御宝殿熊野神社の「稚児田楽・風流」は、国指定の重要無形民俗文化財です。ただ「稚児田楽」と「風流」だけが対象ではなくて、お祭り全体としての文化財指定となっていて、この「役馬七回半参り」もその対象。昔は、祭りの開催を氏子各地区に告げるために伝令の馬を走らせていた風習を再現したものなのだそうです。

<御宝殿熊野神社は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48330269.html 
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普段は市内の水石山にいる馬2頭を使って、1頭は役馬として社殿前で7回半を引き回されます。機嫌が良くないと、うまく回ってくれないので、お世話する青年会の方もヒヤヒヤもの。

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鏡開きは、本宮の大天狗酒造の、大天狗(だいてんぐ)。樽酒には、木の香りがしっかり移っていました。2-3日間くらいを樽に仕込むと良い感じになるんだそうです。逆に長期間、樽に入れて放置すると、えぐみが出てしまうのだとか。

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御宝殿熊野神社の驚きの一つは、衣装が整っていること!例えば、総代さん氏子さんが着ている、紋付き。これは当然、それぞれの家の自前(紋が違いますから)。しかも多くの方が、袴もはいていらっしゃる。そんな方々が、何十人も祭りに参加されているのは、壮観です。法被や手ぬぐい等は、(安いので)統一して作ることができますが、民間の方々が、正装の紋付袴姿で集結している祭りは、珍しいと思います。これも御宝殿熊野神社の大きな特徴ですね。

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