市内から医師を育てる志について

黒字:吉田の発言・質問、青字:執行部からの答弁

<動画は、コチラ>
https://youtu.be/xlm2d4dmk8k

先ほどご紹介した茨城県の医学コース新設ですが、学力向上のみではありません。いしすなわち、「医の志」の醸成も大きな目的のひとつです。医学部進学希望者が同じ空間で共に学びあうことで、高い目的意識を持って行動することが期待されます。いわき市においても、医を志す学生向けにさまざまな取り組みを行っているので、以下、伺います。
地域医療セミナーについて
地域医療セミナーは、主に福島県立医科大学の学生を中心とした医学生を対象に、いわき市の医療施設の見学や医療従事者との懇談を通し、地域医療への理解を深めるとともに、将来のいわき市での勤務につなげることを目的としたものです。では、その開催実績を伺います。

(保健福祉部長)
「地域医療セミナー」の過去5年間の参加者数につきましては、平成26年度は参加者がおりませんでしたが、平成27年度は、福島県立医科大学との連携により、同大学において授業の一環をして実施している「地域医療実習」に位置づけられたこともあり、参加者数が10人となっております。
以降、平成28年度が52人、平成29年度が48人、平成30年度が54人となっております。

福島県立医科大学は、県内からの進学者が半分に見たない、とても珍しい国公立大学です。福島県立医大の学生は、県外出身者が多く、必ずしもいわきのことを知っているとは限らない、ドクターの卵です。ぜひこれからも積極的にやってほしいと思います。

<福島県立医科大学 県内進学率が惨い、はコチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38224414.html

地域医療ガイダンスについて
地域医療ガイダンスは、医学部合格発表直後の医学部進学予定者を対象として開催され、修学資金貸与制度等を紹介し、いわき市との将来的な関係構築を築こうとするものです。では、これまでの参加人数を伺います。

(保健福祉部長)
「地域医療ガイダンス」につきましては、平成27年度から実施しており、その参加者数は
平成27年度が学生5人、保護者6人
平成28年度が学生2人、保護者1人
平成29年度が学生15人、保護者11人
平成30年度が学生12人、保護者9人となっております。

参加者は、これまで行政とほとんど関わりを持ってこなかった18歳の高校生です。いわきに対する郷土愛や、地域医療の現状の理解にも、各個人で大きな差があると思います。いわき市にとっては、地元輩出の医師の卵とのファーストコンタクトですので、きわめて重要な機会です。が、この事業の予算額は、なんと年間約2万円と、非常に少額ものとなっています。ぜひ財政部には予算の増額を要望して、次の質問に移ります。

いわき医療ふるさと便について
いわき医療ふるさと便は、さきほどの地域医療セミナー及び医療ガイダンスの参加学生や、いわき市との関わりのある現役医師等に対し、いわき市の医療関係のトピックス等の情報提供を行い、いわき市への理解・関心を深め、将来的な市内病院への勤務につなげようとするものです。この事業の実績を伺います。

(保健福祉部長)
「いわき医療ふるさと便」の過去5年間の実績につきましては、
平成26年度が2回、延べ205人に、
平成27年度が1回、112人に、
平成28年度が2回、延べ274人に、
平成29年度が1回、211人に、
平成30年度が1回、231人に発送しております。

いわき市出身者でもいったん進学、もしくは市外病院へ勤務が始まると、いわき市との関係性が、物理的にも精神的にもいったん途切れてしまいます。そういった方々と、つながっていくためには、こちらが伝えたい情報を一方的に送るだけでは、資料はそのままごみ箱行きになってしまいます。送付内容を継続的に見直し、彼らにとって興味を示す有用な情報を提供していっていただくことを要望します。

DSC_9515

注)記載内容は、当方の手許メモを元に作成したものですので、正確にはいわき市議会公式記録をご確認下さるようお願いいたします。