東京染井温泉Sakuraに来ました。お隣の東京スイミングと一体経営されているので、巣鴨駅から共通の無料バス(ピンクバス)が出ていて便利。東京スイミングの設立は、日本水泳連盟から依頼された天理教(この周辺の地主さん)の代表が、1968年に開業させたもの。以来、北島康介選手、中村礼子・上田春佳・加藤ゆか・寺川綾ら延べ17名の選手をオリンピックに送り出している実績のあるプールです。何度かの立替えを経て、その余った?敷地に2005年に、東京染井温泉Sakuraができました。

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当該地は、明治初期までは人家もまばらな畑でした。明治期に天理教が一体を所有するようになりました。とはいえ、特別な用途に使用された形跡はありません。それが上記のように、1968年に突然スイミングセンターができたというわけ。なので、温泉に古い歴史はありません。とはいえ、掘ってみたら天然温泉が出たようです。地下1800mから湧出した温泉は、無色透明。約1000万年前の地層のものだそうです。

源泉名 東京染井温泉
泉質 含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性-弱アルカリ性-高温泉)
泉温 48.8℃
湧出量 500 ℓ/分(動力揚湯)

温泉とうたってはいますが実際には、温度調節のため加温もしているし、東京都のルールに適合するように塩素消毒もしているそうです。

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施設はちょっと狭いですが、清潔で高級感もあります。サウナも広いし、水風呂も約18℃と良い。露天風呂には、東京染井温泉(42℃)のほか、シルキー風呂という、カルピスを溶かした?ような真っ白なお湯があります。実際には、入浴剤ではなく、ハイテクで超微細な泡、マイクロバブルを大量に水中に発生させているそうです。気泡が毛穴の奥まで入り込み身体の垢や脂を排出したり、マッサージ効果があると書いてありましたが、さてどうでしょう?

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