いわきの版画家 ・ 坂本勇さんは市内の名所などをモチーフとした作品を、中学の美術教師時代から約50年にわたって版画制作活動をしらっしゃます。平高久にあるご自宅兼アトリエ「版幺洞(はんようどう)」でお話を伺う機会がありました。

昭和5年生まれとのことですから、89才になられるでしょうか。いまでも版画のデザイン画・彫り・刷りすべてを、奥様と一緒にやられるそうです。

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新舞子ヴィレッジの宿泊棟である、新舞子ハイツの1階には、まいこGalleryという名前で、「木版画ふるさといわき」「日本版画会評議員 坂本勇」の作品・来歴等が壁一面に展示されています。それもそのはず、坂本さんはここ地元である高久出身なのですね。

<新舞子ヴィレッジはコチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47301344.html
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田んぼの真ん中にあるご自宅の隣にある二階建ての建物には、「版画資料館 版幺洞」の看板がひっそりと掲げられています。住所を頼りに尋ねても、通り過ぎてしまいました。2階が資料館になっているのですが、制作された版画が壁にびっしりと掲げられていて、圧巻。もちろん閉架で保存している版画も多数あるそうです。また(見せてはもらっていませんが)版画を制作するための、版木が多色刷りの色ごとにあり、それを保管するスペースが膨大だそうです。

本人の作品以外にも、江戸時代の浮世絵を、参考とするためにおびただしい量を蒐集されていて、これだけで浮世絵コレクションの展示会ができそうでした。89才という高齢を考えれば、このような膨大な資産を、どのように活用していくかを、早く考えておくべきだと思いました。

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ご厚意で、塩屋埼灯台?マリンタワー?をモチーフにした、自らの作品「潮騒」をいただきました。芸術に詳しくなく、まったく恐縮ですが、せっかくの機会ですので、事務所に飾ろうと思います。

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