エジプト
2019年5月に東日本国際大学のキャンパス内に、ピラミッドが設置されました。場所は、1号館の東側です。正確にいえば、巨大なピラミッドそのものではなく、その頂点に設置される石、ピラミッドキャップストーンです。たった一つの石とはいえ、1m近くあり、重さは約1.5トンと、とても人力では移動できないものです。
<鎌山祭2018@東日本国際大学は、コチラ>
このキャップストーンの経緯は、1978年に吉村作治先生が、日本テレビの依頼を受け、実物の1/14のギザのピラミッドの建設を再現してみるという企画番組の撮影の際に、実際にエジプトギザのピラミッドの南1.5kmの地で制作されたものです。一辺23m、高さ約15m、使った石は5200個、総重量は6,900トンにも及ぶもの。吉村学長が現地で直接音頭をとって、昔のままの工法で本当に現地でギザの石灰岩を切り出し、丸太を車輪代わりにして石材を運ぶなど当時のやり方を試しながら、約2か月で完成したもの。商業放映目的とはいえ、実際に人力でピラミッドを積み上げることで、当時の工法を確かめることができ、これがピラミッドの工法や構造を理解するために、とても役立ったそうです。
その後、所期の目的を終え、このミニピラミッドは解体されましたが、そのてっぺんにあった、たったひとつの石、キャップストーンは、制作会社である日本テレビ本社に移送・保管されていました。このたび、このキャップストーンが東日本国際大学に寄贈され、広く一般の方が見れるようにキャンパス内の庭に常設展示されることになったというもの。このストーンが、いわきの観光名所のひとつにカウントされ、それが広い意味で地域の活性化につながるといいですね。
<大ピラミッド 新たなる謎 吉村作治著は、コチラ>
キャップストーンの側面には、古代エジプトの「天空神ホルス」の目が刻まれています。ちなみに左目は月の象徴、右目は太陽の象徴。古代エジプトは、太陽や月等の自然を信仰していて、多神教を含め、多くの点で、日本の神道とつながる部分が多いと感じます。
エジプト考古学研究所の展示室「メル」も、新規に1号館内に開設されています。まだ小さな小さな小部屋ですがエジプト考古学研究所が所蔵する遺物を展示されています。
特筆は、エジプトで撮影した動画です。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術を駆使し、非公開の場所を含むピラミッドの内部等を、スマホ+非常にシンプルなVRゴーグルで見ることができます。これは実際に体感しないとわからない。360度上下左右、自分が見たい方向に首を振れば、どこでも、眼前に映像が提供されるというもの。自分がが行けない場所でも、疑似体験が可能なんです!これはスゴイ技術だし、これを使えば新たな発見等ができるかもしれません。
<エジプト考古学研究所 特別隊員 認定は、コチラ>
特筆は、エジプトで撮影した動画です。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術を駆使し、非公開の場所を含むピラミッドの内部等を、スマホ+非常にシンプルなVRゴーグルで見ることができます。これは実際に体感しないとわからない。360度上下左右、自分が見たい方向に首を振れば、どこでも、眼前に映像が提供されるというもの。自分がが行けない場所でも、疑似体験が可能なんです!これはスゴイ技術だし、これを使えば新たな発見等ができるかもしれません。
<VRゴーグル 100円は、コチラ>
東日本国際大学 エジプト考古学研究所 特別隊員 第2期生 認定式が、2019.6.11に、大学内の鎌田レストで行われました。今年3月に、吉村作治学長が団長となり、エジプトの「第二の太陽の船」の発掘・修復現場を視察したメンバーがそろいました。
<東日本国際大学 鎌田レストは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46937126.html
吉村先生は、これまでエジプトの発掘現場で、歴史的に先行する米欧チームに、勝るとも劣らない業績を上げてこられた方です。現在は、「大ピラミッドの内部探査プロジェクト」「クフ王の第二の太陽の船」等、複数の重要プロジェクトを同時進行中です。そして、何といっても「ギザのクフ王墓発掘」は、成功すれば世界のビッグニュースになるでしょう。というのも、エジプトで発掘された豪勢な装飾品で有名なのはツタンカーメン王ですが、その何倍もの権力を持っていたのが、世界最大のお墓ピラミッドを作ったクフ王です。多くの王の墓が見つかっている今、そのクフ王のお墓だけは、今にいたってもまだ発見されていないんです。それが見つかれば、考古学的にスゴイことですし、その副葬品の豪華さは、検討がつかないくらい貴重なものでしょう。
<大ピラミッド 新たなる謎 吉村作治著は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/52618595.html
団長の吉村先生から、認定証をいただいた認定証。吉村先生は、ジョークが上手で、チャーミングな方です。また他人を巻き込むのが上手で、良い意味で、人たらしだなあと思います。だからこそ、多額の発掘費用(これまで50年間で100億円近くが投入されたとも?)を、いろんな方からご支援いただいてこれたし、エジプト政府も吉村先生と良い信頼関係を結んでこれたのだと思います。こういった認定証発行も、関わった人の心をつなぎ留めておく良いツールなので、そういったアイデア発想と実行力に、感服。
<東日本国際大学 鎌田レストは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46937126.html
吉村先生は、これまでエジプトの発掘現場で、歴史的に先行する米欧チームに、勝るとも劣らない業績を上げてこられた方です。現在は、「大ピラミッドの内部探査プロジェクト」「クフ王の第二の太陽の船」等、複数の重要プロジェクトを同時進行中です。そして、何といっても「ギザのクフ王墓発掘」は、成功すれば世界のビッグニュースになるでしょう。というのも、エジプトで発掘された豪勢な装飾品で有名なのはツタンカーメン王ですが、その何倍もの権力を持っていたのが、世界最大のお墓ピラミッドを作ったクフ王です。多くの王の墓が見つかっている今、そのクフ王のお墓だけは、今にいたってもまだ発見されていないんです。それが見つかれば、考古学的にスゴイことですし、その副葬品の豪華さは、検討がつかないくらい貴重なものでしょう。
<大ピラミッド 新たなる謎 吉村作治著は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/52618595.html
団長の吉村先生から、認定証をいただいた認定証。吉村先生は、ジョークが上手で、チャーミングな方です。また他人を巻き込むのが上手で、良い意味で、人たらしだなあと思います。だからこそ、多額の発掘費用(これまで50年間で100億円近くが投入されたとも?)を、いろんな方からご支援いただいてこれたし、エジプト政府も吉村先生と良い信頼関係を結んでこれたのだと思います。こういった認定証発行も、関わった人の心をつなぎ留めておく良いツールなので、そういったアイデア発想と実行力に、感服。
著者の吉村作治氏は、エジプト考古学の第一人者として著名ですが、現在、いわきの東日本国際大学の学長を務めています。早稲田大学在学中から、古代エジプト調査隊を組織してエジプトでの調査研究を開始していて、現在に到るまでずっとエジプト一筋の方。「クフ王の銘が入った彫像」等の複数の貴重な発掘・発見もされている実績十分の方の、ピラミッド本。
ギザの砂漠にそびえ立つ 「ギザの三大ピラミッド」 は、エジプトに現存する数あるピラミッドのなかで、最も巨大、かつ有名です。 「ギザの三大ピラミッド」 のなかでも一番大きなものが、クフ王の(ギザの第一)ピラミッド。その巨大な姿から、通称 「大ピラミッド」 と呼ばれています。この大ピラミッドの謎は大きく分けて、4つ。①いつ、②だれが、③なぜ、④どうやって。これまで考古学でずっと議論してきたけれど、科学的に、第三者が実証できる説は、ほとんどないそうです。これまでの説を著者は、100回を超えるエジプト現地調査に、電磁波レーダーシステム等のハイテク機器を持ち込み、検証していきます。
ギザの砂漠にそびえ立つ 「ギザの三大ピラミッド」 は、エジプトに現存する数あるピラミッドのなかで、最も巨大、かつ有名です。 「ギザの三大ピラミッド」 のなかでも一番大きなものが、クフ王の(ギザの第一)ピラミッド。その巨大な姿から、通称 「大ピラミッド」 と呼ばれています。この大ピラミッドの謎は大きく分けて、4つ。①いつ、②だれが、③なぜ、④どうやって。これまで考古学でずっと議論してきたけれど、科学的に、第三者が実証できる説は、ほとんどないそうです。これまでの説を著者は、100回を超えるエジプト現地調査に、電磁波レーダーシステム等のハイテク機器を持ち込み、検証していきます。
<吉村新説>
・「クフ王の墓」とされている大ピラミッドだが、そもそも墓(骨が埋葬されている)ではない
・大ピラミッドの西側内部(未発見)にも、東側にある発見済みの通路・部屋に対応するものが、対称形に隠されているはず
現地で、実際に小型のピラミッドを、作ってしまうという実証実験には驚きました。図面を引き、石を切り出し、当時の道具だけて、積み上げてに作ってみる。これらの実験の結果から、机上の建設方法の推論を論破する。ここまでやるか。
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吉田みきと プロフィール
ふるさとの福島県いわき市で、市議会議員として活動しています。いわき市は、震災後、複層的な問題が山積しています。公認会計士・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 認定 アンガーマネジメントファリシテーターとしてのキャリアを生かし、フレッシュな視点で問題点を洗い出し、解決策を提案していきます。
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