サウナブームの火付け役といえば、やはりマンガ「サ道」です。サ道とは、サウナを極めた道。この本が、いろんなサウナ本の導入になったことは間違いないし、ドラマ化された「サ道」全12話は、放送終了しましたが、Amazon Primeで見れます。

ストーリーとしては、主人公がこれまでオヤジが集まり高温のガマン大会だと思っていたが、偶然サウナの本当の気持ち良さを知ってしまう。蒸しZという架空の師匠を追い求めているうちに、すっかりサウナ中毒に。通い詰める内、サウナ友ができ、気持ち良くなれるサウナの入り方を一緒に追求していく。その中で、全国の有名なサウナを訪れ、ひたすら快楽を追い求めていく。サウナトランス=キマッた瞬間の名ゼリフ「ととのったー!」は、あまりに有名。

著者のタナカカツキ氏は、日本サウナスパ協会公認のサウナ大使(本当)。サウナでのトランス状態を「ととのう」と初めて言語化した方です。今のところ3巻までですが、サウナを広めるために、これからもぜひ続編を描いてほしいと思います。

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私も、ジムや健康センターに附属しているサウナの存在は知っていましたが、暑くて息苦しく、オヤジのガマン大会だという認識でした。さらには水風呂なんで、心臓麻痺一歩寸前のものになんでリスクを犯してまで入るのが理解に苦しんでいました。この本を機に、サウナ10分+水風呂1分+休憩5分を試したところ、血行の流れを直に感じることができたし、脳みそが真っ白になる感覚もちょっとだけ感じられました。新たな境地にまで、導いてくれたこのマンガに感謝です。