いわき市常磐湯本「ゆったり館」は温泉療法が実施できる温泉利用型健康増進施設です。クアハウスの他、宿泊施設、レストラン、デイサービスセンターなど設備も充実していて、ガラスを多用したデザインは、現代的です。ただ1998年に竣工した建物は既に築30年が経過し、諸設備の老朽化も目立ち始めています。ちなみに市が保有していますが、運営はいわき市社会福祉施設事業団という三セクに委託しています。

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この施設の最大のウリは、高い天井の屋内25mプールです。2面が全面ガラス張りになっていて、外の自然の景色が楽しめるし、日光が直接さしこむプールは、とても明るい。

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そしてクアハウス。いわき湯本温泉の源泉を引いています(もちろん加水してますが)。水着で入れるエリアと、裸で入るエリアが別れていて、かなり長い時間、ステイできそうです。平らな石を多用した温泉施設として、ドイツバーデンバーデンで入浴したクアハウスを思い出しました。

<バーデンバーデン ヨーロッパ屈指の温泉保養地は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/32997435.html
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ガラス越しに庭を見ながら入浴なんて、自宅のお風呂ではなかなかできないこと。大規模施設だからできる贅沢です。

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なんとトレーニング施設も置かれています。基本はマシントレーニングで、マットやフリーウェイトもあります。

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ランニングマシンが多かったですね。

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フリーウェイトゾーンは、基本ダンベルのみ。イスもリクライニングしないのがひとつのみ。バーベルは、おまけ程度に置いてあるだけです。

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床ゾーンでは、体操教室が開かれていました。こういった教室に無料で(入館料はかかりますが)参加できるのは、魅力的です。

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見たことがないマシンもありました。正直、使い方がわからない・・・誰も使っていませんでした・・・

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クアハウスの入場料金は、1,470円と決して安くはありません。施設自体のハード面は良いのですが、サービスの水準は、利用者目線に立って積極的に改善しているかといえば、、、普通レベルだと思います。要因のひとつに、運営主体が、市から指定管理を受けている3セクであるです。指定管理だと、市から運営費をいただいて、人件費をはじめとする諸コストをカバーする仕組みになります。3セクからすると、顧客は利用者でなく市になってしまうわけで、ヒラメです。また設備投資をする主体が、経営体でなく、市であるため、迅速かつ効果的な投資になりにくい。これが利用者目線から離れがちになる要因です。すでに築30年経過し、温泉の配管や外壁等、大規模修繕が必要な時期にきています。経営から離れている市には、その判断がつきにくい。温泉経営に実績を持つプロフェッショナルの導入が、どうしても必要だと思います。いわき市のためにも市民のためにも、設備を大事に使うという観点からも、ぜひこれを進めたい。