福島県民の日から、いわき市が除外されています!福島県民の日条例では、県民の日として8月21日が制定されています。なので、県内各地にある公共施設(県立博物館や体育館・プール等)では、8/21は利用料が無料とされています。しかし、いわき市での無料開放の対象施設はありません!福島県のホームページでも、それが確認できます。

福島県民として県民税を納めているのに、この格差はなんでしょう?いわき市には、福島県が保有する「アクアマリンふくしま」があります。(条例の意図に賛同するならば)8/21の県民の日に、無料開放すべきでしょう。アクアマリンふくしまの入場料金は、大人1,800円、 小~高校生900円と決して安くはありません。無料開放を心待ちにしている家庭もあるはず。ちなみに東京都では都民の日(10/1)にたくさんの施設の無料開放をしていて、葛西臨海公園水族館も無料開放の対象です。

<福島県HPは、コチラ>
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11055a/kenminnohi0821.html
2019-08-28 09.11.26

そもそも、県民の日は、郷土への理解を深め、郷土愛を育みながら、「県民が心を合わせて」より豊かな福島県を築き上げ次世代に引き継ごうという目的で制定されました。地域ごとに格差があっては、「県民が心を合わせ」ることは難しいでしょう。ちなみに8/21は。旧福島県・磐前県・若松県の3県が明治9年8月21日に合併した日です。

福島県民の日条例施行規則では、「福島県立博物館」や「福島県立美術館」らは、福島県民の日に使用料を徴収しないと規定されています。ぜひ、「アクアマリンふくしま」も、これに追加して欲しいと思います。

ちなみに東京都や埼玉県等の都民の日・県民の日では、小中学校を休校にしています。このおかげで休日は激混みする施設等に、平日の比較的すいた状態で訪れることができるので、楽しみにしている子どもたちも多いはず。それもあって、その記念日が市民の記憶に刻まれます。福島県では、学校休校にしていないこともあって(そもそも、8/21は夏休み期間中)、県民の日の普及がいまひとつという点も悔やまれます。いっそ、福島県民の日を、夏休み期間でない日に移動し、学校休校日にできないものでしょうか。