日本最西端の島、与那国島に行ってきました。その西の崖の端に、日本国最西端の地の石碑があります。空路は、石垣島からしか定期便(35人乗りのプロペラ機)はありません。

安全保障上重要な位置にあるため、2016年に陸上自衛隊の与那国駐屯地が開設されて沿岸監視隊約160名が配備されています。かわぐちかいじ氏のマンガ「空母いぶき」のストーリーでは、与那国島のレーダーが破壊され、中国軍に与那国島を占領されることからはじまります。現在の中国軍の動きの現状や自衛隊の活動を視察するために、与那国駐屯地を見せていただいてきました(写真は撮影不可)。ここの部隊は、沿岸監視隊といって、レーダーや無線等を傍受し、外国軍の動きを早期にキャッチし、陸上自衛隊本部に報告するというもの。よって、警備のための小銃等はあっても、ミサイル等の重火器は持っていません。なるほど、かわぐちかいじ氏のマンガ「空母いぶき」は、よく取材しているなあ。

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与那国島は、那覇まで500km超、同じ八重山諸島の中心である石垣島まで117kmです。一方、台湾まで111kmと、外国のほうが距離的には近い。天気が良いときには、台湾の花蓮地区が見えるそうです。

琉球王国に支配される以前は、サンアイイソバという女首長が支配し、完全に独立していたそうです。その後は、琉球王朝、薩摩藩への編入、琉球処分で沖縄県となり、台湾との密貿易で栄えた時期には、2万人が島内に居住していましたが、現在は、1680人だそうです。

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丘からは島内第一の商業・漁業港の久部良港。生活物資のほとんどは、一週間に3回程度やってくるカーフェリーに依存、そのため、生活物資は高く、フェリー欠航もたびたびあり、決して住みやすいわけではありません。amazonの無料サービスの対象ではありますが、注文から配達までに2週間以上かかることも、ざらだとか。

自衛隊の装備も、基本的にはフェリーに依存。買い物も制限されるし、娯楽施設はかぎりなく少ない。離島ならではの不便性は、実際に、ある。

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与那国の一大イベントとして、国際カジキ釣り大会があります。毎年7月に開催されるそうです。

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「日本最後の夕日が見える丘」の石碑が、久部良集落の北方海岸沿いにありました。確かに、この地点が、一番西に位置しているので、日本で最後まで夕日を見れるポイントですね。


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 「日本最後の夕日が見える丘」から、「日本国最西端の地の石碑」がある岬を眺めました。手前が久部良港です。晴れ渡った青い空と白い雲、沖縄ブルーの海が、とても映えていました。

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