いわき市リサイクルプラザ クリンピーの家は、資源ゴミの分別・回収施設です。家庭ゴミで一番多いのは、燃えるゴミ(燃やすゴミ)ですが、ビン・缶・プラスチック類等は資源ゴミとして、リサイクルするために分別回収をしています。

クリンピーの家では、主に、缶・びん・ペットボトル・容器プラスチックのリサイクルを担当しています。埋め立て最終処分場「クリンピーの森」に隣接しています。

<クリンピーの森は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/21688437.html
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いわき市では、ゴミを10種類程度(容器プラスチック・かん・ペットボトル・びん・家電・金属・電池・古紙類、製品プラスチック、燃やすごみ、燃やさないごみ、大型ごみ等)に分類しています。これを正確に分類できる人は、どれくらいいるでしょう?かなり迷う物品も多いので、いわき市ではマニュアル・ハンドブックやアプリ等を用意しています。

資源ゴミをリサイクルしたほうが良いことは、誰でも思っていることですが、現実的には必ずしもそうなってはいない。その理由は、捨てる・埋め立てる・外国に持って行く等の方が、処理コストが安いからです。資源ゴミがリサイクルが、商業的にできるかどうか、持続的にできるどうかは、資源ゴミの品質が保たれているかどうかにかかっています。具体的にいうと、プラスチックであれば、それ以外のゴミ(紙や金属等)が混入していないこと。混入率が高いと、それを除去するのに余分なコストがかかってしまうので、リサイクルが持続的に継続できない。その解決策の第一は、家庭から出される段階で、混入率が低いことなのです。これには、市民それぞれの一手間かけていただく、ご協力が必要なのです。

<家庭ごみハンドブックは、コチラ>
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000001842/files/201504gomihandbook15.pdf
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おなじみの資源回収車。いわき市では回収業務を民間委託しています。日中はひっきりなしに回収車が、市内各地のごみステーションから資源ゴミを、種類ごとに運んできて、ここで下ろしていきます。

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資源ゴミは、ベルトコンベアに乗せられ、ほとんどが手作業で、分類されています。スチール缶等は磁石にくっつくので、機械化できるのですが、紙・プラスティック・ビニール袋・ペットボトル等は、自動化しようがないので、人手で分けられていきます。この手間は、大変。

缶の切り口や、針等の混入リスクもあるため、厚いゴム手袋を重ねて分類するものの、一定の危険性がある作業です。市民ひとりひとりが、分類をきっちりすることで、こういった手間やリスクを軽減できるはず、ということを実感しました。

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容器プラスチック(刺身のトレー皿や、ポリ袋、ポテトチップスの包装等)は、そのまま燃やしてしまう自治体もあるようですが、いわき市では、圧縮して外部業者に処理を委託しています。これまで、こういった業者は、海外に輸出したりしていましたが、中国やマレーシアでごみの受け入れをやめたことから、国内処理に向かうようです。ここにおいても、混入率が問題になります。すなわち、刺身のトレー皿等にしても、一定の紙等の混入は避けられず、単純に溶かすだけではプラスチック材にできない。ひょっとすると、委託された外部業者も処理に困って、ごみの嵩を減らすために燃やすという選択肢を採らざるをえないかもしれません。

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一方、ペットボトルやスチール缶、アルミ缶、ビン等は、単純に破砕して溶かして、再度、利用可能です。リサイクルのイメージは、こっちですね。

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クリンピーの家では、ガラス材から、とんぼ玉等の工芸品づくりのセミナーなども定期的に開催されているようです。

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圧縮されたアルミ缶とスチール缶。それぞれ40kg、100kgあります。クリンピーの家で作業するのは、分類・圧縮まで。この圧縮された直方体は、外部業者に引き取ってもらいます。この状態だと、まさに都市鉱山です。

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ペットボトルも圧縮され、サランラップのようなものでぐるぐる巻きされた状態で、外部業者に引き取ってもらいます。ここからは見ていませんが、破砕処理してペレット状態にし、溶かして、次のペットボトルに材料となるのでしょう。

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クリンピーの家では持ち込まれた(もしくは引き取った)中古家具と自転車の販売を2ヶ月に1回実施。自転車は、担当者が状態をチェックし、必要に応じて修理し、新品のタイヤを付けて、たったの3千円!毎回、抽選になるほど人気というのも頷けます。

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驚きは家具!中古とはいえ、かなり良い状態の家具が、一律3千円!ベビーベッドなど一時期しか使わないモノは、ぜひリサイクルすべきでしょう。またこどもの学習机なども、成長にあわせて買い換えなくてはいけない。ぜひ、クリンピーの家を利用して欲しいと思います。

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申込は、実際にクリンピーの家に来て状態を見た上で、その場で申し込みます。ざっと見たのですが、ひとつの品に複数の申込がありました。最高は、マウンテンバイクの10倍。かなりオトクであることは、間違いないので、毎回抽選に参加される方もいらっしゃるとか。

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