています。既存のガソリン50ccエンジンのほうが、パワフルで航続距離が大きければ、そちらを選択するのが経済的に合理的な判断だからです。だから日本のヤマハ・ホンダをはじめとするバイクメーカーが、新規開発に本格参入していない。一方、ルールに弾力的な台湾・中国では、どんどん電動バイク・スクーターの新規モデルは開発・販売され、実績を積み上げることで、さらなる技術力が向上している。台湾ではすでに5万台?が販売されているそうです。

この構図は、かつての「失敗の本質」を想起させます。失敗の本質のひとつとしてあげられているイノベーションの欠如。すなわち日本人は自分でゲームのルールで創作することができず、既存のルールへ習熟すること目指すこと。例えば、太平洋戦争時に航空機の戦法がベテランパイロットの1対1対決から、複数対複数機に変化。既存の必勝法は常に変化しているが、既存の戦法にこだわって失敗した。また電探の価値を理解せず、成功の芽のあったレーダーの技術開発を断念させてしまったことを想起します。日本人は既存のルールで戦ったり、研究するのが得意で、職人的な作り込みが得意です。だからこそ、零戦のような傑作機を創り出したことは誇るべきですが、当時の目的は、総力戦でなく早期講和を目指し、道義国家として国際社会に復帰することだったはず。俯瞰的な視点から最終目標への道筋を作るべきでした。

そんな過去の歴史を踏まえれば、ガソリンエンジンからEVへの技術革新という時代の中で、俯瞰的に見て、既存のルール・ゲームを柔軟に変えていかねばならないはずです。石垣市・住友商事さんの活動を後押ししていきたいです。

<失敗の本質は、コチラ>
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屋外スモーキングエリア

受動喫煙対策を強化する「健康増進法の一部を改正する法律」が決まり、東京都でもすでに受動喫煙防止条例が成立しています。どちらも2020年4月に全面施行予定。これにより飲食店、オフィス、学校や病院、行政機関など多くの人が集まる場所では、必ず受動喫煙対策をとらなければならなくなりました。

ますます喫煙できる場所が限定されていっていますが、その正しい?行き先は、屋外スモーキングエリアです。たまたま池袋駅前でみかけましたが、エリア外にほとんど煙がでないのが、秀逸。それもそのはず、基本的に屋外なので排煙設備は不要、高さ3m弱の透明なアクリル板で囲ってさえあれば、煙は自然と上にいき、大気中に放出され、エリア外の人の歩く高さにほとんど戻ってこないのです。

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エリア内では、喫煙中の方がたくさんいらっしゃいました。通常の屋内の喫煙施設だと、他人の煙でもくもく、燻され状態になってしまい、喫煙者であっても不快になってしまうことが多い。しかし、ここでも屋外のメリットとして、自然通風があることで、ほとんどもくもく状態にならないのです。

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こういった屋外スモーキングエリアの施設は、基礎自治体が設置主体となることが多いようです。飲食店、オフィス、学校や病院、行政機関など多くの人が集まる場所では、基本的に完全禁煙が求められるので、それとちょっと離れた屋外にこのような施設を置くことは、かなり有用だと思います。

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プレミアム付商品券の問題 4億円配るために6億円かかる

2019.10に消費税が8%から10%に、増税されると公表されています。個人的には、税率変更によるシステム変更のスイッチングコストや、複数の税率が併走(軽減税率あり)することでその判断の手間と工数増が、社会全体に及ぼすコストは極めて大きいと思っています。また消費増税で、社会全体の消費が落ち込むと予想されており、日本経済全体に悪影響が出ると予測されています。そしてその対策のひとつが、プレミアム付商品券の発行。このプレミアム商品券には、①発行経費が莫大、②対象者が限定という、2つの大きな問題があります。

おさらいですが、この事業概要は以下の通り。
国の事業を受けて、消費税・地方消費税散るの10%引き上げが低所得者・子育て世帯(0-2才児)び消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起する・下支えするために、市が低所得者・子育て世帯向けのプレミアム付き商品券の発行・販売等を実施する。

カンタンにいうと、対象者が券面額25,000円の商品券を、20,000円で対象人数分を買うことができ、市内小売店等で、2020年3月までに消費することができるので、5,000円がオトクになるというもの。

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①発行経費が莫大
例えば人口34万人いわき市においては、いわき市内の発行総額は約20億円(最終的には全額、国の負担)です。うち、商品券分が16億円、プレミアム分が4億円です。そしてこの事業に使う予算は、約6億円。内容は、発行にかかる手間賃、対象者への郵送料、システム開発コスト等。すなわち、4億円を配るのに、6億円がかかるという、なんともまあ、コスト増の事業なんです。

この仕組みは国が事業構築した者で、地方自治体は事実上、その仕組みに乗るしか選択肢はありません。国の財源を当てにした、消費税増税対策ですが、税金の無駄遣いといわれても仕方のない事業です。これは政府がというより、霞ヶ関が事業経費等がどれくらいかかるか知らないか、あえて無視して進めたのでしょう。

②対象者が限定
消費税増税対策ならば、全国民が対象であるべき。しかし、A.住民税非課税世帯、B.子育て世帯、C.双葉郡等からの避難者しか対象ではありません。ざっくりいって、Aについては年金暮らしの世帯以外は、ほとんど対象にならない。Bは4才児以上の子育て世帯は対象外。Cはいわき市民は対象外。このように、普通に働いて、子供がいるいわき市民は、ほとんどが対象にならないというもの。

この仕組みが、ほぼ全国一律で、2019.10から開始されるのでしょう。「子供にツケをまわさない!」「税金を使って、有効な資産を将来に残す!」の信条の私にとって、とても残念な施策です。



VRゴーグル 100円

先日参加させていただいた、東日本国際大学の鎌山祭で、いただいたVRゴーグルを組み立ててみました。なんと販売価格は、1個100円でした!キャッチコピーは、「組み立てカンタン!VRゴーグル」です。amazonでも1000円しない価格で購入することもできます。

<鎌山祭2018@東日本国際大学>
http://www.mikito.biz/archives/52609898.html
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材料は、段ボールと2枚のプラスチックレンズのみ。ネジもなければセロテープさえ不要です。切り込みに合わせて、段ボールを折っていくだけで、あなただけでの専用VRゴーグルの完成です。これに、あなたのスマートフォンをセットし、VR専用の動画をYouTubeで探し、VRゴーグルをかけて再生すると・・・なんと眼前に360度立体的な映像が広がります!信じられない!

今回視聴したのは、エジプトのピラミッドに潜入し、王様の部屋に入るシーンでした。単に撮ってきた見せられるのではなく、自分が顔を動かして後ろを振り返れば、なんと後ろを見ることができるんです。その訳は、そもそもの映像が360°カメラで撮影しているから。なんとこんなハイテクな撮影・再生装置が、10万円程度のコストで実現できる世の中になっているとは。驚きとともに、知っている者と知らない者の情報格差は広がるし、その情報を利用した経済格差はさらに広がるであろうことを確信しました。

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現在のいわきサンマリーナ

いわきサンマリーナ(正式名は、小名浜港剣浜緑地)は、かつて小名浜港南東側にあったプレジャーボート専用のマリーナでした。平成6年にオープンしましたが、平成23年の東日本大震災での大津波で大きく被災し、桟橋や係留してあった碇泊中の約150艇が流失、クラブハウスが全壊。一部施設が復旧されていますが、いまだ元の姿にはほど遠く、マリーナとしての機能は失われたままです。

この優れた港湾施設を、ぜひ有効活用したい。それを私的に考えたのが、下記リンクです。

<いわきサンマリーナの活用方法は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/51876164.html
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現在は、海釣り桟橋まで、遊歩道・ボードウォークが修復・整備され、海風を感じながら散歩することができます。気持ちいいですよ。

頭上20m以上もある、迫りくる岩肌は迫力あります。自然の力はとてつもなく強大だし、それが作る光景はときに不思議なものとなります。

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現在、マリーナ用の浮き桟橋は修復されたようですが、そこへの立ち入りは禁止されています。現在のところ供用されているのは、砂浜・磯辺・釣り桟橋だけです。

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こんな砂浜で、花火やバーベキューしたら楽しいだろうに、いずれも禁止です。管理人が常駐していない場所での火気使用は、野火につながるというリスクからの判断なのでしょうが、あまりにもったいない。市外からの観光客が少ないと嘆く前に、こういったものをフル活用しないといけない。

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マリーナへのアクセス橋。これだけ巨大な専用の道路・橋を、かつては作ったわけです。巨額の税金を投じているのに、これらが全く有効に使われていないことに、いらだち・腹立ちさえ覚えます!

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堤防で守られているため、静かな波打ち際と、広い砂浜。しかし・・・そこで遊ぶ人は誰もいない。

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浮き桟橋は、しっかり修復されていつでもプレジャーボートが寄港できるように見えますが、、、なぜか立ち入り禁止となっています。残念でなりません。

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平七小@イトーヨーカドー平店

平七小は、イトーヨーカドー平店2階にある、パブリックスペースです。平中心部の小学校は、ナンバースクールと呼ばれていて、平一小から平六小まであります。つまり「平七小」とは、本来、実在しない学校名。ある意味、ジョークなのですが、こういった場所があったらいいな、という思いも込めて名付けられたようです。

中心市街地に若者が集い、新たなつながりを生み出す場所が、駅前にない。勉強やイベントを容易にできる場がない、という学生の意見から、このような場が実現しました。

実現したのは、たいらまちづくり株式会社(まちづくり団体)、学生団体コネクト(市内高校生有志)、イトーヨーカドー平店(場所を無償提供)、デザインノ風(企画・デザイン)らの団体の協力のおかげです。

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「学習&ワークショップゾーン」は教室がイメージされています。市内で廃校となった小中学校の勉強机や椅子が再利用され、まさに勉強する場所として無償提供されていました。本当に、勉強してる!黒板や世界地図もある!

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「ギャラリー&情報ゾーン」、「コミュニティー&休憩ゾーン」では、市のイベント情報の発信、市民の作品などを展示するなども設けられるそうです。平日夕方には、市内から高校生を中心に学生があつまり、勉強だけでなく、だべり、打ち合わせ、飲食等、さまざま自由に使っていました。

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このスペースができたから、今すぐまちなかに賑わいが発生し、まちが再生する!と断言するには、まだまだだと思います。しかし、交流する機会がない世代の交流が生まれ、にぎわいが増すであろうことは間違いありません。こういった取組みが、まちなかで小さく、数多くやられることで、活動するプレーヤーが増え、いわきのまちなかが賑わってきて、まちの魅力が増すということにつながっていくのではないでしょうか。

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いわき市医療センター 免震装置改ざん

産業製品メーカーの「KYB」による、地震などによる建物の揺れを抑える免震・制振装置の検査データの改ざん問題が報道されたのは、2018年10月です。報道によると、データ改ざんしたのは、2000年3月から18年9月までに出荷された「免震用オイルダンパー」と「制振用オイルダンパー」の2製品。

改ざんの疑いがあるものは、全国にある計1,000件近くあり、2018年12月開業予定のいわき市医療センターも含まれています。新病院棟に当該免震装置オイルダンパー28基が使用されているもよう。「製造に係る記録データがないことから、全て不適合製品として取り扱う」ものとされ、市としてはメーカーに対し、速やかな交換を求めています。

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しかし、開業まであと1ヶ月しかなく、事実上、交換作業に間に合いません。国土交通省からは「不適合製品を設置した施設であっても、震度6強から震度7程度の地震で倒壊するおそれはない」との見解が示されたそうで、とりあえず、そのまま予定どおり、12/25開院させるもよう。技術的・工期的な課題もあるのでしょうが、早期の対応を継続して求めていきたいですね。

<油圧機器メーカーKYBによる免震・制振装置の検査データ改ざん問題報道は、コチラ>
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000742.html
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上記写真は、2017年10月11日に開催された、新病院上棟式・現場見学会時のものです。地下に設置された、問題となっている「免震用オイルダンパー」と「制振用オイルダンパー」。当時は、まさかこれが大問題に発展するとは思いませんでした。

<総合磐城共立病院 新病院上棟式は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/50897402.html
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しかし不思議なのは、国土交通省からは「不適合製品を設置した施設であっても、震度6強から震度7程度の地震で倒壊するおそれはない」との見解。だったら、そもそもそんな厳格なダンパーの基準は不要だった(過剰なハードル設定だった)のでは?という疑問です。

確かに法令遵守・ルール遵守・コンプライアンスは、大事なことです。しかしそもそもそのルール自体の趣旨・目的が適切かつ合理的設定されていることが前提です。意味がない、もしくは時代の変遷でルールの意味が薄れてしまったものを、考えもなく、運用し続けていることのほうが問題ではないでしょうか。

<「法令遵守」が日本を滅ぼす 郷原信郎著は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/29809983.html
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浮体式洋上風力発電施設 撤去の方向

2018年10月27日の報道によれば、福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設3基のうち、世界最大級の直径167mの風車を持つ1基が、採算が見込めないため撤去される方向であることが、報じられました。当初は、実証研究として商用化を探っていました。将来的には大規模な洋上ウィンドファーム構想もありました。しかし残念ながら、機器の不具合で設備利用率が低い状態が続いていたそうです。

1. ふくしま未来(2013.11~)
1基目の2MWの固定ギア式浮体式洋上風力発電設備。発電設備は日立製作所製。浮体は三井造船製。

2. ふくしま浜風(2017.2~)
5MWの固定ギア式浮体式洋上風力発電設備。発電設備は日立製作所製。浮体はジャパンマリンユナイテッドの堺工場製。

3. ふくしま新風(2015.12~、今回発表の撤去予定対象物)
7MWの油圧ドライブ式浮体式洋上風力発電設備。この規模の洋上風力発電が浮体式で設置されるのは世界初。製造は三菱重工製、浮体は長崎造船所、タワーは神戸造船所、ナセルは横浜製作所、ブレードはドイツから調達、これらを全て小名浜の藤原埠頭で組立てが行われました。
http://www.mikito.biz/archives/41381091.html

4. ふくしま絆(2013~)66kV浮体式洋上変電所。
安定性が求められる発電所が洋上に設置されるのは、世界初。変電所は日立製作所製、浮体はジャパンマリンユナイテッド製。

福島県は2011年3月の東日本大震災・福島第一原発事故後、積極的に再生可能エネルギーの導入を進めていましたが、これに水をさす形になってしまいました。これまで発電3基+洋上変電所で合計585億円の国費が投入されており、今回撤去予定対象のふくしま新風だけでも152億円がかかっているそうです。そして撤去費用の概算見積もりは、建設費の1割程度とのこと。

安定が求められる発電・変電施設を、波風が大きく発生する太平洋の大海原に浮かんだまま設置するには、これまでにない新技術の開発と、果たして建設・運用コストが発電に見合うものかどうかが、プロジェクト開始当初から注目されていました。結果的には、風車の回転力を発電機に伝える変速機などで問題が続発したそうで、根本的な解決にいたらなかったようです。ふくしま新風の直近1年間(2016.7-2016.6)の設備稼働率は、たった3.7%(事業化の目安は30%だそうです)とのことで、これが廃止を決断する大きな要因になったと思われます。

残りの、「ふくしま未来(2MW)」「ふくしま浜風(5MW)」の実証試験は当初は2018年度に終了する予定でしたが、現在のところは当面、期間を延長して商用化の可能性を探る方針だそうです。

経産省が委託した専門家による総括委員会は、2018年8月に報告書を提出し、ふくしま新風(7MW)については、「技術的課題があり、商用運転の実現は困難」「早急に発電を停止し、撤去の準備を進めるべき」と指摘しました。報告書によると、売電収入100を得るために、運用支出が183もかかっており、収入のために1.8倍もの費用がかかっている状態です。しかもこの費用は、運用コストがメインで、設置コスト152億円は含まれていません。確かにオカネの観点だけでいえば、投資効果は薄いといわざるをえません。

<福島沖での浮体式洋上風力発電システム実証研究事業総括委員会 報告書2018.8は、コチラ>
http://ur0.link/MXZq

陸上は風力発電や太陽光発電の適地が少なくなっており、周囲を海に囲まれた日本にとって、浮体式洋上風力発電は、有望な再生可能エネルギーです。しかし陸上に比べて洋上は、そもそもその安全性・信頼性・経済性の観点が疑問視されてきました。今回の実証実験で図らずも、ふくしま新風(7MW)については、信頼性・経済性の課題が大きすぎるとの結論にいたりました。

確かに152億円も投じて、結局、商用化にいたらなかったことだけを捉えて、オカネのムダと断じることができるかもしれません。しかし、トーマス・エジソンは、電球を発明するまで一万回失敗しました。そのことをインタビュアーに「一万回も失敗したそうですが、苦労しましたね」と問われたとき、エジソンは、「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」と答えたそうです。
そうなのです。ふくしま新風(7MW)ついて、うまくいかない方法を発見した。この知見を今後にどういかすかが大事。革新的・破壊的イノベーションには、「キャズム」(Chasm、新技術への高いハードル)があるといわれています。これから、残りのふくしま未来(2MW)とふくしま浜風(5MW)の実証試験を継続し、安全性・信頼性・経済性を解決・克服できるような知恵と努力をしてほしいと思いますし、一市民としてぜひ協力していきたいと思っています。

<陸上風力の滝根小白井ウィンドファームは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48734443.html
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護国寺 明治の元勲達が眠る場所

護国寺は、東京都文京区にある寺。真言宗豊山派の寺で、正式名は神齢山悉地院大聖護国寺。都心にあるお寺ですが、歴史はそんなに古くなく、江戸時代初期の徳川綱吉は母、桂昌院の願いをうけ建立されました。そんなある意味、普通の寺ですが、なんと明治の元勲、三条実美、山県有朋、大隈重信らの墓所があるんです!

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不忍通り沿いにある、「仁王門」をくぐり、本堂にむけてまっすぐ歩きだすと、階段を上ります。その途中で、さらに「不老門」をくぐります。

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境内には、本堂のほか、多宝塔、月光殿等の多数の建物・伽藍がありました。

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護国寺の本堂(観音堂)は、当初小さいものだったそうですが、元禄時代に、単層・入母屋造りの屋根をもつ大建造物に建て替えられ、現在にいたっています。震災や空襲にも耐え、国の重要文化財指定です。

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本堂の内部は撮影禁止なので、本堂の外から、参拝がてら撮影。天井には色とりどりの絵柄が描かれていました。本堂の中は拝観が可能で、大日如来座像?、地蔵菩薩立像?、不動明王像?らが安置。

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そして!明治の元勲達が眠る場所でもあります。まずはひときわ大きな墓所を持つ、大隈重信。独立の鳥居と、塀と門でロックされた墓所でした。いわずと知れた早稲田大学創始者であり、第8代・第17代内閣総理大臣です。佐賀出身で、当時の薩長以外から初の首相。2度の首相になってからは、党内抗争と薩長の妨害等の首相おろしで、相当いじめられました。現代にも一脈、通じるところがあります。亡くなったときの葬儀は、日比谷公園で国民葬が行われた。

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そのそばに、三条実美の墓所。こちらも独立の鳥居と、塀と門でロックされた墓所。幕末の尊皇攘夷派の公家の筆頭。八月十八日の政変(薩摩藩・会津藩らが連動したクーデター)で、長州藩への七卿落ちを経験しましたが、明治政府では太政大臣を歴任した、明治の元勲です。こちらも国葬。

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維新三傑のひとり、山県有朋の墓所。上記の2人のように鳥居はありませんが、しっかりとした石塀で囲われていました。近くにある目白の椿山荘は、山県有朋の別邸だったので、こちらに葬られたのかもしれません。大隈重信と山県有朋は、生まれ年も没年も同じ、明治の元勲。しかし、大隈は肥前藩出身で山県は長州藩出身と、まず出自が違う。さらにかたや政党政治、かたや薩長政治。かたや一般市民の人気者、かたや陸軍の大物フィクサー。政争でさまざまなバトルを繰り広げたお二人ですが、死後は仲良く同じ寺に葬られているというのも、何か不思議な感じがしますね。

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敷地
 
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敷地の隣には、日本大学豊山中学校・高等学校。先日、日本大学アメフト部が悪質タックル事件スポーツマンシップから外れた悪質タックルプレーが問題になり、監督が除名処分となりました。その加害プレーヤーと監督、いずれもの出身母校らしい。もともとは真言宗豊山派に属する教育施設としてスタートしたものの、紆余曲折あって現在の日大系列付属校になったようです。平成27年築の高層校舎は、立派でした。

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デュオヒルズ平月見町 マンションギャラリー

いわき平のイオンいわき店・スーパー一二三屋の隣接地で、15階建て56戸の高層マンションの建設が進んでいます。企画・販売会社は、フージャーズコーポレーション。この会社はいわきではなじみがありませんが、東日本大震災後に、
第1弾「デュオヒルズいわきザ・レジデンス(平字堂根町の竹林病院跡地)2016年3月、15階建て122戸
第2弾「デュオヒルズいわきザ・アーバンレジデンス(イトーヨーカドー隣接地)2018年8月、14階建て52戸、の2棟を立て続けに完売。同社の第3弾です。ちなみに第4弾もいわき駅前に計画中であり、グランフォセットシリーズとともに、一気にいわきのマンション市場のキープレイヤーです。

<グランフォセットは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/33214577.html
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グランフォセットにしても、デュオヒルズシリーズにしても、いずれも14~15階の高層マンションです。高さ45mを超える部分になると建築基準法や消防法などの規制が厳しくなることから、経済的な観点で、14/15階建になるケースが多いようです。

いわきでは駐車場付置率が100%を超えるケースもありますが(全戸に1台の駐車場)、スーパー一二三やまで徒歩1分、いわき駅までも徒歩圏ということから、あえて駐車場を敷地内に全戸分用意していないそうです。

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全戸南向き。南側には一二三屋とイオンがありますが、4階以上からは四方の視界を遮る建物が何もなく、ビュー(眺望)や採光・通風は、最高でしょう。

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最も気になる価格帯ですが、2LDK~4LDKで、3700~6000万円くらいだそうです。坪単価で190万~230万円程度。ちょっと前の首都圏のマンション相場並ですね。少なくとも20才代の若いカップルが住宅ローンを組める水準を、はるかに上回っています。いわき地区だと、郷ヶ丘・いわきニュータウン等の住宅エリアで、一戸建てと競合する価格帯。若い世代というよりも、クルマを必要としない壮年世代の方々に受け入れているようです。また早急に住宅を必要とする世帯(例えば、双相地区からの長期避難者等)のニーズは、まだあるようです。
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24時間ゴミ出し可能、草むしりや廊下の掃除、建物管理不要のマンション生活に慣れてしまうと、一戸建ての生活には戻れなくなってしまうのかもしれません。

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いわき平地区の地盤は、実は、弱い。2~3階建て等の建物は問題ありませんが、10階を超える高層マンションを建てる際には、地下40mにも及ぶ岩盤層にまで基礎杭を打ち込まなければならないそうです。地震に対して揺れやすい地盤といわれていますが、一方、震度6弱を記録した東日本大震災でも、この平地区は(他の地区と比べて)比較的大きな建物損壊被害は少なかったことから、地震の影響予測はいかに難しいかということがわかります。

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フージャーズコーポレーションさんは、全国にマンション販売を手がける会社ですが、いわきに貢献する活動を積極的に行っています。いわきの代表するスポーツイベントである、ツールドいわき等に協賛し、イベント当日の人的応援もいただいていて、大変ありがたいです。

<ツールドいわき2015は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45881002.html 

自民党総裁選 候補者の主張は自民党HPにて

自民党総裁選の投票用紙が、自宅に郵送されてきました。日本の総理大臣を市民が直接選ぶことはできませんが、党員は自民党総裁を直接選ぶことはできます。事実上、総理大臣を直接選べるのです。そう考えると、この投票はものすごく重い。

ちなみに党員投票の有権者は、平成28年と平成29年の党費・会費を納入した党員、及び自由国民会議会員、国民政治協会会員だそうです。投票の際に参考にする情報としては、紙媒体の「自由民主」のほか、自民党ホームページの特設サイトがあり、そこで所見発表演説会や候補者共同記者会見、公開討論会等が、ネットで自宅からでも見れるようになっていて、情報量としてはかなり充実しています。

<自民党HP特設サイトは、コチラ>
https://www.jimin.jp/election/results/sousai18/
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同時期に、自民党党員に送付されてきている「自由民主」。総裁選特集となっていて、いわゆる選挙公報のスタイルに近い。安倍晋三氏・石破茂氏の主張が1面全面に記載されていて、情報量はかなりなものです。動画ビデオやQRコード等もあり、いまどきです。

日程:
9/7 告示・候補者届出受付
(北海道地震災害により、9/9までの3日間総裁選活動自粛)
9/10 候補者所見発表演説会・候補者共同記者会見
9/19 党員投票締切
9/20 開票・議員投開票

総裁選については、マスコミ等をはじめとしていろいろ報道がなされていますが、まずは、候補者が出している情報等をしっかりみてからコメントしてもらいたいものです。コメンテーター?が公開されている情報も見ずに、公共の電波・新聞を用いて報道するのは無責任でしょう。私も自分の意見を持つために、出された情報はきちんと理解しておくつもりです。

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小中学校エアコン導入問題と地方議員の憂鬱

今年の夏は例年になり猛暑であった。来年以降も夏の猛暑が続くことは否定できない。政府は来年夏までに全ての公立小中学校にクーラーを設置するため、予算措置を図る方針を固めたとの報道がなされた。秋の臨時国会への平成30年度補正予算案を提出することが想定されている。
児童・生徒の健康維持、学習意欲や集中力の向上のために、学習環境の整備の一貫としてクーラー設置は良い方向性だ。これまでは、いわき市は東北地方と言葉のイメージから自ら涼しい地域と自ら思い込んでいて、小中学校教室へのクーラー設置に積極的でなかった。しかし、気候の状況や政府の方針も踏まえて、いわき市としても全ての公立小中学校にクーラーを設置する方向性で調査検討を開始した。小中学校を所管する基礎自治体の議員として、また小中学生の子を持つ親としては、諸手を挙げて政府・いわき市の方針発表を歓迎したい。一方、地方の財政を考慮すると課題が多く、地方議員の立場で大きな憂鬱、ジレンマを感じている。

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課題1:初期コスト
市内小中学校数は100校あまり、すべての学校教室に設置には総額約70億円を要すると見積もられている。対象とする通学する児童生徒は約2.5万人なので、一人あたり約28万円の負担に相当する。それだけ多額の設置コストが発生する要因は、当初の学校建物自体がエアコン設置を想定しておらず、単純に家庭用のシンプルな室外機と室内機を設置すれば良いというものではないからだ。一例を挙げれば、キュービクルという大容量の受電設備を新規に設置する必要があり、また専門の設備設計や躯体への新たな配管・配線等も必要となる。
これまでは、このような設備改修コストについては、国が1/3、基礎自治体が2/3(起債措置あり)負担するルールであった。今回の政府発表は、この国の負担率を大きくする(もしくは全額負担する?)ものと見られているが、日本全国対象では巨大な金額になるはずであるので、どれだけ政府・自治体が負担できるものか、財源をどうするのか等、細部については今後注目していきたい。

課題2:運営コスト
さらに、エアコン運転のための夏期・冬期の電気料金が追加的に発生することは自明であり、将来的なメンテナンスコストや設備更新も必要となる。現在は、公立小中学校の電気ガス水道等の運営経費は、基礎自治体の負担となっているが、それが大幅に増加(ヒアリングによると夏期電気代が4割程度増とのこと)することとなり、設置後、毎年の財政を圧迫していく。これが自治体経営の将来の自由度を狭めていくことは明らかである。

課題3:設置時期
マスコミによれば、「来年夏までに全ての公立小中学校にクーラーを設置」との報道であるが、そのスケジュール感があまりに現実的でない。理由のひとつは上記のような巨大な予算を単年度の補正予算で組むほどの財源は見当たらないこと。現実的には、政府は平成30年度の補正予算で全体の一部を措置し、翌年度以降に大なたを振るって新規に財源確保することになるであろう。そしてその財源で複数年度の教育予算を増額していくことになろう。もう二つ目は、工事業者の手配だ。学校の設備設計は、大規模で工事数が少なく、また複雑なことから、一定の規模を持つ工事業者に設備の設計・施工が求められる。そういった工事業者は市内に限られること、また一年間ですべての小中学校100校あまりに施工することは、技術的・人工的な観点からも困難である。したがって、全校へのクーラー設置完了は少なくとも平成32年度以降になると個人的には感じている。

結論:
全ての小中学校にクーラー設置するという方針は、大きく賛同する。個人的は、日本を将来を背負う人財育成のため、ここに投資しないで何に日本の予算を投じるのかとさえ思う。一方、クーラー設置だけが教育環境の整備ではないはず。人財育成のため全体として何に投資配分していくのか、それで本当に日本・自治体が持続的な成長を遂げることができるのかという長期的・俯瞰的な視点が必要だと思う。「暑いから今すぐにでもクーラーがあれば良いね」、という近視眼的に飛びつく発想は危険であろう。

終戦の詔書 改めて読んでみた

全文「終戦の詔書」を改めて読んでみました。当時の開戦・終戦に到る陛下の認識がわかる貴重な資料だと思います。マスコミや教科書で教えられてきたのが「第二次大戦は、日本軍の暴走で起こされた」「日本が他国を侵略してきたことに反省すべきだ」等等。この詔書をよく読んで当時の世界情勢と日本の置かれた立場に思いをいたせば、その認識は、ちょっと違うのでないかと改めて思うのです。
 
朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ体セヨ

御名御璽
昭和二十年八月十四日
内閣總理大臣 男爵 鈴木貫太郎
海軍大臣 米内光政
司法大臣 松阪廣政
陸軍大臣 阿南惟幾
軍需大臣 豊田貞次郎
厚生大臣 岡田忠彦
國務大臣 櫻井兵五郎
國務大臣 左近司政三
國務大臣 下村宏
大藏大臣 廣瀬豐作
文部大臣 太田耕造
農商大臣 石黒忠篤
内務大臣 安倍源基
外務大臣兼
大東亞大臣 東郷茂徳
國務大臣 安井藤治
運輸大臣 小日山直登

 私は、深く世界の大勢と日本国の現状とを振返り、非常の措置をもって時局を収拾しようと思い、ここに忠実かつ善良なあなたがた国民に申し伝える。
 私は、日本国政府から米、英、中、ソの四国に対して、それらの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した。
 そもそも日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することは、代々天皇が伝えてきた理念であり、私が常々大切にしてきたことである。先に米英二国に対して宣戦した理由も、本来日本の自立と東アジア諸国の安定とを望み願う思いから出たものであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。
 ところが交戦はもう四年を経て、我が陸海将兵の勇敢な戦いも、我が多くの公職者の奮励努力も、我が一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転していないし、世界の大勢もまた我国に有利をもたらしていない。それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原爆)を使用して、しきりに無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至った。
 なのにまだ戦争を継続するならば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう。このようなことでは、私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したら良いというのか。これこそが、私が日本国政府に対し共同宣言を受諾(無条件降伏)するよう下命するに至った理由なのである。

朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス

 私は、日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しては遺憾の意を表せざるを得ない。日本国民であって前線で戦死した者、公務にて殉職した者、戦災に倒れた者、さらにはその遺族の気持ちに想いを寄せると、我が身を引き裂かれる思いである。また戦傷を負ったり、災禍を被って家財職業を失った人々の再起については、私が深く心を痛めているところである。
 考えれば、今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。あなたがた国民の本心も私はよく理解している。しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。

朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ

 私は、ここに国としての形を維持し得れば、善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民と共に過ごすことができる。もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が最も強く警戒するところである。
 ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。
 あなたがた国民は、これら私の意をよく理解して行動せよ。

イオンモールいわき小名浜 売上が上がらない原因

先日、イオンモールいわき小名浜の最大の課題は、「駐車場」というブログを書きました。しかし、課題は、それだけではありません。今後の売上げが、当初の見込み通りにならない可能性が高い。

<イオンモールいわき小名浜 最大の課題は駐車場不足は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/52113886.html
2018-05-27 08.14.53

まず、県内最大規模のモール、いわき初のH&M、大規模シネコン等の魅力的な施設により、大変な人出で嬉しい悲鳴が上がっています。またこれで今までイオンモール水戸内原まで行っていたのが、いわき市内で済むという声も聞かれます。地元高校生(小名浜高校・小名浜開星高校等)の通学帰路の立ち寄り場所、たまり場所、デートスポットになっているようです。一消費者として、こういった買い物便利、エンタメ充実、賑やかスポットの出現はとても嬉しく思います。

一方、イオンモールいわき小名浜の今後の売上げは楽観的ではありません。その理由は、駐車場の他には、以下の3点。

①イオンモールいわき小名浜は、東方向と南方向の2方向が太平洋であり、ターゲットとなる顧客が、通常のモールに比べて(距離が同じならば)半分であること。また南にはイオンモール水戸内原という巨艦店があり、北茨城市から南の顧客は見込めない。北は福島第一原発の帰宅困難地域がありいわき市から北の顧客は見込めない。西は、阿武隈高地が広がり小野町以西の顧客は見込めないのです。すなわち商圏は、ほぼいわき市内のみ。開業当初は、一度は足を運ぶ市民は多いと思いますが、その中で、何割を月に数回来てくれるリピーターとできるか。飽きやすいいわき市民の気風を考慮すると、開業当初の賑わいがずっと続くと考えるのは、楽観的過ぎると思います。

②いわき市内は、商業小売の大店舗が複数存在し、すでにオーバーストア状態であること。いわき市内では大規模店舗の面積当たり売上げが、ずっと減少傾向にあり、これはイオンモール出店前から続いています。市内にはエブリア鹿島店、イトーヨーカドー平店があり、食品スーパーとしてはスーパーマルトが多数あります。あえてイオンモールに生鮮品を頻繁に買い物に行くのは、近隣の小名浜地区に限られ、他の地区からは週末のみの訪問となるでしょう。

③訪問目的が、「新店を見てみたい」「話題の場所を一度は訪れたい」という層が多く、他のイオンモールのような「ファにリーでモール内で滞在し、買い物だけでなく、エンタメや飲食でもオカネを落とす」という層が少ない。そうした中では、モール内に客はいるものの、なぜか各店舗の売上げが上がらないということが起きてしまいます。

呑食ちょうちん横丁 東京大塚

東京大塚で、古民家十棟丸ごと東京大塚のれん街として再生中です。めざすは、日本のサンセバスチャン。サン・セバスティアンはスペイン北部バスクの地方都市で、バル(小皿料理であるタパスを出すまちの居酒屋)巡りの聖地といわれています。もともと美食の街として知られていましたが、タパスを「小皿の芸術」と称されるまで洗練させたことで有名。

バルは、既存の居酒屋や古民家を改装したもので、今月から、「魚屋 みらく劇場」「名匠 たこ焼き 上木屋」「やきとん筑前屋」「素揚げ酒場 パリパリ」「ホルモン焼肉 皐月」「志田熟成鶏十八番」「アガリコ餃子楼」「大塚 魚寿司」の各店舗が営業を開始しています。

<新宿の古民家再生は、コチラ>
http://www.hobo-shinjuku.com/
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店名には、「いろはにほへと」のマークが付されていて、現在は、「る」の大塚 魚寿司まで増殖中です。どこまで続くのかも興味深いですが、なぜか「は」と「ぬ」が歯抜けになっているのは、用地買収が予定通り進まなかったからでしょうか・・・

この再開発を仕掛けているのが、恵比寿にある株式会社Good market & shopsさん。日本全国に「牛タン」「牡蠣」「肉バル」等をキーワードに飲食店のグループ店舗 14店舗、コラボ店舗 24店舗を展開する元気な会社です。新宿や姫路でも、同一エリアの複数の古民家を再生し、味わいのある飲食店街に変貌させています。

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これらの店舗のオーナーは、地元豊島区に拠点とする山口不動産さんです。Being Association「ba」を旗印に、ba01が大塚駅前の星野リゾートomo5(泊まる場),ba02がこの大塚駅前の呑食ちょうちん横丁(集う場)、そしてこの夏にはba03としてマンション建設(住まう場)を展開中。

それにしても行政からの支援は一切無し、都市計画も特別な指定はなく、通常の民間開発だけ(いわゆるリノベーション)でまちづくりをしつつあることは驚きでした。一店舗目の「い」は、魚屋 みらく劇場さんです。

<baブランドについては、コチラ>
https://ba-dev.jp/brand/?lang=jp
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建物・店舗自体は、古くさく昭和の香りがプンプンしてます。「ほ」「へ」「と」の店舗は、三軒連ねる連担長屋。

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「に」は、やきとん筑前屋さんです。

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「ろ」は、名匠 たこ焼き 上木屋さん。1街区のほとんどが、この呑食ちょうちん横丁で占められていました。これらを仕掛けている山口不動産さんは、星野リゾートomo5のオーナーでもあることから、ba01、ba02、ba03の相乗効果を当然、狙っての事業化でしょう。相当多額の投資でもありますが、まちの生き残りと再生を兼ねたこの取組みには、注目していきたい。いわきでも、リノベーションのまちづくりのひとつとして、平まちなかの大工町公園前でCafe ichiの取組みが始まっています。

<Cafe ichi 託児スペースのサンドイッチカフェは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/51697960.html
2018-05-25 13.24.10


 

いわきサンマリーナの活用方法

いわきサンマリーナ(正式名は、小名浜港剣浜緑地)は、かつて小名浜港南東側にあったプレジャーボート専用のマリーナでした。平成6年にオープンしましたが、平成23年の東日本大震災での大津波で大きく被災し、桟橋や係留してあった碇泊中の約150艇が流失、クラブハウスが全壊。一部施設が復旧されていますが、いまだ元の姿にはほど遠く、マリーナとしての機能は失われたままです。

寒流と暖流の交わるいわき沖はカジキ釣りに適しており、このいわきサンマリーナは、カジキトローリングのメッカで、東北最大級のビルフィッシュトーナメントが開催されていました。また平成7年の第50回国民体育大会(ふくしま国体)では、ヨット競技会場にも選ばれました。

当時の管理・運営は、県や市、民間機関・団体で構成する第三セクター「小名浜マリーナ(株)」でしたが、東日本大震災の影響により平成23年に解散しています。マリーナの総面積は15.1ha(陸域3.1ha、水域12ha)で、陸上保管を含めてクルーザーやモーターボートなど351隻が係留・保管できる東北屈指の誇れるマリーナでした。

大震災後には、徐々に県によって旧マリーナの防波堤や桟橋などの復旧工事が行われ、平成28年に緑地や海上遊歩道、釣り桟橋など施設の一部が一般開放されました。さらに平成30年に入り、メイン桟橋    ・一時係留浮桟橋・ディンギー桟橋・ディンギーヤード等が供用開始され、のんびりと休日を過ごすことができます。しかし、桟橋利用は制限中であり、かつての誇れるマリーナの姿はありません。

漁業権の設定もなく、防波堤で守られたこの水面を、活用しない手はありません。当面は、磯遊び等の利用になるでしょうが、マリンスポーツの拠点としたい。例えば、BBQやキャンプ、トライアスロンのスタート・ゴール会場、ちいさなボートやたらい漕ぎ競争等、いろいろできるはず。そうでなければ巨大な海水魚の釣り堀にできないか。課題は、港湾管理者である福島県港湾管理事務所がそれらの活動を積極的に支援するかどうかです。ぜひ福島県は管理を民間事業者に委託してもらいたい。当該民間事業者が、民間ならでは自由な発想をし、利用促進につなげる施策を次々を行うことで、実質的な利用が進むはずです。プレジャーボートの利用が増えてくれば、将来的には、かつておこなわれていたビルフィッシュトーナメントの開催です。

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崖の上に立つ小名浜オーシャンホテル。この地は、天然記念物ウミウの繁殖地である照島からも近く、かつての「照島ランド」という遊園地があった地でもあります。

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原則、立ち入り禁止区域とされている、消波ブロックの剣浜突堤。

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突堤の先端には、何人かの釣り人の姿がありました。釣果は???のようでしたが、運が良ければクロダイが釣れることもあるそうです。マリーナ内にも釣り桟橋はあるのですが、いかんせん水深が浅すぎで、本格的な釣り人にとっては物足りないようです。

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アニサキス食中毒について私見

アニサキスによる腹痛が、カツオ刺身を中心に市内で話題になっていますが、、、以下、私見です。
結論:アニサキスによる腹痛は食中毒処罰の対象とすべきでないと思います。そもそも魚介類に寄生するアニサキスは自然界にいる虫です。神代の時代から魚の腹の中にいるものであり、そもそも刺身という料理形態はゼロリスクではありません。行政の食中毒処分の現行運用にも矛盾があります。カツオにいたアニサキスで腹痛が起きたとき、カツオを刺身を提供した販売店は処罰対象で、カツオのサクを販売する鮮魚店は食中毒の対象ではありません。
食に関しては、自然界放射能や残留農薬・化学肥料・遺伝子組替農産物等も含めれば完全にゼロリスクはなく、行政がいたずらに販売店を処罰するのではなく、適切な情報を開示していく方向にもっていくべき。そして消費者自ら考え行動すべきではないかと思うのです。いかがでしょうか?

2018-06-07 06.09.03

今週に入ってからも、いわき市保健所からマルトSC岡小名店のアジの握り寿司から、アニサキスが発見されて、営業停止1日間の処分の発表がありました。本来ペナルティは、過去の行動に対する制裁というよりも、将来の再発防止の観点で行われるべきだと思います。

http://bit.ly/2JV7XT6
2018-06-07 06.21.44

2018-06-07 05.56.03

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元寇の歌 国語・音楽・歴史・道徳の複合学習

「元寇」は、明治時代でに発表された軍歌です。元の襲来(元寇)をテーマにした歌で、あの大正天皇も愛唱していたそうです。なるほど、一度歌ったら、そのメロディーは頭に残像として、どうしても残ってしまう!!!作詞・作曲共に永井建子(ながいけんし)。この方は、陸軍軍人・音楽家・作曲家・陸軍軍楽隊士官という多彩な方だったようです。軍歌というと、何かと毛嫌いする方がいるけれど、蒙古の襲来を撃退した鎌倉武士の活躍を題材にした歌について、反対する人はいないでしょう。仮にいるとすれば、国亡論者(憲法9条守って国破れたり。国破れて9条あり。を現実にしたい方々?)ではないか。

<元寇の音源は、コチラ>
https://youtu.be/C36pDA8u-EE
20170320235851

その歌詞が奮っています。こんな歌詞を小学生がそらんじて歌っていたら、誘拐犯がそんな子どもを誘拐しようなどという気持ちになるはずはありません。こういった歌を、ぜひ復活したい。歌詞をそらんじることで、こどもたちが自然と日本人としてのアイデンティティや誇りを持つことができます。これこそ日本人としての国語・音楽・歴史・道徳を一緒に学べる複合学習でしょう。新渡戸稲造が著した武士道や、大和魂の精神も自然と体得できるはず。

<武士道 The soul of Japanは、コチラ> 
http://www.mikito.biz/archives/51289814.html

一、(鎌倉男児)
四百余州(しひゃくよしゅう)を挙(こぞ)る /十万余騎の敵 /国難ここに見る /弘安四年夏の頃 /なんぞ怖れんわれに /鎌倉男児あり /正義武断の名 /一喝して世に示す

二、(多々良浜)
多々良浜辺の戎夷(えみし) /そは何 蒙古勢 /傲慢無礼もの /倶(とも)に天を戴かず /いでや進みて忠義に /鍛えし我が腕(かいな) /ここぞ国のため /日本刀を試しみん

三、(筑紫の海)
こころ筑紫の海に /浪おしわけてゆく /ますら猛夫(たけお)の身 /仇(あだ)を討ち帰らずば /死して護国の鬼と /誓いし箱崎の /神ぞ知ろし召す /大和魂(やまとだま)いさぎよし

四、(玄海灘)
天は怒りて海は /逆巻く大浪に /国に仇をなす /十余万の蒙古勢は /底の藻屑と消えて /残るは唯三人(ただみたり) /いつしか雲はれて /玄界灘 月清し

戊戌(つちのえのいぬ) 十干と十二支の組み合わせ

今年、平成30年(2018年)は、戊戌(つちのえ いぬ)。そもそも干支(えと)とは、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数詞です。十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類。これに、五行思想に基づいた「木・火・土・金・水」を更に陰陽二極に分けた、十干と呼ばれる「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)」の10種類と組み合わせ、合計60通りが作られます。すなわち、甲子(きのえね)→乙丑(きのとうし)と順番に進み、壬戌(みずのえいぬ)→癸亥(みずのとい)で一巡して最初の甲子にもどる。一巡は、60年かかることになります。

これは、日本の暦を始めとして、時間、方位などに用いられてきました。還暦が60年に設定されているのも干支のサイクルが60年だから。戊辰戦争の「ぼしん」も干支のひとつですね。また、甲子園球場は大正13年(1924年)に完成したので、「甲子(きのえね)」の年にちなんで、その名前が付けられたらしい。

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大先輩から、伊勢神宮のお土産に、戊戌(つちのえのいぬ)の素焼きの置物をいただきました。その名も五十鈴(いすず)。伊勢神宮のそばを流れる五十鈴川の上流の清らかな土を使った焼き物です。実際に鈴になっていて、振ると鈴音がします。鈴に言葉をかけているが、良いですね。

<伊勢神宮参りは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/31774680.html
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本来は、十二支も十干も生命の成長サイクルがあり、十干は生から死を十段階に、十二支は十二段階にそれぞれ分割し、それら2つの異なる成長サイクルを組み合わせて、その関係性によって万物の生命の理を表現するという説があります。

そういった見方では「戊戌」の年は、「土の陽」で「比和(ひわ)」というのにあたるのだそうです。その意味は、今年は、良いこと、悪いことがはっきり分かれる年になるんだそうです。それぞれの人の思いや努力が、そういう形になるということでしょうか。

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磐城平城の裏門!@性源寺

いわきの長橋にある性源寺の山門には、なんと!磐城平城の裏門が移設されています。裏門は、現在の鷹匠町や柳町方面に近く、平城本丸の隅図櫓、櫛形櫓に直通する門であったそうです。裏門の名前の由来は、弓櫓下の裏の門ということのようです。

<性源寺は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/51324020.html

磐城平城は戊辰戦争の落城時に、火を掛けられたため、現存する櫓・門は少ない。私が把握しているものとしては、民間に払い下げ、移築された才槌門や、部材として解体され市の収蔵庫に保管されている長橋門等、本当に数少ない。その中で、この裏門が残っているというのは、本当に貴重です。磐城平城本丸跡地の城跡公園計画では、ぜひこのようなホンモノの門を、移築・想定復元してほしいと思います。

<磐城平城 才槌門は、コチラ>
<磐城平城 不明門は、コチラ>
<磐城平城 長橋門は、コチラ>

弾痕が残る山門は、元、平城の裏門であり、戊辰戦争の折、西軍の銃砲撃を受けて弾痕跡が誕生したものでありますが、同城陥落の後、ここ性源寺に移築したものとの事でした。

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性源寺には、戊辰戦争で戦死した官軍の藩士22名が埋葬されたそうです。藝州藩10名、因州藩6名、長州藩2名、伊勢藩2名、岩国藩1名、下総藩1名。これらは性源寺の過去帳(埋葬時の戒名を付けるときに必ず記載し、記録もの)で確認されたもの。官軍が接収した寺だけに、官軍兵士しか葬られていないところも、興味深いですね。

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月面探査ギャラリートーク プルトニウムの宇宙開発利用

月面探査に関しては、Googleがスポンサーの世界初の月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」が盛り上がりつつあります。賞金総額は3000万ドルのこのレースでは、「ロケットの打ち上げ」「月面への着陸」「月面の探査」という3つの大きなミッションクリアが必須条件。

日本からも民間による宇宙開発を目指しているチームHAKUTOが、SOLATOという探査機を乗せたロケットを年明けに打ち上げが予定しています。ひょっとすると、一番乗りを達成するかもしれません。

1960年代にアメリカがアポロ計画を立て、巨額の研究開発投資を行い、ついに1960年代にアメリカが有人月面着陸に成功しました。それから、技術革新・進歩が大きく進み、ロケット開発・打ち上げ費用が劇的に低減しています。さまざまな惑星等(月を含む)に対して、調査ロケットが打ち上げられ、詳細なことがわかってきました。その意味で宇宙開発は、劇的に進歩しているといえるわけです。

一方、アポロ計画が終わって以来、なんと12人しか人類は月面に降り立っていません(ちなみにすべてアメリカ人)。その理由は、チリ一つない真空空間から遠く観察するのと、実際に物理的に着陸して、砂・ダストにまみれながら、ハードな環境で観察するのとでは、てんで比較にならないくらい調査が困難だからです。

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そういったお話を、東京大学の宮本英昭先生が話してくださいました。氏は、月の調査の次のステップである、火星の調査を計画・研究されている第一人者です。今回の企画・展示は、東京大学総合研究博物館スクール・モバイルミュージアムとして、東大工学部システム創成学科の学生が中心となり、同・宮本英昭研究室が監督して実施しているそう。
 
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月面の移動では、舞い上がるダスト・砂対策が必須です。月面調査機器の開発現場では、新しいアイディアの探査装置が次々と検討されているそうです。この展示会では月面を模擬した砂場のような土砂プールが用意。ラジコンモデルで、いかに砂地での移動が難しいかを体験できます。さらにすすんで、小中学生を含めた若い世代が、自由な発想から今後の月・惑星の探査機について考えられるように、自分のラジコンカーを持ち込むことも可能だそうです。

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現在でも圧倒的な予算規模で、アメリカが宇宙開発を進めているそうです。宇宙開発探査機の大きな課題のひとつが、太陽光の当たり具合により、摂氏プラス100℃~摂氏マイナス100℃に変化する、機体の温度管理・対策です。熱膨張・収縮だけでなく、精密機器を過酷な温度差の中で正常に動作させるのは、かなり難しいそうです。それに対応するためアメリカの探査機は、継続的に発熱するプルトニウムを積むことがある。すなわちプルトニウムは、何もしなくてもその崩壊熱で、一定の熱量を出し続けます。そのプルトニウムを観測機器に搭載しておくだけで、一定の温度に保つことができるというわけです。宇宙開発のために、ロケットでプルトニウムを宇宙に向けて飛ばしているという事実。ボイジャー1号、土星探査機カッシーニ、木星探査機ガリレオ、火星探査のキュリオシティーのいずれもプルトニウム238を燃料にしています。

キュリオシティーの電池にはおよそ4.5キログラムのプルトニウム238燃料が含まれているそうです。仮に打ち上げ失敗&爆発ともなれば、全世界にプルトニウムが拡散するリスクがあります。それを考慮しても、宇宙開発を優先するアメリカ、それを黙認する宇宙科学技術の人たち。なぜ(左系の)マスコミは、こういう点を大きく報道しないのでしょうか。わかっていない・勉強していない・情報収集していないということ、もしくは、見えない力を忖度しているのでしょうか。

日本の宇宙開発を加速化するためには、プルトニウムの利用を含めた研究開発が必要です。核・ウランの利用に関しては、日本のマスコミは異常に毛嫌いする傾向があります。一方、それを積極的に利用して、宇宙の研究開発を、どんどん進めている国がある。その技術格差が埋まらないような位、差が付いてしまったときにはどうにもなりません。安易なフレーズやお題目にとらわれず、長期的な視点で戦略的に国の利益を考え、行動していくことこそが、持続的に国を守ることができる、唯一の方策だと思います。

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(仮称)磐前県を復活できないか!?

幕末から明治維新にかけて、かつて、「磐前県(磐前懸 いわさきけん)」が存在していました。いまの福島県浜通り地方です。1872年1月に設置、その後福島県へ統合されてしまい、1876年8月に廃止になり、4年あまりしか存在しなかった県です。磐前県の県庁所在地は平(たいら)でした。そんな磐前県を復活できないものか。

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考えてみると、福島県は浜通り・中通り・会津地方それぞれに気候も歴史・文化・食習慣も別で、地勢的・距離的にも一体感に薄いです。浜通りはむしろ茨城県の沿岸と、気候・文化・食習慣等の親和性が高い。これは、現代のいわき人が、映画を見るのにひたちなかへ行き、デパートの買い物は東京銀座に行き、行動範囲にそもそも郡山や福島は選択肢に入っていないことからも伺えます。再度、歴史を振り返り、浜通り地方(いわき市及び双葉8町村ほか)は、団結して福島県から独立し、再度、「磐前県を復活」すべきではないか。

未来会議 vol.17「浜通り合衆国〜富岡D.C.首都宣言。大体中央で集まってみる。」なんて冗談とも本気ともとれる催しが、開催されたようです。
http://bit.ly/2CQgIJQ

東日本大震災での福島第一原子力発電所の災害をきっかけに、福島県の農林水産物の買い控えを含む、風評被害が伝えられています。会津地方は距離的にも文化的にも全く関係が薄く、原発事故を起こした浜通りのアクシデントを原因とする風評被害に苦しむのは、会津地方の方々に全くもって申し訳ないと思います。ここで仮に、原発立地地域である浜通りの磐前県が、現在の福島県から切り離されれば、会津地方(及び中通り)は風評被害から離脱できるのではないか。また福島第一原発及び、その周辺の帰還困難地域、放射線量が極めて高い地域等のほとんどが磐前県にあり、政府としても原発事故対応するためのくくりとしてのメインの県という位置づけがしやすいのではないか。浜通りとしても、政府からの復興予算配分を受ける際に、福島県をいったん経由して浜通りの市町村へ再配分を受けるよりも、政府から直接磐前県へ予算配分を受けた方が、スピード感を持って事業が執行できるのではないか。

いま、浜通り(いわきや南相馬を含む)では医療人材の不足が深刻です。仮定の話ですが、磐前県が県として独立すれば、一県一医大構想が意味を持ってきます。すなわち1973年に閣議決定された構想で、当時医学部のなかった県に医科大学(医学部)を設置する構想で、それに基づき、無医大県が解消されました。当然、それに従えば、磐前県も医科大学(医学部)を保有する必然性があります。そうです、いわき(浜通り及び茨城県北部地域)に医学部が新設され、地元出身の医師を毎年100名近く生み出すことができるはずです。

<いわきへ医学部誘致活動は、コチラ>

歴史を振り返ってみれば、日本で初めて西洋式の野戦病院であり、その後も市民の救護に当たった日本初の病院が、いわき平長橋町の性源寺に設置された「奥羽出張病院」です。そんな歴史のある地域にもかかわらず、現在の現代地域医療が崖っぷちにたたされています。どういう因果でしょうか。もう一度、先人たちの歩みを振りかえって、われわれの立ち位置を確認すべきだろうと思うのです。

<奥羽出張病院は、コチラ>
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国民所得を80万円増やす 藤井聡著

はじめて、内閣官房参与 藤井聡氏の生講演を聞く機会がありました。歯に衣を着せないダイレクトな物言いの中に、しっかりとした根拠と論理的背景、そしてさまざまな経済学者(ノーベル賞のJ.スティグリッツ、P.クルーグマンら世)とのディスカッションを通じて得られた強い信念を感じました。

氏の提言の結論は、積極財政によるデフレ脱却戦略。規律ある財政政策、デフレ完全脱却で「GDP 600兆円=国民所得80万円増」を達成すれば、日本経済は必ず復活する、というもの。具体的には、増税は延期して同時に、年間10~20兆円規模の徹底的な財政政策を展開し、まずはデフレから完全脱却させる。その過程で「600兆円経済=国民所得80万円増」を実現し、同時に「財政健全化」、その後の「持続的成長」を目指す、というもの。安倍晋三首相も、「日本経済再生に必要な、具体的かつ実践的な提案だ」とコメントを寄せています。

序章 「600兆円経済」は難しくない
第1章 スティグリッツとクルーグマンが主張した「積極財政」
第2章 「デフレ」は社会心理現象でもある
第3章 「日本破綻論」という完全なる虚構
第4章 「プライマリー・バランス目標」が財政を悪化させている
第5章 「出口戦略」と「ワイズ・スペンディング」
第6章 「公共事業不要論」というデフレの鬼っ子
終章 アベノミクスを成功させる「5つの提案」

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そもそも何故「失われた20年」になってしまったかというと、行き過ぎた資本主義・自由主義が根本にあります。
①投資や消費が冷え込んでしまい、モノが売れない
②全体的な価格が下がる
③消費財の価格下落は消費者にとって一瞬助かるが、消費者を雇用する企業の収益も下がるので給料も下がる
④給料が下がるので買い物を控える
⑤ますますモノが売れなくなる
⑥ますます価格が下がる
⑦上記の悪いスパイラルから抜け出せない・・・
⑧供給側の論理で、過当競争が続き、中小企業は廃業していく・・・
 
なぜ、神の見えざる手により全体最適が図られるはずの、自由主義・資本主義がうまく機能しないのか。この流れを変える主体は、「政府」です。しかし、自由主義・資本主義が良しとする小さい政府だと、政府が積極的に支出することが許されず、以下の主張がなされてきました。
  
1. 日本破綻論
「日本の借金は増え続けており、今やGDPの2倍の水準に達している。国民一人当たりの借金は、数百万円の水準にも達している。そのうち日本も、ギリシャのように、あるいは夕張のように破綻してしまう恐れもある。それを避けるためにも、積極財政がどれだけ必要でも、やらないほうが国のためなのだ」
 
2. プライマリー・バランス論
「日本の借金はGDPの2倍近く、先進国の中でも最悪の状態である。だからこれ以上、野放図に借金が増えることを避けるためにも、財政運営の規律はとても大切だ。だから、政府の歳入と歳出の差である「プライマリー・バランス」の赤字をできるだけ小さくしていき、最終的に、黒字に持っていかないと、とんでもないことになる」
 
3. 公共事業不要論
「そもそも日本の借金が増えたのは、無駄な箱物を作り続けた「公共事業」が大きな原因だ。そもそも成熟社会となった日本にそんな箱物なんてほとんど要らないし、借金だらけの日本にそんな余裕はない。だから公共事業はできるだけ減らしていくのが大切だ」「コンクリートから人へ」。
 
著者によれば、上記3つの主張は、真っ赤なウソ。日本が取るべきは、以下の施策だ。
 
・消費税増税の延期
・財政政策を基本とした「所得ターゲット政策」
・デフレ安全脱却が、最大の「財政健全化策」
・3年以内の「デフレ完全脱却」を目指し、「規律ある財政拡大」を目指す(初年度は15~20兆円規模)
・デフレ脱却後は「中立的な財政運営」を図る

きわめて真っ当な施策と思います、流動的な政局の中で、どれだけ実効性がある経済政策を実行できるでしょうか。少なくとも「政局」での足引っ張り合いは、日本のため、将来のためになりません。

いわき市年齢別投票率からわかること

私の事務所に議員インターンシップとして研修に来ていた、福島大学2年生の堀内くん(小名浜出身)に、いわき市年齢別投票率からわかることという課題を分析・レポートしてもらいました。以下、彼の了解を得て、加筆・修正を経ての転載です。これまで選挙に興味がなく投票に行ったことがないという、20才のフレッシュな視点が、鋭いところをついています。ぜひお読みください。

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1 現状
平成28年9月に実施された、いわき市議会議員選挙における年代別男女投票率を、下図に示す。20-24歳の区分をボトムに、きれいに右肩上がりの傾向を示している。ピークは70-74歳の区分である。ここから、ざっくりいって年代別投票率は、20才代は20%、30才は30%・・・・60才は60%と、年齢≒投票率といえるかもしれない。75才以上の投票率が下がるのは、足腰が自由にならない等、身体の衰えが考えられる。
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出典:選挙の結果(いわき市)

上記の年代別投票率の差により、何が起こっているか下図に示す。なんと、20代と30代の若者の投票数を足しても全体シェアの16%にしかならず、60代だけの25%よりもはるかに少ない。もともと団塊の世代を抱える60才は、20才に比べて総人口が多く、かつ、投票率も2倍近いことから、このようなことが起こってしまう。さらにいえば、60.70.80歳だけで、投票の過半を占めることから、投票によって選出される市長や議員は、こちらの世代を中心とした思考・活動をせざるを得なくなっている。若者のための施策・行動だけでは選挙に落選してしまい、政治家でいられなくなってしまうからだ。

2-4
 
2 要因
投票に行く時間がない、面倒くさい
投票に行かないと考えられる、大きな要因の一つは、投票に行く時間がない、面倒くさいがあると考えられる。仕事がある、育児がある、学校があるなど、様々な投票に行けない理由がある。また休みであっても、貴重な休みの日に市役所等に行くことは、とても面倒なことであり、結局投票に行かないと考えられる。

② 社会が変わった実感がない、政治に興味がない
私も恥ずかしながら投票に行ったことがないし、投票方法もあまり分かっていない。行かない理由としては、誰に投票してもあまり変わらないのではないかと思っているからである。確かに駅前などで選挙演説を行っていて、いろいろな政策案を話しているが、その人が当選したからといって何かが変わったという実感がない。実感がないから誰が当選しようが関係ない、つまり政治への関心が低くなっていると考えられる。

3 解決策
この投票率低下問題はかなり深刻であると考えられる。なぜなら、投票率が低いということは、このような社会になってほしいという声が政府に届かない。そして、届かないから希望の社会にならない、希望の社会にならないなら誰に投票しても一緒だし、投票に行かなくてもいいのではないかとなり、若者の投票率低下につながるという悪循環が成立していると考えられる。このままいくと将来は投票率5%を切ってしまうと考えられる。
 
案1 
私が考える解決策は、まず第一に投票に行く手間をなくすことである。年代が上がるに連れて投票率も上がっていることが分かるが、特に50代から60代にかけての伸び率が高い。これは60代以上ぐらいになると、退職などにより時間に余裕ができてきて、投票に行くのではないかと考えられる。
 
では20代から40代までの年代の、投票率の伸び率が著しいのはなぜか。それは政治への関心が低いということも理由の一つであるが、やはり働いているため、仕事で行けないとか、投票場所に行くことが面倒に感じるなどが考えられる。確かに投票場所は昔より増えたが、投票するには家を離れたり、会社を離れたりする必要がある。これを無くせばもっと投票率が上がると私は考える。
 
そこで、○○のついでに投票制度を設ける。驚くことにいわき市には、病院や駅構内など、人が最も集まる場所には投票箱は設置させていない。これは投票率を下げる大きな要因であると考えられる。なので、買い物のついでにや、病院の診察を待っているついでになどに、投票ができるよう、ショッピングモールや病院、さらには会社などに投票箱を設置するものである。
 
また、投票方法をオンライン化することで、投票が気軽にできるようにする。現在エストニアという国では既に、身分証明書に付いているICカードを利用した、オンライン投票を取り入れている。つまり、日本でも投票のオンライン化をしようと思えばできるのである。
 
案2 
さらに、投票期間を1か月まで伸ばし、その期間はどこの投票箱でも投票できるようにする。これは、現在は期日前投票を含む1週間が投票期間であるが、土日は1回しかない。土日出勤や家族旅行等が入っていれば、当然投票の機会は永遠に失われる。また、期日前投票期間中に投票できる投票箱は、とても少ない。この期日前投票期間中に投票できる投票箱の少なさも、投票率低下の要因と考えられるからである。

案3 
そして、年代別で代表議員を決めるというものである。これは、20代有権者は20代の代表議員(どの年齢枠に立候補しても可)にしか投票できず、他の年代の議員には投票できない。20代代表、30代代表、40代代表、それぞれの年代の代表議員が議会を開き、議論してもらうというものである。この選挙方法のメリットは、それぞれの年代の代表が議論を行うため、各年代の意見が通りやすくなるということである。さらに、自分の年代の代表議員を決めなくてはならないため、政治への関心も上がると考えられる。 

いわき市の若者が転出する理由

私の事務所に議員インターンシップとして研修に来ていた、福島大学2年生の堀内くん(小名浜出身)に、いわき市20才代の若者が転出する理由という課題を分析・レポートしてもらいました。以下、彼の了解を得て、加筆・修正を経ての転載です。20才のフレッシュな視点が、鋭いところをついています。ぜひお読みください。

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我が国は少子・高齢化の進行に伴い、2008年をピークに人口減少社会へ突入している。今後、人口減少は加速しこのまま推移した場合、現在平成27年時点の人口は、1億2,689万人であるが、45年後の平成72年には、8,674万人へと3割以上減少する見込みである。いわき市においては、平成10年の361,934人をピークに人口減少に転じており、人口減少局面は全国平均よりも10年早く進行している。また、年齢区分別でみてみると、生産年齢人口、年少人口が減少する一方、高齢者人口は増加している。

一方、いわき市で育った若者が、都会に流出して帰ってこないと、しばしば噂になる。事実かどうか、データで示したい。下図は、5才刻みの年齢区分ごとの人口の移動を示したものである。これを見ると、いわき市の15歳~24歳の区分の人口移動(減少)が、△5,000人近くあり、その後の25歳~30歳の区分で+500人程度のリバウンド(増加)となっている。これは大学進学等で市外へ流出し、就職でUターンで実家に戻ってきたものと想定され、このような人口移動は地方都市の宿命ともいえよう。

注目したいのは、同じ区分での福島市と郡山市との比較である。15歳~24歳まで区分の移動(減少)が、いわき市△5,000人近いのに対し、郡山市△2,000人、福島市△2,200人程度と、約半分の減少ですんでいることである。同じ県内の地方都市であるにもかかわらず、人口移動(減少)が著しく異なるのは何故であろうか。この原因について考える。
 
3
出典:いわき市いわき創生総合戦略、単位:人

考えられる要因①  大学が少ない
現在いわき市内の大学は、いわき明星大学と東日本国際大学の2校しかない。それに比べ福島市は福島大学や福島大学医科大学など4校あり、郡山市は日本大学工学部や奥羽大学などの3校がある。さらに福島駅から郡山駅は電車で約40分と通学圏内であり、実家から通える距離である。なので、福島市在住の大学生が、郡山市の大学に通うからといって、わざわざ郡山市に引っ越す必要もない。しかし、いわき市在住の大学生が郡山市の大学に通うとなると、高速バスを利用しなくてはならなく、料金も片道1600円と、実家から通うのは難しい。さらに、いわき市内の大学は、全国的にみて偏差値が低いため、大学にも魅力を感じられないことも要因の一つであると考えられる。

考えられる要因②  交通の便の悪さ
福島市と郡山市は、東京ほどではないが電車とバスの数が多い。しかしいわき市は、いわき駅のほうはそれほど不便さを感じないが、泉駅、湯本駅など地域によって数が少なかったりする。さらにいわき市は広すぎるがゆえに車がないと移動がままならない。やはりそんなところよりもう少し交通の便が良いところに行くのではないかと考えられる。

考えられる要因③  娯楽施設の少なさ
福島市と郡山市にはラウンドワンやイオンがある。しかし、いわき市にはない。私は、わざわざ郡山まで友達とラウンドワンに行っていたほどである。いわき市にある代表的な娯楽はパチンコや競輪である。いわき市にはとてもパチンコ店が多い。賭博が好きな人たちにとっては最高なのであろうが、今の若者は賭博とかはやらず、無駄にお金を使わない貯蓄タイプの人のほうが多い。このように娯楽施設の少なさも考えられる要因の一つであると考えられる。

考えられる要因④  IT企業・IT関係の仕事が少ない
会津大学に通う友達によると、いわき市に関わらず福島県はIT関係の仕事が少ないそうである。なので、東京など中央に行って就活をするとのことだった。現在はIT産業が発展してきている。そして、ITに興味を持ち、その道を進みたい若者も増えてきている。しかし、いわき市にはそんな仕事が少ない。そんな状況だったら他県に出ていくのも当然ではないかと考える。

考えられる要因⑤  所得の低さ
図4を見て分かるようにいわき市の平均所得は郡山市や、関東圏に比べて低い状態である。
働くならばできるだけ所得が多いほうが良い。つまり関東圏に仕事を求めて市外に出て行く若者が増えていると考えられる。
 
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出典:いわき市いわき創生総合戦略、単位:万円
 
考えられる要因⑥  東日本大震災による原発事故
15歳から24歳の若者は東日本大震災のとき、まだ小学生から高校生であった。そのため、避難して福島県に戻ってくるかは親の判断であった。しかし、自立して自分で考えて行動するようになったとき、このまま福島県にいて家庭を持ち、子供ができても、子供の健康や環境は大丈夫なのであろうかと考えるときがくる。このまま福島で暮らしても問題ないと考える若者もいれば、他県に移るべきだと考える若者もいるはずだ。そんな他県に移るべきと考える若者が多いのではないかと考えられる。

考えられる要因⑦  地元愛の低さ
いわき市の地元活性化のために何かしようという人たちを見てみると、年配の方が多い。地方テレビを見ていて、地元のために何かしようという団体を紹介する時も、若くて30代の方たちばかりである。若者の代表として言わせていただくと、地元なんかの地方より、都会へ行ってみたいという気持ちのほうが大きい。つまり、若いうちは地元の良さが分からないが、だんだん大人になっていくと分かってきて、地元に戻ってくるので、高齢者も増えるのではないかと考える。

考えられる要因⑧  医療
現在いわき市は医師不足が問題になっている。親も右手が急にしびれ、固まってしまったので、共立病院に受診したところ、血液には何の問題もないし、特に命に別状はなさそうとのことで、途中までの点滴も抜かれて帰させられたとのことだった。それほど命に別状はない患者にかまっている暇もないということが分かる。さらに福島市には福島県立医大付属病院があり、最先端な治療を施してくれるが、いわき市にはあまり魅力的な最先端治療がない。若者が将来のことを考えたら、医療のことも考えるだろう。そんな時に、いわき市は医療があまりよろしくないとなれば、市外に移ることもありうると考えられる。

考えられる要因⑨  産婦人科が少ない
いわき市は産婦人科が市内面積に比べて極端に少ない。なので一か所に集中し、連日混んでいる。こんな状況では安心して子供を産むことができないと考える若者が、市外に出ていくのではないかと考えられる。

考えられる要因⑩  いわき市に住む魅力がない・知らない
そもそもいわき市に住むにあたって、上記に述べたように、メリットを感じることがないように感じる。いわき市の政策は、奨学金補助制度や、サイクリングロード計画など、より良い町づくりのためにいろいろ頑張っている。しかし、そんなことを知らない市民が多い。友達に5年間いわき市で働いたら奨学金の最高半額分、市が負担してくれることを知っているかと聞いたところ、知らなかったと答えた。このようにとても役に立つ情報のほとんどを知らない市民が多いのも、いわき市の魅力に気づかず市外に移り住む要因であると考えられる。

<解決策>
 要因①を解消するためには、簡単にいえば大学を増やすことであるが、そう簡単に増やすことはできない。さらにただ増やしていっても、その大学に魅力がなかったら意味がない。なので私が提案する解決策は、交通の便を良くすることである。要するに、もっと他市他県に電車やバスで行きやすくすることである。これにより、いわき市に住みながら通勤通学ができるようになるので、若者の市外転出を防ぐことができる。

そして、市総出でIT産業に力を注ぎ、福島県のいわき市が先進IT都市と言われるようにすることである。いわき市から他市他県に働きに行くのではなく、他市他県からいわき市に働きに来させる状況をつくる。いわき市のIT産業が発展し、人口が増えれば、自然と所得も上がり、娯楽施設も増えるはずである。さらに言うと、医療面でも、ITの発展に伴い、最先端医療の開発も見込まれる。要するに、現在著しく発展を遂げているIT産業を、我が市で全面的に支援し、いわき市を先進IT都市とすることが、若者の人口転出を防ぐ糸口になると考える。
 
あとは、現在行われている政策をもっとPRをする必要もあると考える。私は議会傍聴をして、いわき市に住んでいながら知らないことがたくさんあった。いわき市で行っている政策を知らず、いわき市に住むメリットがないため、他市他県に転出する市民もいる。それを防ぐためには、もっといわき市の政策をオープンにし、いわき市の魅力に気づいてもらう必要があるのではないかと考える。

いわき市内の建築件数

いわき市内では、建築・建設業界の人手不足が尋常でありません。震災直後のような市内経済全体での人手不足ではありませんが、現在においても、特定の業種は募集が追いついていません。その原因は、市内における強い新築需要です。震災直前の平成21年度・平成22年度の市内の建築申請件数は、それぞれ1074件、1078件でしたが、復興需要ピークの平成25年には2330件、平成27年でも1981件と、震災前の2倍近い水準で推移していることからも、強い建設需要が裏付けられます。

<福島の有効求人倍率1.39倍は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38505682.html
単位:件
無題
出典:建築行政と統計(いわき市)

データを見ると、震災前は、平成の時代ずっと、前年割れを続けてきたことがわかります。震災前には公共事業の減などの影響もあり、市内建築業者がバタバタと倒産していたことを思い出します。いわき市でのピークだった昭和50年は3953件で、バブル期の平成元年は2289件でした。それに比べると、いまの建設需要は(震災前に比べて強いとはいえ)、高度成長期や1980年台バブルの水準には、まだまだ達していないということがわかりました。いかに高度成長期が凄かったか、あんな時代はもう来ないし、当時創った仕組みや考え方からはパラダイムシフトし、まっさらに考え直さなくてはならないことを、こんなデータが教えてくれます。
 

協会けんぽの保険料 4割が高齢者へ流出

平成29年度の協会けんぽの保険料率改定が改定になります。ちょっと調べてみたのですが、都道府県ごとにかなり、料率に差があるのですね。基本は10%ですが、高いのは、佐賀県10.47% 香川県10.24%。逆に低いのは、新潟9.69%長野9.76%と、最小と最大で0.78%もの差が出ています。

なぜ都道府県によって保険料率が違うのか?それは地域ごとに、かなり支出している医療費が異なるから。要は、その県民がどれだけ医療費を使っているかです。健康保険は、病気やけが等に備える相互扶助の公的医療保険制度です。医療費が下がれば、その都道府県の保険料率を下がり、逆に、医療費が上がれば、その都道府県の保険料率は上がるのです。

国保は自営業者向けですが、協会けんぽは、サラリーマンとその家族が対象。国保の場合、自営業者が基本的に保険税を市町村に納付しますが、協会けんぽは、サラリーマンとと事業主が折半で保険料を負担するのが大きな違いです。

出典:すべて協会けんぽのHPより

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保険料がいったい何に使われているのか?ざっくりいって、自分たちの医療費の支払いに約6割、高齢者の医療費の支払いに約4割です。サラリーマンの保険料(オカネ)が、直接関係しない「高齢者」への給付に回っているんですね。現役世代が高齢者を支える仕組みも、納めた保険料の半分近くが異なる世代に行ってしまっているのは、ちょっとやりすぎではないか。若手・子育て・現役世代の過重な高負担は、世代間所得格差を助長するのではないか。現役世代の給付を増やし、高齢者医療への支出を減らす努力が必要です。
 
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12年前と比較しても、ほとんど賃金は上昇していないにもかかわらず、(高齢者を含む)医療費給付は増大を続け、2倍を超しています。医療費の金額は、後期高齢者(特に終末期医療)が現役の数倍以上かかるといわれています。終末期医療の一人当たり死亡前医療費の平均額は3日間で9万円~10万円といわれており、2007年に財務省がまとめた資料によると、お亡くなりになる1ヵ月前までにかかった医療費を、終末期医療費として捉えた場合、死亡前の1ヶ月にかかる1人当たりの終末期医療費の平均額は、112万円という結果になっています。医療機関でお亡くなりになった70歳以上高齢者の数約80万人×112万円=約9000億円、仮に半年間を闘病すると仮定すると、終末期医療費は約5.3兆円といえます。これが国民医療費約40兆円と比べて、多いか少ないか。私は多いと思います。

ジェネリック医薬品の利用促進や事務費のコストダウンには、限界があります。後期高齢者の医療費(特に終末期医療)にメスを入れない限り、医療費の増大の根本はどうにもならない。高品質で安心で持続的な医療制度を保つためにも、(一例をあげると)高齢者の1割負担→3割負担の見直し、生活習慣病の定額点数化、公的保険でカバーする終末期医療の範囲の明確化等、聖域なくしっかりと再検討することが必要だと思います。
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いわきの国保税収納率 全国最下位

本日平成29年2月議会の、ある議員の一般質問で、驚愕の事実が明らかになりました。なんといわき市の国民健康保険税の収納率が、全国の中核市の中で、全国最下位!ワーストワンの86.0%ということ。収納率の高い高崎市に比べて10%も低い。100%-86%=14%、すなわち7人に一人が、国民健康保険税を支払っていないという事実。なんということでしょう。

国民健康保険は、相互扶助方式をとっていて、対象者の保険料や拠出金で、運営経費をまかなっています。特別会計というお財布で(他の税金と区別して)、原則、翌年には収入と支出がバランスするように税率を調整しています。住民税は全国一律ですが、国保税は自治体によって税率が異なっています。 

収納率が低ければ、(事実上)税率を上げるしか、特別会計をバランスさせられません。現在、いわき市の国保対象世帯が支払っている金額は、平均約14.9万円(年間)。本来、収納率100%であれば、その支払金額を1万円以上、安くできる試算があります。きちんと国保税は支払いましょう。

国保税が払えないので、やむを得ず滞納せざるを得ない、という主張を耳にします。以下のサイトで試算してみると、確かに低額所得の世帯にとって、国保税の負担は軽くはありません。

生活保護世帯は、負担なし。
給与収入100万円の世帯だと、74,420円(1か月あたり 6,202円)
給与収入200万円の世帯だと、197,090円(1か月あたり 16,424円)
給与収入400万円の世帯だと、400,130円(1か月あたり 33,344円)
給与収入600万円の世帯だと、625,730円(1か月あたり 52,144円)

http://www.kokuho-keisan.com/calc/calc.php?area=072044 

 一方、(計算式は複雑なのですが)国保税の税額は、ほぼ、収入に比例していることもわかりました。国民健康保険が相互扶助の精神であることを考えると、収入比例で負担を求めることは正当性があると思います。

ところで国民健康保険税って、支払わなくてもペナルティはないの?という疑問があります。法人税や個人所得税であれば、納付が1日遅れただけで税額の10%もの加算税が課されますし、さらに遅れれば延滞利子税も付加され、ペナルティ感はかなり重い。

国民健康保険税の場合、長期間支払わないと、一義的には国民健康保険証が受給できなくなります。医師に受診したときに、無保険となり10割負担となるので、軽い症状ならまだしも、手術や入院を伴う治療になった場合、大きな負担となってしまいます。 だからこそ、こちらも強力な納付インセンティブが働くはず・・・なのですが、この低い納付率は何を意味するのでしょうか。実は、保険料未払い+保険証発行停止であっても、本当に医療機関にかかる必要があるときは、(人道的見地から)「短期証」という6カ月間有効の保険証が発行され、通常の保険証と同じ、3割負担で医療機関において受診できるんです。なるほど、だから未納でも、不安なく医療機関に行けるのか・・・その方にとってはそれでもいいのかもしれませんが、そのツケは他の被保険者が、高い保険料を負担せざるをえないということを忘れてはなりません。

<短期証のイメージ>
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なお、高い国民保険料の支払いを下げるために税金を投入せよ、という意見も耳にします。よく考えると、国保加入世帯は自営業・自由業・退職者等の限られた世帯で、大勢を占めるサラリーマン世帯は独立の健康保険組合に加入していて、お財布は別です。つまり国保会計に市の一般財源を投入せよというのは、国保に加入していないサラリーマン世帯から預かっている税金を、公が勝手に、国保加入者に与えてしまうということと同義です。受益者負担の原則からいっても、これはありえないし、他人のオカネのドロボウに近い。
 

グレイプスJ東池袋 都心のサービス付高齢者住宅(サ高住)

都心のサービス付高齢者住宅(サ高住)のひとつ、グレイプスJ東池袋を見学させていただきました。老人介護の選択肢として、特別養護老人ホームや、介護老人保健施設、介護付有料老人ホーム、グループホーム等がありますが、サ高住の運営に民間不動産会社が積極的なので、注目しています。

特養や介護付有料老人ホームは、介護・食事提供・清掃洗濯・住居・安否確認・生活相談等のサービスが完全にセットになっています。一方、サ高住の特徴は、住居・安否確認・生活相談は行うものの、介護・食事提供・清掃洗濯等が、選択制になっていることが特徴です。ざっくりいって、賃貸ワンルームマンションの一階部分に、介護と食事スペースがあるというイメージでしょうか(私見です)。

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7階建の建物は、ワンルームマンションの外観そのものです。1階部分に、居宅介護支援事業所と訪問介護
事務所が入居しています。

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モデルルーム(標準的な住戸)を見せて頂きました。約18㎡のワンルーム。車椅子でも利用できる設計になっていて、建物に24時間常駐しているスタッフを呼ぶことができる緊急呼び出しボタンも備え付けられています。また2カ所に人感センサーを設置し、夜間を除く数時間、部屋に人の移動がないとコンピュータが判断すると、スタッフに自動通報する仕組みになっていて、孤独死を防いでいます。

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賃料は約10.5万円、管理費2.3万円、基本サービス費3.8万円、合計で16.6万円です。賃料0.5万円は、まさに部屋の賃料相当で、上級ワンルームマンションの賃貸相場です。管理費2.3万円に、水光熱費が含まれています。特徴的なのが基本サービス費3.8万円。これに、毎日の安否確認や、共用スペースを用いてのイベント開催経費等が含まれます。

ここで自立し、自炊等で暮らせるならば、16.6万円で済みます。食事もオプションで1ヶ月間3食で、4.5万円、合計21.1万円です。さらに、介護オプションが付く(付けることができる)のがミソ。要支援から要介護までの、介護保険のポイントを利用することもできるし、完全に自己負担で各種サービスを受けることもできます。

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一口コンロのIHヒーターも備え付けられているので、簡単な自炊をしようと思えばできます。基本的にワンルームマンションなので、24時間出入り自由(別途、認知症の対策あり)。家族が宿泊するのも自由と、一般的な特養・老人ホームとは、かなりイメージが違いますね。

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トイレ・洗面所は住戸内にありますが、お風呂は各フロアにひとつ。お風呂は、時間を予約し、順番に各自、個室で入浴します。入浴の度にスタッフが水抜きをし、洗浄し、お湯張りをしてから次の人が利用するようになっているそう。スタッフの手間だけでなく、お水やガス代がもったいないかもしれませんが、介護入浴を行うためには、必要なやり方なのだと思います。

1階には機械式の入浴施設もあり、そこでは寝たきりの入居者が入浴する施設になります。

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洗濯は、6.7階に共用ランドリーがありますので、各自行って頂くことになります。介護保険のポイントを利用して、スタッフに掃除・洗濯を依頼することもできますし、家族に洗濯をお願いすることも自由。

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食堂・ラウンジは、スターバックス風?3食の時間帯には、食事提供でにぎわうそうです。ここでレクリエーションや各種クラブイベントを企画・開催するそうです。

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3食の献立表が掲示されていました。一日1500円(朝350円、昼600円、夜550円)ですが、ほとんどの入居者が利用されているようです。また事前に連絡しておけば、食事後とのキャンセルもOK。元気な方は、外に飲みに出られる方もいらっしゃるとか。

入居者は60才~90才、介護の重要度も、介護なしから要介護5(ほぼ寝たきり)までと、属性はばらばらですが、あえていえば80才代が多いそうです。

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スタッフによる毎日のお声がけの一方、ほぼ毎日、なんらかのレクリエーションをラウンジでやっているようです。

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1階には、居宅介護支援・訪問介護事業所が入居し、日中で7-8名、夜間でも最低1名のスタッフが常駐しています。こちらでは、デイサービスの提供やケアプランの作成等をやっているようでう。そして日中はコンシュルジェとして、入居者からのリクエスト等に応じています。

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最終的に気になるのは、介護が進んだ場合にいくらくらい費用がかかるのかということ。
食事・家事は自ら行う 16.5万円
+食事 21万円
+週1回生活介護 21.5万円(介護保険ポイント利用前提)
+訪問介護を週3回 22.6万円(介護保険ポイント利用前提)
+身体介護・生活援助 31万円~

上記は目安ですが、参考になりました。民間が運営しているだけあって、経済合理的に、介護保険のポイントを最大限に利用するのが前提となっていました。(特養と違って)必要な介護サービスを、自ら選択して適用する(要らない介護サービスを付けない)というのは、まったく合理的だと感じました。一方、介護保険の限度額いっぱいの利用が前提なので、その前提が今後の福祉政策の小さな変更があったときに、大きな大きな金額的なインパクトが発生します。その変化を受入れられるほどの、金銭的・精神的余裕があるかどうかがポイントかもしれません。

注)上記写真は、許可を受けて撮影したものです。
 

ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE ふるさとの危機感

ここしばらくで出色のホテルが、2014年にオープンした尾道駅近くの海岸縁にある複合施設、尾道U2です。ここは、レストラン、カウンターバー、パン屋、雑貨店、サイクルショップ、ホテルなどが入居しています。尾道は、しまなみ街道の本州側起点なので、ここに宿泊することを強くオススメします。
 
全国初、自転車に乗ったままチェックインできるフロント、さらに部屋には、サイクルハンガーが備え付けられていていて、自分の自転車を持ち込み可能。フロントでは、自宅から発送した自転車の受取・保管、自宅への自転車発送サービスもやってくれるそうです。
 
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盛会有数のロードバイクメーカー、GIANTのショップも入居。自転車の購入だけでなく、メンテナンス、さらにロードバイク、クロスバイクのレンタルもできます。ママチャリなら、尾道U2の隣にある尾道駅前港湾駐車場でも、安価に借りられますが、ここでは本格的なロードバイクを調達できます。
 
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尾道水道そばの岸壁に建つ尾道U2。岸壁沿いは、板張り、いわゆるボードウォークになっていて、歩きやすいのとともに、照明で、ノスタルジックな暖かみのある雰囲気を出していました。

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ホテル内の公共空間。ホテルとして改修した際に、倉庫の天井が高いことを利用して、内部を2階建にしたようです。2階部分の通路は、空中に浮いているようで、間接照明により、なんとも近未来的です。

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1階と2階をつなぐ階段も吹き抜けになっていて、非常に開放的。

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ツインのお部屋は、そう広くはありませんが、内装には、石壁等自然素材が使われています。
 
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リラックスした時間を過ごせるよう自然素材を内装に用いた客室には、この土地の伝統産業を素材に活用した家具やこだわりのアメニティをご用意。

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部屋の中の自転車ハンガー。自転車も全室持ち込み可能というのは、数十万円もする高級ロードバイクで旅する方にはありがたい。また、愛車を見ながら、床に就くというもの、一興です。
 
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美しすぎる間接照明その1。

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美し過ぎる間接照明その2。

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館内のあちこちにサイクルスタンドが置かれていました。

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宿泊者にはワンドリンクサービス。

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夜の尾道水道や尾道U2周辺も美しい。ベンチに座って、夜風に吹かれながら船が行き交うのを見たりするのは、普段、内陸に住んでいる人にとっては、とても楽しい時間です。
 
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朝食は、焼きたてパンと自然派ジャム。ウェスタンスタイルの高品質なお食事でした。

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あえて使い古されたキーチェーンです。こんなディテールにまでこだわりを感じます。

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よく見れば外装の鉄板むき出しの倉庫そのものです。それをデザイン性高いサインと、ペインティングで、趣ががらっと変わる。それにしてもこのエリアは港湾地区ですから、広島県の管轄のはず。一民間企業によくぞ、貸し出して、こんな大胆なリノベーションを認めたのか、その胆力に驚き。土地・建物は、広島県ですが、運営会社は、尾道市に本社を置く、株式会社ディスカバーリンクせとうち、という会社です。

この会社は、地元のメンバーが持つ、尾道市に対する危機感から2012年に設立したそうです。これまで、広島県は、自動車や石油精製等の重厚長大、労働集約型の産業で雇用が支えられてきました。しかし、これから先は、雇用がどんどん海外へとシフトしていく流れは止めようがない。この現実の下、地元でどうやって仕事をしていくのか、子供の世代にはどの様な将来が待っているのか、私たちの世代がどういう行動をしなければいけないのか等の危機感です。

そこで、自らのポジションを見直した。すなわち尾道には瀬戸内という豊かな自然があることです。そこに土地の可能性と向き合い、様々な手段を持ってすれば、新しい事業と雇用を生み出すことができるのではないかと会社を設立したそうです。利益を第一に追求するという事でなく、町の人たちが残したいと考える風景や建物や人との関わり合いを第一に考え、行動し、事業性に落とし込んでいきます。同時に、事業性がなければ、町を守ること、そして次の世代に繋いでいくこともできません。その事業を具現化したのがが、まさにこの尾道U2というわけです。新たなまちの魅力を観光へとつなげ、まちに事業と雇用を創出し、せとうちの未来を育てていくこと。このコンセプトは、どの地方都市にもあてはまるのではないか。

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いわきにも小名浜港、そして三角倉庫、商業施設といった(完全にではありませんが)類似のものがあります。尾道U2と同様、県が保有・管理している港湾地区であることも同じです。構想力と行動力があれば、全国に誇れるものができるということを学びました。

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いわきの新盆供養 にいぼん?しんぼん?どちらが正しい?

いわき市の新盆供養としての挨拶まわりは、8/13の午後から8/14にかけて行われます。故人となって初めて、迎えるお盆が、新盆供養。故人宅に、標識を掲げることで、故人の精霊が家に帰るといわれています。故人の遺族が故人宅に集まり、お飾りやお供え物をし、故人の精霊に対して精一杯の持てなしをします。そして、盆灯籠に火を灯し僧侶に読経供養してもらいます。その故人宅を、知人が線香をあげに回るのが、新盆の挨拶まわりです。顔が広い経営者や、役付きの方々などは、2日間で数十軒のお宅を回るのが通常といわれており、時間的にも金銭的にも大変です。

それにしても、この「新盆」、「にいぼん」と呼ぶ方もいれば、「しんぼん」と呼ぶ方もいらっしゃる。いったいどちらが正式もしくは慣例的にあるべきなのでしょうか???
 
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正式には、13日の夕方に菩提寺とお墓に参り、祖先の霊を迎えり「精霊迎え」をします。故人の霊が迷わずに帰って来られるように「迎え火」を焚きます。13-16日までのお盆の期間を家族と精霊が一緒に過ごします。そして16日の送り盆に祖先の霊を送り出す「精霊送り」をします。さらには、20日に灯籠流しもするケースもあるようです。また、この新盆供養、精霊棚(しょうりょうだな)という新しい祭壇を作るものとされていますが、この日程や、祭壇などは、ある程度省略化または、弾力化される方向にあるようです。現代社会ですね。
 

錦須賀地区 防潮堤サイクリングロード

いわき市の海岸線を、7.2mの防潮堤が建設することが進捗中です。しかしこのコンクリートの塊をただ作っておいておくだけでは勿体ない。陸側の地上高からは海が見えず、、閉鎖的な要塞のような雰囲気になってしまいます。これを役に立つインフラにして行くべきです。防潮堤の上を、散歩やサイクリングに使えるように提案しているのが、サイクリングロード海岸線ルートです。

<平成28年6月アロハ議会 一般質問4(サイクリングロード海岸線ルート)は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47794396.html
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防潮堤の上面からは、太平洋の波打ち際が、目前に広がり、気持ち良い。この上面を散歩・サイクリングに用いれば、日本有数のサイクリング・遊歩道ルートになることは間違いありません。

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一方、錦須賀地区は震災前には住宅が建ち並んでいた地域ですが、大津波でほとんどの住宅が流出しました。将来の津波の可能性を考慮し、いわき市ではこの地区全体を防災集団移転の対象とし、移転希望者の跡地は市が買い上げました。なお、買い上げに伴い市有地の公共用地となりましたが、市街化調整区域であること等もあり、住居系の建築はできず、利活用の用途はかなり限定されそうです。

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防潮堤の天板部分の幅は、約3mあります。防潮堤には信号もなければ、自動車の飛び出しもありません。ここを海を見ながら駆け抜けたい。

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地上高さ0mの既存道路から、T.P7.2mの防潮堤の高さまでのぼるには、工夫が要ります。その工夫のひとつが、斜路を作ることです。これがそのサンプルです。比較的長い斜路であれば、歩行者だけでなく自転車利用でも無理なく登れそうです。

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錦須賀地区には、ほとんどの住宅が流されてしまいましたが、奇跡的に神社が残っていました。神がかりとは、このことでしょうか・・・

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浅草寺の外国人 着物コスプレ浅草ジャック

浅草寺に観光に来ている外国人の着物コスプレが、スゴイ。そもそも外国人観光客比率の高い場所ですが、和服を着ている人だけでみると、おそらく9割以上が、ガイジンさんでしょう。後ろ姿だけ見たら、日本人と間違いそうですが、ほぼ間違いなく、外国人です。もうこれは、浅草ジャック(笑)。東洋人が多いのですが、西洋人の女性(特にスレンダーな方)が和服を来ていると、何故かドキッとします。

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雷門周辺が、浅草の観光の最大の混雑スポット。和服姿で撮影する人気のスポットでもあります。その撮影風景が、さらに混雑を高めたりして。

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和服を着た女性外国人が固まって、なにやら相談している風景をしばしば見かけます。言葉が通じない見知らぬ外国に来て、艶やかな民族衣装を着せられて、周りから注目されて、観光スポットを回るわけですから、ハイテンションになるのは当然のことと思います。ここは温かい目線で、彼女らの行動をサポートしてあげ、多少の目に余る行動も余裕を持って見てあげるのが、ローカルのわれわれの役割ではないか。

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いや本当に和服を着ているのは、外国人ばっかり。日本人、がんばれ!私も。

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何時代にいるのか、おもわずタイムスリップしてしまいそう。しかし間違いなく、ここは二十一世紀の日本。

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ここにきてやっと解明。ガイコクジン向けに着物レンタルし(必要であればお化粧も)、写真撮影までしてくれるお店があるんですね。4000円で民族衣装を着せてくれるというならば、質・レベルはおいといて、飛びつく外国人も多いでしょう。激安店は3000円台から用意があるようです。さらにオプションで、日本レベルのお化粧までやってくれるならば、異国体験としてこれ以上のものはないかもしれません。祇園の舞妓さん体験はあまりに、敷居が高すぎますし。

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産業戦士の像 全国に9体のうち2体がいわきに

産業戦士の像とは、昭和19年前後に、戦意高揚のため、美術家や美術学生らによって製作された像です。当時は戦時中で、政府が全国の主要炭鉱会社を軍事産業会社として指定し、石炭を掘る採炭夫の人々は、戦場で戦う兵士と同格、すなわち、産業戦士というわけです。そんな現場の志気を高めるために「産業戦士の像」は造られたのだそうです。

このような産業戦士の像 全国に9体現存しており、そのうち2体がいわき市の好間地区と、いわき市石炭・化石館に設置、保存されています。その解説が、常磐炭田史研究会の野木氏より行われました。野木氏は、当時の常磐炭鉱に新卒で入社した最後の世代です。入社当時は、新人研修と称して、炭鉱坑道に連れて行かれたそうです。

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こちらは、現在、いわき市石炭・化石館に設置されている産業戦士の像。セメント彫塑の産業戦士のタイトルは「総蹶起」。制作者は、中川為延・林是・野々村一男・中野四郎・清水多嘉示・古賀忠雄(敬称略)5名による共同制作です。設置当初は、別の場所にあったらしい。

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左側に居る「旗を持った軍人」らしき人の隣に並んで、右側に“スコップを持った少年工員(炭坑員として雇われた少年)”が居ます。当時の少年らは石炭工として働くのが尊ばれました。この像は、移動されず、当時の場所で、そのまま50年間、風雪に耐えています。一部セメントが劣化し、剥がれ落ちているとの指摘もあります。ぜひ先人達の、その当時の思いを紡いでいくためにも、その像を永久保存していきたい。
 
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私立保育園の保育士の給与は、公立の7割の水準

全国的に、幼稚園教諭・保育士の給与が低い!と叫ばれて、幾久しいです。幼児教育の重要性は、論を待たないところですが、それを担う、幼稚園教諭・保育士の待遇が一向に改善されないのは何故か考えてみました。

<幼児教育の経済学 社会的流動性と社会的包容力は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/44715013.html

全国的にみて、保育士や幼稚園教員の賃金は全産業平均より月11万円ほど低く、保育士の確保が難しくなっているそうです。待機児童の解消のために人材を集めやすくする狙いで、保育士や幼稚園教員の賃金を引き上げる事業者に助成金を支給し、1人あたり平均で月1万円の賃金上昇を想定する提案が出されているようです。それにしても、全産業平均より月11万円ほど低い現状に対して、1万円増やしてもどれだけ効果があるでしょう???
 
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全国はともかく、いわき市内ではどうでしょうか。市内の保育士の給与の現状です。結論からいえば、公立保育園の保育士の給与が、私立のそれを大きく上回っています。議会での一般質問・答弁の内容から、年齢に沿った月額給与の推移グラフを推定・作成してみました。

縦軸:月額給与、単位(万円)
横軸:年齢
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まず公立保育園の保育士の給与ですが、20才 15.9万円、25才20.7万円、30才24.1万円、35才29万円、40才32.7万円、45才34.2万円、50才35.2万円、55才35.7万円、60才37.7万円です。これは、いわき市の職員として給与テーブル(何等何号棒)に従って決められています。昇進のスピードの個人差はありますが、平均すれば市役所職員として他の職種と大きく異なることはありません。

問題は、私立保育園の保育士の給与です。私立なので月額給与は一般に公開されていませんが、2016年2月議会の一般質問で発言されたある議員の調査サンプルに基づいて推測すると、20才15.2万円、25才16.7万円、30才18.1万円、35才20万円、40才22.7万円、45才23.2万円のようです。

就職当初は、公立と私立で大きく待遇は違わないものの、勤務年数の経過とともに待遇の格差が広がり、45才時点では、月額給与で11万円もの差が出ており、私立保育園の給与は、公立の7割に満たないことが明らかになりました。同じ職種で同じ 業務にもかかわらず、民間給与は、公立の7割の水準なのです。

冷静に考えれば、保育士を目指す短大・大学生が目指すべき合理的な選択は、市職員として公務員試験で採用され、公立保育園で保育士としてキャリアを積んで行くことです。しかし公立には採用枠があり、その採用試験に漏れた保育学部・保育学科生が民間保育園にまわっているわけです(もちろん私立保育園の良い学習方針に惚れて、その保育園で働きたい等の例外もあります)。金銭的な待遇だけで現状を極めて単純化すれば、公立保育園で保育士が勝ち組、私立保育園で保育士が負け組という構図です(もちろん、例外もあります)。

私立保育園では低い待遇にがまんできず、結婚を理由での退職を筆頭に、さまざまな理由をつけて途中で保育士としてのキャリアを止める例が後を絶ちません。公立保育園の保育士の途中退職が極めて少ないのに対し、民間保育園の退職率は高く、勤務年数は非常に短いのです。民間保育所でも独自の教育方針を持ち、立派な教育を施そうという気概のある園はたくさんあります。しかし、それを実現する保育現場のベテランが育ちにくい民間の現状では、保育の質を確保することが難しくなりつつあるという面があるわけです。

では、どうすればよいか1。
保育をすべて公立保育園で担当する、ということが考えられます。すなわち民間保育園をすべて廃止して、公立保育園に転換していくということです。自治体の負担はとても重くなりますが、民間保育士は公務員となることで、待遇や給与は確保され、これまでより大きく向上しますので、そこからの退職率は大きく改善するでしょう。ベテランが増えるため、保育の質に寄与するはずです。一方、自治体の負担増とともに、民間の発想からのオリジナルの良い教育方針や機動性がなくなるデメリットがあります。そして最大の課題は、私立保育園にこれまで私財をなげうって保有・経営してきた、民間の教育者の処遇をどうするかの問題に対する適切な解決策が見当たらないことでしょう。保育園の土地や建物をどう買い取るか、民間の教育者・経営者としての今後のポジションをどうするか等について、一律の対応を決めることはできないであろうからです。したがってこのアイデアは、現時点では、荒唐無稽・非現実的といわざるをえません。

では、どうすればよいか2。
目的は、民間保育士の給与を上げることだとすれば、まず私立保育園に対する補助金を上げることが考えられます。私立保育園の経営は、家庭からいただく保育料もありますが、保育士の給与をメインとする運営経費の多くが、自治体からの運営補助金で支えられています。これまではその運営補助金がカツカツだったので、経営上、保育士の給与を上げたくても上げられなかったのです。ただ課題は、運営補助金の金額を上げても、必ずしも保育士の給与改善につながるわけではありません。保育士の給与を上げるかどうかは、私立保育園の経営者次第だからです。うがった見方をすれば、経営者が隠匿するのではないか?という疑惑です。そうでなくても将来の不確定要素に備えるため、園に内部留保することも考えられます。では、経営者を介さずに、ダイレクトに自治体が、保育士に対して給与の補填をする(例えば5万円/月)のはどうでしょうか。しかしながら一見良い政策のように思えますが、その分、経営者が保育士の基本給を下げてしまえば、元の木阿弥になってしまいます。

では、どうすればよいか3。
なかなか解決策が見つからない現状ですが、キーとなるのは、私立保育園に対する地方自治体の指導監査権限だと思います。認可園は、補助金が出ているため自治体による監査があります。財務関係や運営費の支出割合など経理的な監査、構造や、設備、入所人員などの設備や運営面での監査、保育に関わる日誌や給食の提供に関わるような監査、適切な保育がされているかどうかの監査等、さまざまな視点から、不適切な部分がないか、不足な部分がないかなどを精査され、必要に応じて、改善命令がでたり、指導があったりします。この監査の際に、民間保育士の待遇に注力してもらえないでしょうか。すなわち、上記で上げた私立保育園に対する補助金増とともに、保育士の待遇改善金額を具体的に指示して、園に実行させ、それを定期的に監査でチェックするという仕組みです。これとて完璧なものではないでしょうが、民間保育士の給与改善のひとつの解決策ではないかと思っています。

大人気の南白土墓園 合葬での埋葬を検討

南白土墓園は、いわき市営の総面積 183,000m²の公営霊園です。平の市街地から車で数分の南白土地区にある、この公営霊園は、いわきで最も便利な場所にある墓地です。その公営だけに価格もリーズナブル。最も標準的な規格墳墓の区画面積は、6.0㎡(2m×3m)。この永代使用料230,000円、年間管理費は、たった!2,590円!です。 

宗教不問ということもあり、新興宗教や檀家を持たない家庭のニーズもあって、開設昭和53年、区画数は3000区画近くあるにもかかわらず、募集のたびに完売?しています。現在は空き区画がありませんので、募集は停止中です。昨年も10数区画の追加募集があったのですが、応募倍率10倍以上と、超人気の墓地です。
 
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公園としての機能を兼ね備えた公の施設です。納骨や法要の祭の休息場所などに利用可能な法要施設・多目的ホールの他、駐車場、管理棟・売店、トイレ、日本庭園などがあります。北斜面の一番上から見下ろすように立つと、墓地全体が一望できます。

分譲自体は終わっているのですが、すぐに埋葬するかどうかは利用者の裁量に任されています。したがって、利用していない区画がかなりあります。これは、将来の埋葬に備えて、墓を確保しておこうという世帯なのでしょう。年間管理費2,590円さえ支払っておけば、最低限の維持はしてくれるからです。 

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これまでは、規格墳墓2,940区画、自由墳墓が445区画と、いずれも個別に埋葬する形式でした。これだと、一世帯あたり、それなりの土地面積が必要です。一方、このような交通便利な墓地を希望する家庭は多い。そこで「合葬」の検討です。複数の世帯の遺骨を一緒に埋葬する形式ですと、小さな土地でも多くの世帯の遺骨を埋葬することが可能です。遺族にとっては区画のお掃除作業も不要になるので、(それで良いかどうかはともかく)負担が軽くなるはずです。まだ事業自体ははじまっていませんが、どのような形式が望ましいか、場所はどこにするか等、検討していくことになりそうです。


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南白土墓園のそばに、「いわき三十三観音」の二十番札所「龍澤観音堂 大龍寺」があります。『磐城三十三ヶ所霊場』(いわき同行会∥編)によると、大同元年の草創、同2年徳一大師が建立し、龍澤山大龍寺と号しました。安政2(1855)年12月焼失、同4年再建。しかし、明治維新の際、廃寺となり、その奥の院であった観音堂の主管は、十一面観世音菩薩を祀る龍峰山増福寺(平南白土字舘岸73)に移り、現在に至るそうです。
 
しかし参道は、しっかりもとの場所に残され、「札所 二十番参道 十一面観世音菩薩」と記されていました。
 
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お堂?の一部は、今でも残されています。それにしても山奥の場所です。南白土霊園の完成のために、周辺のかなりの山が造成されたお陰で、今では気軽に行けるようになっていますが、それなかりせば、道路もなにもない山あいの場所です。こんな場所によくぞお堂を作ったものだと、感心してしまいました。

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生活保護世帯の大学進学率は20%

貧困の連鎖を断ち切ろう!という標語をよく耳にします。実際に調べてみると、生活保護世帯の高校進学率が一般家庭よりも低い。

<生活保護世帯の高校進学率は、約90%は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47025483.html

さらに、大学進学率は顕著で、全国平均71.3%、福島県平均67.2%、いわき市平均62.7%に対して、いわき市内の生活保護世帯の大学進学率は、たった20%です。いわき市平均から、40ポイント以上も低いことになります。これでは、「貧困の連鎖」を断ち切ることはできないでしょう。

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生活保護世帯の大学進学率が低い原因を、精査していく必要があります。生活保護マンガ、「神様の背中」に、セイホに育った子どもが、(学力があっても)大学進学を早々に諦める姿が、生々しく描かれていました。

<神様の背中 さいきまこ著は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45613440.html

生活保護世帯に育ち、精神障害からくる母親のDVに耐えながら育った子は、仮に学力があったとしても大学へは進学しない。なぜなら奨学金は限定されるし、進学すると自分の分の生活保護費は支給されなくなるから。大学を卒業しても就職できたとしても、家族は一蓮托生、入社早々から精神障害を持つ母親を養い、医療費や介護費を負担しなければならない。さらに奨学金も返済しなければならない。ならば定時制でも高校までいけばそれでよい。次の世代も貧困の中にいる。そこに希望はない。

「生活保護受給は立派な社会保障制度のひとつです。国民なら誰でも利用する権利があるんです」「権利があるんだから利用する」と、著者は登場人物にいわせています。確かにそうかもしれない。ただ生活保護だけが、ラストリゾートとしてのセーフティネットというのは、持続的な仕組みでないし、(生活保護受給世帯と、保護をうけていない貧困世帯の間で)公平でもない。その希望は、次の世代が、きちんと進学して、足かせなく、自分の道を歩いて行けるように環境を作ってあげることなのではないか。
 

生活保護世帯の高校進学率は、約90%

生活保護世帯の高校進学率は、約90%です。これを高いとみるか低いとみるか。ちなみに、いわき市内の中学3年生の高校への過去3年間の進学率は、平成24年度は98.0%、平成25年度は98.3%、平成26年度は97.8%です。それに対して、市内の生活保護世帯の中学3年生の高校への過去3年の進学率は、平成24年度が90.0%、平成25年度が89.7%、平成26年度が91.4%です。

いわき市の場合、過去3年間の生活保護受給世帯の高校進学率は、いわき全世帯の高校進学率を、10ポイント近く下回っていることになります。「貧困の連鎖」という言葉があります。生活保護世帯で育った子供が、大人になって再び生活保護を受けることです。平成18年に関西国際大学が行った実態調査によると、貧困の連鎖の発生率は25%だったそうです。生保の家庭で育った4人のうち1人が、また生保になるということです。なんという税金の浪費でしょうか。この貧困の連鎖を断たねばなりません。社会的損失を防がなくてはなりません。それには生活保護受給世帯の子供たちが、安定した環境できちんと学習活動をし、高校に進学してきちんと卒業し、安定した仕事に就いてもらうことです。将来、自立のための資格を取得したり、就職を有利にするには、高校を卒業することが大切だと思います。

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<平成27年9月議会 学力向上への取組みについては、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45363311.html

 

伊勢神宮から御神宝の下附 大國魂神社

伊勢神宮では20年に一度の式年遷宮があります。式年遷宮というと、一般には建物の造営が中心と思われがちですが、神々の御料品の豪華な衣服や調度類が約2500点も平安時代の「儀式帳」の規定のままに、上代の文化と技術を現代に伝えて、当代の最高の美術工芸家により調製されており、これを御装束(ごしょうぞく)・神宝(しんぽう)といいます。

御装束の意味は「飾り立てること」、衣服や服飾品を含めた広い意味を持ち、神座や殿舎の補設品、服飾品、遷御に用いられる品々を総称します。神宝とは、神々の御用に供する調度品の総称で、紡績具、武具、馬具、楽器、文具、馬具、日用品等があります。これらは20年間、御正殿にお納めし、次の遷宮で撒下することになっています。ただし両正宮の神宝に限り、新宮の西宝殿に移されて、さらに20年間保存された後に撒下されます。これは本様といって、次の製作の参考資料とするためです。

大國魂神社では、「平成の大修理」にあわせて御料の撒下を申請し、下附されることになりました。ちなみに、明治以前は神のお使いなされた御料ということから人手にわたることは畏れ多いとされ、撤下された神宝類のうち可燃のものは火に投じられ他は地中に埋められたそうです。宮司らが直接、伊勢神宮に参詣し、神社司庁から授与されました。下附された御料は、次の2点です。

・豊受大神宮別宮 土宮(つちのみや)神宝 「御弓」(おんゆみ) 一張
・豊受大神宮摂社 度会大国玉比賣神社(わたらいおおくにたまひめじんじゃ)御装束 「御櫛筥」(おんくしばこ) 一合

こちらが、その神宝「御弓」です。長さ2mくらいの直弓です。弓を張ればきちんと反るのでしょうが、恐れ多い。

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宮司様が重さを確認していますが、意外に軽い。昔は写真やコピーや正確な図面もなかったので、この製作にあたっては「本様使」という役人が自分の目でしっかり記憶して、まったく同じものをつくらせたそうです。すなわちこの弓も、奈良時代に使っていたものと、ほとんど同じということです。現代と、先人の歩みがつながったような感覚を覚えました。

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こちらが、御装束「御櫛筥」。髪を梳かす櫛を入れるための箱です。櫛2点が入った美しい漆塗りでした。これは漆塗りの上に、薄い金属を載せ、さらに漆を塗った上で、表面を研ぐことで、凸凹のないなめらかにしているそうです。まさに工芸品の極みですね。

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中に納められていたのは、木製の櫛。飛鳥・奈良の時代から、20年に一度作り替えられるとはいっても、そのままそっくり模倣して制作するそうなのでで、当時の姿と変わっていないはずです。

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豊受大神宮(いわゆる、外宮)の別宮である土宮(つちみや)。遷宮直後のため、白木が美しかったです。まさに常若(とこわか)を体現しています。一方、内宮・外宮は完成して2年弱経過し、白木が経年で色つやがでてきていました。鴨長明の書いた方丈記「ゆく川の流れ」を思い出しました。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 

いつも同じ状態は続かない、常に変化している、そしてそれを当然のごとく受入れるのが、日本人の根本的な世界観なのだと思います。

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注:上記文章は、大國魂神社発行の「社報くにたま通信 第200号」を基礎資料として、当方の理解で加工したものです。 

相馬中村城 相馬中村神社

相馬神社は相馬中村城跡(馬陵公園)にある神社です。祭神として天之御中主大神(あめのみなかぬしのかみ)が祀られています。ちなみに、天之御中主大神は、『古事記』の冒頭、天地のはじめのとき、高天原で最初に出現する神です。地味ですが、日本人オリジナルの価値観の元です。高天原にも、この現実の物質社会にも、目に見えない天之御中主神は、いるとされ、どんなに小さいものでも、どんなに汚いもののなかにも、空気にも地上にも、地下にも、石や動物にもあらゆるものの中に、天之御中主神がいるというものです。大宇宙のありとあらゆるものを創り、命を与える創り主に日本の古代人は、「天之御中主神」という絶妙の名前をつけました。この感覚は、キリスト教をはじめとする宗教以前の、日本人オリジナルの価値観です。

<絵で読む日本の神話 出雲井晶著は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46452260.html
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奉納されている各種ののぼり旗も立派ですが、参道脇の神楽殿も、能舞台かと思うほど、しっかりした建物です。保存状態も良い。

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参拝の仕方が、明記されていて親切です。あらためて、神拝詞(となえことば)、祓え給え 浄め給え 守り給え 幸わえ給え(はらえたまえ きよめたまえ まもりたまえ さちわえたまえ)を、唱えます。

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のぼり旗の奉納には、大きい旗が4万円。小さめの旗が5千円。、明朗会計で、しっかりしています。

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地元の多数の方々が、神社の寄進に名を連ねているのがよくわかります。いかに地元の方々に愛されているところなのかを実感します。

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相馬中村城内には、地元高校?のグラウンドがあり、日常的に高校生が城趾で遊んでいるようでした。普段から先人達の即席にダイレクトに触れる機会は、自分たちのルーツを確認する上で、郷土愛を醸成する上で、とても大事なことだと思います。

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相馬中村城は、天守閣や塀が何も残されていません。それでも内堀、外堀が、当時のまま残されており、往事を忍ぶことができます。相馬市では、「中心市街地公共建築デザインコード」を市の要領として策定しています。これば、相馬市の約400年にわたる歴史・文化を踏まえ、旧相馬中村藩の城下町としての歴史的まちなみ形成を図るべく、公共建築物のデザインを統一したものにしようと、決めたものです。地域の誇りを持つため、一体感を持つため、きれいな街並みとするため、良い取組みだと思います。

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公立病院の建設費がなぜ民間の2倍になるのか ―コスト高でも文句が出にくいことが最大の問題―

JBpress(日本ビジネスプレス)に記事掲載されました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46009

自治体病院のハコモノ建設費は、民間よりも圧倒的に高いといわれています。どうして高くなるのでしょうか。それは、将来どのように影響を及ぼすのでしょうか。自治体病院が経営不安に陥ったとき、誰が助けてくれるのでしょうか。すべての結果に最終責任を持つのは、地域住民なのです。

過去に自治体病院共済会が調査したところによると、公立病院は民間病院に比べて、建設費が2倍になるといわれています。自治体病院を指導監督する総務省でも、自治体病院の建設コスト増について気にかけており、平成27年3月に公表した新公立病院改革ガイドラインでは、病院施設・設備整備費を抑制すべきとしています。以下、引用です。「建築単価の抑制を図るとともに、近年の建設費上昇の動向を踏まえた整備時期の検討、民間病院・公的病院の状況も踏まえた整備面積の精査等により整備費の抑制に取り組むべきである。また、病院施設・整備に際しては、整備費のみならず供用開始後の維持管理費の抑制を図ることも重要」とされています。平成27年10月には同Q&Aで、建築単価の上限単価を36 万円/㎡とすべきと公表しました。
しかし、最近では、北茨城市民病院が2014年末に建替・再オープンし、その建設コストは3,820万円/床と、自治体病院共済会調査の民間病院平均1,600万円/床・公立病院平均3,300万円/床を、いずれも超えるものでした。総務省の定める上限36万円/㎡さえも、はるかに超える51万円/㎡でした。今後も、松戸市立病院やいわき市立総合磐城共立病院の建替工事が進行中です。松戸市立病院は、4,467万円/床、57万円/㎡で、いわき市立総合磐城共立病院は、5,743万円/床、62万円/㎡で、いずれの建設工事も異次元のコスト増になるようです。
総務省は自治体病院の建設費を「民間病院並みの水準」とするよう指示しているのに、どうしてこんなことになるでしょうか。なぜ公立は民間に比べ圧倒的なコスト増となるのか、なぜ歯止めがきかないのでしょうか。

<総合磐城共立病院 驚愕の建替えコスト増は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46264217.html
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自治体病院の建築コストが高くなる理由・背景を、それぞれの関係者の立場から整理してみました。

住民健康と安心のために、多くの診療科を持つ高度な医療サービスと救命救急が欲しい。
医療従事者建替えを機に、目指す診療に必要な医療機器・設備を一新したい。勤務環境を快適にしたい。市長任期中に、実績として評価されるきちんとした市民病院を作り、市民の期待に応えたい。新築になることで、医療スタッフに喜んで欲しい。
議会:きちんとした建物・たくさんの機能を持つ病院こそ、住民のためになるという感覚を持っています。一方、議場での討論は、定性的で感情的なものとなりがちです。
外部委員会意見の対立のない委員会が運営上、望ましい。市長の意向を汲んだ結論を出したい。
自治体国・県からの補助金があるならば、市のお財布が傷まないので、作りたい。
建設業界公共工事なので、民間より高い建築費単価での発注・落札を期待します。
金融機関自治体病院には焦げ付きのおそれはないので、ぜひ融資したい。

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民間であれば、将来倒産しないよう、借入返済を減らすため建設コストを下げようとします※4。しかし自治体病院は、最終赤字でもオカネが足りなくなっても、最終的には自治体本体が面倒を見てくれるため、倒産・破綻することはありません※5。また、自治体病院の借入金の一定割合が、国から自治体に税金投入される※6という、甘い罠があります。不思議な仕組みですが、借入金が多ければ多いほど、国から自治体への補助金が増えるのです。自治体から見ると、高額な建物が、国からの補助金を使って、より安くお買い得に、手に入るように見えるのです。

要約すると、関係者のほとんどが高コストであっても、多機能で高いレベルの医療サービスを望んでおり、少なくともこれに反対しにくいということです。建設を進めたいサイドは、「寄らしむべし、知らしむべからず」を続けることで、望む建設を進めることができます。今の住民は、耳を閉じ、目つむり、対立しないことで、当面の望む医療サービスを実現することができるでしょう。関係者らは悪意を持っているわけではなく、自らの希望に正直なだけです。しかし、正直者の判断や行動が正しいとは限りません。自治体病院の将来経営を考えずに、高コストの建設費を受容すれば、借金返済と運営費用が増え、それが病院経営の赤字とキャッシュ不足につながります。前述のとおり、最終的には自治体本体が、自治体病院の面倒を見ることとなり、本体の重いお荷物になります。

全国の民間病院を見回すと明らかですが、医療サービス水準が高い医療機関の多くは、経営状態が良好です。これは医療サービス水準が高いから経営が良好なのではなく、経営状態が良好だから、医療スタッフへの処遇改善や、設備投資を継続的に行うことができるため、その果実として医療サービス水準が良好に維持できるのです。悪い経営状態では、必要なタイミングで適切な設備投資ができず、さまざまなコストカットせざるをえない等の悪循環を呼び、最終的に医療スタッフのモラルにも悪影響を及ぼします。「医は仁術」のとおり、魅力がない病院から医療スタッフが立ち去ってしまえば、診療自体が継続できなくなるおそれがあります。次世代の子どもたちは、高額な自治体病院建設によるこれらのリスクを覚悟する必要があります。しかし、判断するための情報が適切に届いているとは思えませんし、子どもたちには止める力もありません。

自治体が整備する病院等のインフラ投資は、今後50年間利用するもので、さらに運用コストは建設コストの数倍かかるといわれています。そしてすべての結果は、地方自治体の住民が負うことになります。このような極めて重要な投資意思決定は、政局のムードや定性的で感情的な判断に左右されてはなりません。定量的なデータとロジックに基づき、良識的に判断することが必要です。そして、民主主義の根本に立ち返り、違う立場からの意見を互いに戦わせ、最終責任を持つ住民がそれをチェックしていくこと、そういう住民意識となれるかどうかが、自治体病院を高額で建替えるかどうかの判断のターニングポイントなのです。

※1 出典:病院建設費と健全経営 「自治体病院共済会」調査
※2 出典:総務省 新公立病院改革ガイドラインQ&A(平成27年10月16日)
※3 建設コストの他、医療機器のリース料やエネルギーサービスプロバイダーの初期コスト約40億円が含まれていませんが、ここでは公表額402億円を使用しました。
※4 民間では、建設コスト増による建物減価償却費の増加や借金の元利償還金額の増加を嫌い、病院建設による収支とキャッシュフローを考えて、生き残りをかけて建設コストを下げる強力なインセンティブが働きます。
※5 自治体病院は、最終赤字になっても市の本体から一般会計繰入により補填されます。自治体病院の経営の一義的な責任は病院事業管理者(地方公営企業法全部適用の場合)にありますが、最終的な責任は、地方自治体本体にあります。
※6 基本的には、病院債の毎年の元利償還金額の1/2が、自治体の基準財政需要額に算入され、普通地方交付税の算定根拠となります。


中間貯蔵施設建設に伴う用地補償 土地収用法をオープンに議論すべき

環境省の方から、中間貯蔵施設建設に伴う「用地補償の概要」等の説明を受けました。福島第一原発を取り囲む、双葉町5㎢と大熊町11㎢の広大な面積に及ぶ土地・建物・立木の買い上げです。整備費用は1兆円を超える見込み。現在、2000人を超える地権者に対して、土地売買の合意に達しているのは20人あまり。
今回、土地収用法は適用しないんだけれど、所得税法上の収用等の特別控除5000万円が適用になります。何かしっくりこない・・・大規模公共事業という位置づけですから、まずは、きちんと土地収用法の適用の是非をオープンに議論しなくてはならないと思います。

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いわきお寺に眠る本たち

「いわきお寺に眠る本たち」。いわきのお寺に保存されている資料の調査・分類されず、価値を見いだされないまま眠ったままのものがほとんどです。それを17年にわたって悉皆調査した一角が公開されました。調査研究にあたった門屋温先生と一緒です。

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展示の基本は、以下の3点。マニアックな視点に拘泥せず、一般人にも理解しやすい形の展示はありがたいです。中世時代の書物が、ここいわき地方の小さな寺に保存し続けてきたことに、小さな驚きです。現在は、小さな寺であっても、当時は僧たちが勉学をし切磋琢磨した、学習の場であったらしい。見た目の大小と、中身の濃密はまた別なんだなあ、なんて思いながら鑑賞させていただきました。

1. お寺の本の調査の進め方
2. お寺の本からわかること
3. お寺の本のいろいろな形

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老後破産 長寿という悪夢 NHKスペシャル取材班著

2014年に放送されたNHKスペシャル「老人漂流社会 老後破産の現実」をベースに、高齢者の現実も含めて描き直したルポとのことです。多くの老人が生活に困窮し、行き詰まっているさまを丹念に描かれています。
 
<老人漂流社会は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/34516040.html

平均的な年金支給、自宅を所有、ある程度の預貯金……少なくとも貧困世帯ではないにもかかわらず、「破産予備軍」となっている現実。それが、些細なきっかけで「老後破産」に陥ってしまいます。子供のリストラ、介護離職が引き金で親子共倒れ等、未必の事態が予想されるのに、予防策は見えてきません。「こんな老後を予想できなかった」「早く死にたい」という、老人の心からの声が聞こえてきます。現実の厳しさを再認識するとともに、日本社会の荒廃ぶりに暗澹とした気持ちになりました。

●日常起こる病気やケガ、医療費負担が悲劇の入口
●家族思いの「介護離職」に潜む親子共倒れの罠
●減り続ける年金、預金ゼロへのカウントダウン
●「一人分では暮らせない」配偶者の死亡で年金が激減
●使えば使うほど家計を圧迫する介護サービス
●約半数の独居高齢者の年金は、生活保護水準以下
●「地方は裕福」は幻想、農村にも拡大する老後破産
●1100万人越えワーキングプアは破産予備軍
●我が子のリストラで始まる連鎖破産
●最後の砦のはずが・・・生活保護支援の壁
 
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日本の実態を、的確に分析しています。

・日本の年金制度はかつての親子同居時代に設計されており、国民年金では老人だけの世帯の生計を維持するのは難しい
・普通に暮らしてきて、自宅や多少の預貯金があっても、病気などで多額の出費があると、たちまち老後破産になってしまうケースがある
・原則、自宅を売却したり預金を使い果たさなければ生活保護を受けられないので、住み慣れた自宅に住み続けたい人や預金がなくなってしまったときに生活保護を受けられなかった場合の不安感から、生活保護を受けていない人も多い
・食費にも事欠く生活では十分な医療や介護保険による介護も受けられない
・生活困窮老人は、都市部でも田舎でも存在すること

平均的な年金支給、ある程度の預貯金があっても、家賃を支払えば、ほとんど生活費が残らない独居高齢者がどんどん増えているそうです。収入が少ないため、つながりもさらに喪失して行き、何のために生きているかわからない。生活保護支給には要件があるし、そもそもそうした老人全員を生活保護で救うなんて、社会がもたない。
 
今、在宅介護が推し進められていますが、誰を介護の担い手と想定しているのか。子等の家族だすると、在宅介護のために子供を、介護離職させてしまうと、以前のような条件で復帰するのはありえません。結果として介護にまわった方の将来も国に頼らざるを得なくなり、国が支払うコストの総額は確実に上がります。介護が必要な親族を抱えたとしても、(介護離職させずに)働き続けて自分の力で生活が可能なシステムの構築が必要です。 取材の中である研究者が、こういったそうです。「結局、高齢者問題は、ほとんどお金で解決できるのです」。現状の問題を複雑にせず、シンプルに考えるべきなのかもしれません。 
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吉田みきと プロフィール

ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動しています。いわき市は、震災後、複層的な問題が山積しています。公認会計士・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 認定 アンガーマネジメントファリシテーターとしてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出し、解決策を提案していきます。



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