執行草舟(しぎょう そうしゅう)氏の講演を拝聴する機会がありました。氏の思考・行動のすべては、「葉隠」「武士道」です。それに反することは一切受け付けない。「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」をベースに行動している人が、現代の金融資本主義経済の下で、生き残っているなんて、まさに生きた化石!ではないか。一方、事業としては一代で、健康サプリ関連会社を興し、事業的に成功している方でもあります。

タイトル通り、氏の成功や幸せは、生命を燃焼させること。すなわち、自分の生命が完全に燃え尽きるような生き方をすることだそうです。それは武士道にいう、①命がけ(死に狂い)、②我慢(忍ぶ恋)、③無名(未完)。すなわち、いつでも全力で生きているので、今日死んでもいいと思って生きる。雑駁にいえば、到達し得ない目標を持ち、それに向かって体当たりでチャレンジし続けることが、あるべき人生。

<武士道 The soul of Japanは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/51289814.html
2019-06-23 14.53.55

なお、氏は、戦前の狂気の軍国主義を、武士道の精神(美学)がないものとして、嫌っています。また、戦後の限度を知らない放縦(エゴイスティックな幸福追求、小さな幸せを求めて何が悪い?)についても、そんなものは動物の蟻でもやっている、とバッサリ。人であるからには、国家社会(国際社会でも可)に何らか貢献するために、生きるべき、と。

戦前の日本人は、他民族支配がなく、1000年以上も武士道の精神が受け継がれてきました。それらは脈々と先人たちの過去から学んできました。過去の魂を、自己の中に溶融してきました(読書からでも先人の魂を受け継ぐことはできる)。日本の世界的哲学は「禅と無常観」。日本の世界的美学は「武士道」。しかし、現代の日本人は、戦後、GHQ指令・プレスコード・マスコミ等の影響で、これら禅・無常観・武士道精神を持ち得なくなってしまっています。しかしその復活は可能だと、氏はいいます。そのためには、それぞれが読書をすること、そして自ら魂を奮い立たせて決意することです。

<GHQ検閲指針・プレスコードの呪縛は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/44861400.html
2019-06-25 16.57.58