つくばりんりんロード 桜川土浦自転車道は、関東鉄道の線路跡を利用した自転車専用道路です。土浦駅からすぐに始まるのですが、30年前以上に廃線になったとはいえ、明らかに鉄道跡だと実感できます。なぜなら、平坦でかつカーブが緩い、不自然なくらい脇に空き地が残っている等、普通の自転車道とは雰囲気が違うから。

<つくばりんりんロード 霞ヶ浦自転車道は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/53629969.html
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郊外にでると、廃線跡ということがさらに体感できます。まっすぐに田園地帯を延びる自転車専用道(歩行者もOK)には、自動車が入ってこず、平坦なので、とても気持ちが良い。

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とはいえ、一般道を横切ることもあって、(数は少ないですが)信号機設置箇所もあります。かつては、ここには踏切があったのでしょうね。ほとんどストップする箇所はないのですが、ここだけは自転車を完全停止する必要がありました。

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「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の距離表示看板は、土浦駅から何キロ走ったかわかりやすく表示されていました。その横にはさりげなく、観光用の案内看板もあったりして、これは市外からの旅行者とっては、ちょっと立ち寄ってみようかという思わせ、親切だと感じました。自転車ならば数キロ程度の移動はそんなに苦にならないし、自動車と違って駐停車に手間はいらない。

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こんな距離表示もありました。

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かつて「虫掛駅」が設置されていた場所が、「虫掛休憩所」となっていました。かつての駅名表示板が、錆びて朽ちはてそうなのが、かえって歴史を感じます。

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休憩所といっても、日影を作り、腰掛けることができる四阿とトイレが設置されているだけ。売店・自販機・コンビニがあるわけでもない。周辺の芝生は、地元の方によって、きれいに刈られていて気持ちが良かったです。

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一方、残念だったのはトイレです。この自転車道は土浦市の管理施設なので、トイレの設置・管理ともに土浦市の役割のはず。二カ所のトイレがあるのですが、ドアは半壊、壁面も一部崩れたりしていました。無人で、屋外にあり、かつ24時間誰でも利用できる施設なので、いたずら等は防げないのだと思います。しかし、そんなことはトイレ設置する際に当然わかっていたはず。将来の管理の方法やコスト負担も含めて、公共施設をデザインしなければなりません。

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いわき七浜海道でも、途中何カ所か休憩施設を設置予定です。無人の施設はなるたけ避けたいですね。新舞子ハイツのような、飲み物が買え、管理者が常駐していないと、管理が荒れてしまい、かえって魅力を減じることになってしまいます。

<いわき新舞子ヴィレッジ 新舞子多目的運動場オープンは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47301344.html
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コース全体を示すマップは、必須でしょう。土浦駅そばには、全体マップが設置されていました。一方、コース途中にはあまり見かけませんでした。地元の方は、地理に知悉しているので不要なのでしょう。しかし市外から来たサイクリストには、全体の行程の中で、いまどこにいるのかが、とても重要です、全体マップは、コース上に複数あってよいと思います。これは、いわき七浜海道でも、まったくあてはまるはず。

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