シドニーオペラハウスのすぐそばにある、Government House、まるでヨーロッパ中世の城郭のような建物でした。実際には、1846年から1996年まで27人の知事と5人の総督の官邸として使われきたゴシック様式の建物です。現在はNSW州知事のオフィスとして、また各国の要人を招いてのセレモニーや晩餐会などにも使われているそうです。

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見学は無料ですが、パスポート等の身分証明書が必要。バッグ等はすべて受付に預け、カメラも内部は撮影禁止。というのも州知事のプライベートエリアも含まれているからだそうです。

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内部は、総督が交代する度に、内装がやり替えられたため、中世様式もあれば、まったくモダンに真っ白な壁にしてしまった時代もあるそうです。現在は、あえて中世様式に戻しているそうです。

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シドニー湾が望める美しい、西洋式の庭園でした。かつての総督もこのような景色を眺めたことでしょう。ちなみに総督に任命されたのは、ほとんどが軍人経験者です(例外あり)。それは、礼儀正しいこと、公正であること、腐敗しないこと等から由来するらしい。この国の軍人に対する信頼度の高さを感じます。翻って、我が自衛隊隊員およびそのOBに対する世間の温度は、とても低いと感じます。


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レリーフも本格的なものでした。当時の英国本国としては、植民地であるシドニーをしっかり治めるために、力の象徴である城郭を作り、原住民アボリジニに見せつけたのでしょう。原住民を力で追い出して、シドニーという見事な景観の街を作り出した、当時の象徴だと思います。

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