いわき平競輪は1951年開設で、平市の戦後復興の予算に大きく貢献してきました。2009年に大規模改修をし、ガラス張りの観覧スタンド等、近代的な施設となりました。一方、改修以前は、バクチ打ちが集まり、昼から呑んだり食べたりするような、飲食店が立ち並んでいて、通称「オケラ街道」と呼ばれていました。

場内の飲食店はすっかりきれいになり、場外の飲食店のほとんどはその閉店してしまい、かつてのオケラ街道の雰囲気は、もうありません。しかし数少ない、昼から呑める食堂がまだ残っています。看板もない、平屋建てのバラック?ですが、しっかり営業しています!外には、生ビールの立て看板があり、アルコールOKであることがわかります。

<いわき平競輪 ロイヤルルームからの眺めが美しいは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/53654595.html
2019-09-08 14.00.16

呑めるだけでなく、しっかり食事もできます!考えてみれば、競輪は1レースから10レース程度まで、半日ずっとやっているわけですから、バクチ打ちだってお腹はすく。

2019-09-08 14.00.08

お刺身やサラダ単品を注文すれば、立派な酒のあてです。平日午後に訪れましたが、お客はまばら。ビールを飲みながらテレビ中継を観戦していました。こんな昭和な雰囲気のお店がどんどん閉店しています。味わい深いので、生き残って欲しいと思います。

2019-09-08 13.39.35