著者の加藤容崇氏は、慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教という、れっきとした医師です。専門はすい臓がんだそうですが、病理学、生理学にも詳しく、人間が健康で幸せに生きるためには、健康習慣による「予防」が最高の手段だと言うことに気づき、サウナをはじめとする世界中の健康習慣を最新の科学で解析することに注力するサウナドクター。サウナを科学し発信していく団体「日本サウナ学会」の代表理事。
サブタイトルは「ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナで整えるのか?」です。サウナには「ととのう」効果があるといわれていますが、それに医学的根拠をつけようという趣旨です。実証研究の数もまだまだ少ないので、科学的に証明された、というレベルには至っていないのでしょうが、巻末の膨大な英語の論文を読み込んだ上で、自分の体でデータを取ったりしてエビデンスベースでの著者の結論なのでしょうから、説得力あります。
意外だったこと、
・サウナに入る長さは時間ではなく、自分の身体の変化(心拍数)を目安にする
・サウナの後はより深い睡眠が促されること、お肌の調子が良くなること、瞑想と同じような効果
・あぐらの方がいい、テレビを見ないほうが整いやすい
・外気浴は、なるだけ横になる
ととのうメカニズムを理屈で理解することにより、サウナ中に雑念にとらわれず、より自分の身体に意識を集中できるような感じがします。
サブタイトルは「ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナで整えるのか?」です。サウナには「ととのう」効果があるといわれていますが、それに医学的根拠をつけようという趣旨です。実証研究の数もまだまだ少ないので、科学的に証明された、というレベルには至っていないのでしょうが、巻末の膨大な英語の論文を読み込んだ上で、自分の体でデータを取ったりしてエビデンスベースでの著者の結論なのでしょうから、説得力あります。
意外だったこと、
・サウナに入る長さは時間ではなく、自分の身体の変化(心拍数)を目安にする
・サウナの後はより深い睡眠が促されること、お肌の調子が良くなること、瞑想と同じような効果
・あぐらの方がいい、テレビを見ないほうが整いやすい
・外気浴は、なるだけ横になる
ととのうメカニズムを理屈で理解することにより、サウナ中に雑念にとらわれず、より自分の身体に意識を集中できるような感じがします。