国立西洋美術館でハプスブルグ展が開催中。ハプスブルグ家といえば、オーストリア・ハンガリー帝国の支配者で、お抱え画家に自らや家族の肖像画を描かせたものが、たくさん残っています。ハプスブルグ家は、積極的な政略結婚を通じて外交をやっていました。このマリー・アントワネットの肖像画も、嫁ぎ先のブルボン朝ルイ16世のお后として元気でやっている姿を、母であるハプスブルグ家のマリア・テレジアに知らせるために描かれ、実際、ウィーンに送られたそうです。

2019-11-07 10.30.53

国立西洋美術館の本館は、「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。ここには松方コレクションと呼ばれる西洋絵画・彫刻作品が常設展示されています。そもそも松方正義の子、松方幸次郎氏が、川崎造船所(現・川崎重工業)社長として、第一次世界大戦で大もうけし、その資金で美術品を買い集めたのが「松方コレクション」。その後、事業が上手くいかなくなり、散逸や焼失があり、残った美術品もフランス政府に接収されてしまいました。その後、フランス政府から日本へ返還される際、専用の展示施設を作るよう要請され、この国立西洋美術館の本館ができたという経緯があります。

2019-11-07 13.38.34

こちらが、ユネスコの世界文化遺産登録証。タイトルは、The Convention concerning the Protection of World Cultural and Natural Heritage とあります。

2019-11-07 13.17.50

常設館には、ロダンの「考える人」が、まず最初にお出迎え。

2019-11-07 13.18.27

本館と新館との間の中庭がきれいでした。

2019-11-07 13.34.47