磐城平城・城跡公園について③

黒字:吉田の発言・質問、青字:執行部からの答弁
<前回までは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/53829667.html

(3) 歴史伝承ゾーンの本丸広場について
ビア博の実施8
当該地は、民間団体が主催で、今年で4回目の開催となる「ビア博いわき'19」が開催されています。多くの市民の方が来場し、豊富な種類のクラフトビールを楽しみ、交歓しました。こういったとりくみは、まちの活性化、市民の福祉の向上に資すると思いますが、公園整備後においても、本丸広場を活用し、ビア博の開催が可能となるか、伺います。

(都市建設部長)
これまで実施されてきたビア博につきましては、中心市街地における賑わい創出に寄与してきたものと考えており、公園整備後におきましても、中心市街地の活性化に繋がる同イベントにつきましては、開催可能であるものと考えております。
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今月、9/28にも、地元御城山の城山自治会が「龍が城 月見の宴」を、ここで開催予定です。平成21年から同じく磐城平城の一部である丹後沢で開催してきましたが、令和元年の第10回は、磐城平城本丸跡地では初開催です。数千もの竹灯篭や行灯が並べられ、それらが放つ幻想的な光は、とても美しいです。理事者の方々におかれましては、ぜひ9/28(土)夕方~夜の時間帯、磐城平城本丸跡地にお越し下さるとありがたいと思っております。

<龍が城 月見の宴 2016は、コチラ>
バーベキューピットの設置9
市街地において、多くの仲間とバーベキューを楽しみたいというニーズは多いと聞きます。小名浜の三崎公園においては常設のBBQピットが置かれ、たくさんの市民に利用されております。いわき駅から徒歩でアクセスでき、肉・野菜・飲み物等が、ラトブ等の商業施設から徒歩で調達できるのは、非常に便利であり、場所によっては眺めも良く、BBQをするにはとてもよい場所だと思います。そこで、バーベキューピットを設置するのか、伺います。

<三崎公園の沈船防波堤「澤風」のタービンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/49915825.html

(都市建設部長)
本公園につきましては、文化交流、歴史伝承、自然散策の3つのゾーンにおいて、磐城平城本丸跡地に相応しい公園施設をそれぞれ配置しており、また、本公園周辺は閑静な住宅街となっておりますことから、周辺住民への影響などを考慮し、バーベキューピットの設置は困難であると考えております。

今回は、BBQピットの新設は予定していないとのことですが、本丸広場については、簡易な屋外ステージや芝生ゾーンもあることから、屋外イベント開催時に多用途に使える屋外電気設備や屋外散水栓の整備を要望して、次の質問に移ります。

(4) 自然散策ゾーンの白蛇堀周辺について
白蛇堀の水源の確保10
白蛇堀周辺は、現在、既存の樹木で囲われた暗い雰囲気の枯れ池となっており、新たな水源を確保し、再生させることと伺っておりますが、水源の確保について、どのように考えているのか、伺います。

<磐城平城 白蛇堀(はくじゃぼり)は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36496876.html
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(都市建設部長)
白蛇堀につきましては、現在、水源がなく枯れ池となっており、周辺の樹木や竹が密集し、日照を遮っているため、全体的に暗い雰囲気となっておりますことから、新たな水源を確保し、明るく健全な水辺空間として再生することとしております。
その水源といたしましては、既存家屋の東側にある既設の井戸水を利用することが可能であるか判断するため、現在、専門業者による揚水試験と水質調査を行っているところであります。
これらの調査により、利用が可能であれば当該井戸水を活用することといたしますが、不可能であった場合につきましては、浄水により水源を確保して参りたいと考えております。

かつて磐城平城は、アヤメが咲き誇り、あやめのお城と呼ばれていたとの説もあります。ぜひ水質の良い白蛇堀にしていただき、当時のようなアヤメが咲き誇る堀にしていただきたいと思います。

アプローチ階段の整備11
アプローチ階段の整備目的について、伺います。

(都市建設部長)
本公園は、いわき駅北口に近接している絶好の立地条件となっておりますが、小高い丘の上にあるなど、地形的な特性から、アクセス性向上について、平成28年度開催した市民意見交換会において、多くの皆様から御意見をいただいたところであります。
このようなことから、駅から最短でアクセスできるよう、現在、鈴木辰三郎像が設置されている場所に、新たに階段を整備することとしたものであります。

<いわきの銅像 鈴木辰三郎は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/20331870.html

現在の、いわき駅から磐城平城本丸跡地へ至るには、平安荘側の坂を登っていくか、もしくは八幡印刷さんから城坂をのぼり龍が城美術館まで迂回して正門までたどり着かなければならない現状です。しかし、本丸跡地は、実はいわき駅北口ロータリーと市道を面して接しており、高低差はあるものの、白蛇堀と駅北口ロータリーとの距離は、実はわずか数十メートルであります。このアプローチ階段は、アクセス向上のために必須のものであり、城跡公園として開放されるときには、メインの出入口となります。城跡公園の顔となるアプローチですから、来訪者が門をくぐるときに期待を高めるような、そして自ら身を正すような風格ある門やアプローチを設置してくださるよう要望します。

鈴木辰三郎像の移設12
アプローチ階段の予定箇所には、現在、戦災後の平市の初の民選市長として、戦災地域の整備や平競輪の誘致を行うなど、「平市復興の父」として敬愛された方の銅像が建っています。
いわき駅の現在の駅前通り(30m通り)はもととなる道路があったわけではなく、完全なる民有地だったそうです。そこを鈴木辰三郎氏が、平駅の発展に駅前通りが不可欠である旨の主張をされ、幅員50mの駅前通りを強硬に主張したそうです。紆余曲折の上、30mの幅員で開設されました。鈴木氏の先見の明には、頭が下がります。もし幅員50mであったならば、いわきの街はどんな発展になっていたのか、と想像してしまいます。アプローチ階段の整備にともない、鈴木辰三郎像を移設することになると思いますが、移設先についてどのように考えているのか、伺います。

(都市建設部長)
これまで、鈴木辰三郎像を管理しております関係者から、本公園内への移設について内諾をいただいたところでありますが、今後は、具体的な移設箇所等について、関係者の皆様と協議・調整して参りたいと考えております。

駅前開発の功労者である、氏の顕彰をし、氏が作ったまちなみが見える場所への移設を、ぜひお願いしたいと思います。
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(5) 看板設置について
設置箇所13
かつての磐城平城には、櫓としては、三階櫓・隅図櫓・塗師櫓・八ッ棟櫓・追手門櫓・中門櫓・六間門櫓、弓櫓があり、門としては、櫛形門、埋門、中仕切門、黒門、裏門、玉門、不明門等がありました。しかしいずれも戊辰の役の際に焼失もしくは移設されてしまい、現在の敷地内に完全な形で残されているものはありません。当時のことに思いを馳せるためにも、それぞれの櫓と門の跡地に、ここにどんなモノがたっていて、どんな姿であったか、そしてここでどんな先人たちの活動があったかを紹介する看板の設置が必要だと思います。例えば、戊辰の役においては、六間門櫓周辺が激戦となり、一進一退の攻防戦が、繰り広げられたところ、疲れて休んでいる兵士を、相馬中村藩から応援に来ていた相馬将監が激励したりするエピソードが文献等に残されておりますので、そのような先人の活動の息吹きを感じるストーリーを六間門には期待したいと思います。そして園内の周遊性確保のためには、各所に看板の設置が必要となりますが、看板の設置箇所として、どのような位置を予定しているのか、伺います。

<磐城平城 塗師櫓(ぬしやぐら)をきちんと復元したいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36494798.html
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(都市建設部長)
園内の情報を伝えるために設置される看板は、来園者の利便性の向上が図られるものであり、本公園の整備におきましても、必要な施設と認識しております。
看板には、園外からの誘導を目的とする園名サインや園内の経路や公園施設の案内を目的とする案内サインなど機能ごとに複数の種類がありますことから、設置箇所につきましては、それぞれの看板が持つ機能を高められる効果的な位置に設置して参りたいと考えております。

古地図と現況図の重ね図の設置14
いまの磐城平城は、戊辰の役での落城の際の火災でほとんどの櫓が焼失してしまったり、常磐線の線路敷きとなって堀が埋め立てられたり、土地の民間売却により、土地が細切れになってしまったりして、現在の芝生広場に立っても、当時の姿を、想像することができません。有名な三階櫓、八つ棟櫓があった場所は、常磐線開通の際に崩されてしまっており、現状と大きく変わってしまっています。子どもからお年寄りまで、誰でも容易に、当時の状況を想像できるようにするためには、古地図と現況図の重ね図等を各ポイントに設置すべきと考えます。古地図と現況図の重ね図の設置について、どのように考えているのか、伺います。

<三階櫓は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/49875832.html
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(都市建設部長)
誰もが簡単に「いわきの歴史」を知ることができる古地図と現況図の重ね図の設置につきましては、本公園の整備基本方針である「歴史を語り継ぐ場所」に相応しいものであることから、設置に向けた検討を進めることとしております。

回遊性の確保15
公園だけでなく、丹後沢公園など周遊を促す仕掛けづくりが必要です。そこで、周辺施設を含めた看板の設置について、どのように考えているのか、伺います。

<丹後沢の由来は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/51672795.html

(都市建設部長)
本公園の周辺には、丹後沢公園のほか、飯野八幡宮や子鍬倉神社などの歴史・文化的施設が数多く点在しており、それらの施設を案内する看板を公園内やいわき駅北口交通広場などに設置することにより、市民や市外からの来訪者のいわき駅周辺地区における回遊性の向上に繋がるものと思われますことから、今後、検討して参りたいと考えております。

<飯野八幡宮は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/50952749.html
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すでに有志によって、角材を使った標柱が、本丸跡地外の大手門・城坂・桜堀等に設置されています。これらと連携し、より有効に回遊性を高める方策を検討いただきたいと思います。

<標柱プロジェクトは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/43597973.html
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<次ぎに続く>
http://www.mikito.biz/archives/53829672.html

注)記載内容は、当方の手許メモを元に作成したものですので、正確にはいわき市議会公式記録をご確認下さるようお願いいたします。