いわき素読の会(代表:山名隆史氏)による、第15回 いわき素読教室が、2019.11.3(日)に、いわき市文化センター和室で開催されました。後援はいわき市教育委員会です。これまでに、平一町目のティーワンビル内のいわき市生涯学習プラザ和室や中央台公民館等で開催してきて、今回が15回目。
<前回 第14回の様子は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/53855013.html
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今回の講師は、素読教室を全国で開催・普及活動をしている松田雄一先生です。いわき素読の会を始めるきっかけとなったのも、2015年に松田先生の講義を聴いて、これはいわきの子どもたちにも伝えたい!と感じたから。松田先生はこれまで「日本人OSインストールガイド」「素読をすれば、国語力が上がる! ~古典や名文で子供の能力開花~」を出版されており、素読が脳に良い影響を与えることを実践されています。
<古典の素読教室に参加は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46339100.html
豊富な知識だけでなく、子どもたちを飽きさせず、楽しませながら、長時間の素読をする。スライドや動画、音声、クイズ、ジョークを、声の大小、高低を織り交ぜながらの講義は、自分たちだけで素読教室を運営するのにも大変参考になりました。
今回もいろいろな素材を素読しました。圧巻はこれまでの年号248個をいっぺんに通しで素読したことです。一回やるだけで6分間かかりますが、声を枯らしながらやりきりました!ちなみにこれまでの年号で一番多く使用されている漢字は「永」の字だそうです。
今日は何の日?(答)文化の日。
それって何?(答)国民の祝日に関する法律第2条「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日。
その由来は?(答)明治天皇の誕生日。明治期に天長節、昭和初期に明治節として祝日だった。
文化の日といわれても、その当日、何をしたらよいかその文字からは読み切れません。ならばその意味がわかる明治節としたほうがよいのでは?市民一人一人が、日本の国柄に思いをいたし、それこそ「自由と平和を愛し、文化をすすめる」のはないでしょうか。
いわき素読の会 代表の山名さんからは、神社本庁から出版されている「御代替り」の小冊子が、参加者ひとりひとりにプレゼントされました。先日、今上天皇の即位礼正殿の儀がとりおこなわれ、報道されましたが、前回の平成天皇(今の上皇陛下)が即位されたときの様子を、豊富なカラー写真とともに説明しているもの。儀式の意味や由来等が書かれており、自然を愛し、敬神数祖の心を持つことを通じて、日本人であることを誇れるものとなっていました。
<御代替り やはり神道は宗教ではないことを確信は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/53407695.html
素読の会からは、自宅で素読できるような素材をひとつプレゼント。さまざまな花、草木、雲の種類だとか、定番の歴代天皇名、変わり種としては東北新幹線の駅名なんていうのもありました。
松田先生・山名代表と一緒に、運営をお手伝いいただいたスタッフを記念撮影(松田先生は、講義の際には和服をお召しになりますが、記念撮影はお着替え後でした)。