ゲストハウス&ラウンジができたつもりでゆるりと呑み会が、いわき駅前三町目のラ・スタンツァ La Stanzaさんのビルで開催されました(2019.3.5)。1.2階が洋装店やまとさんが営業をしているのですが、代替わりで営業休止を検討中。それを改装して、若者やよそ者が集う、ゲストハウス&ラウンジにしてみてはどうかという妄想をしに、集まった会です。

<スタンツァ La Stanzaさんは、コチラ>
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復興庁の「復興・創生インターン」制度は、全国から応募した大学生が、東日本大震災で被災した、岩手、宮城、福島の各県内へ派遣され、その活動費(宿泊費や交通費)を復興庁が全額支援するというもの。それを利用して、大学生3名が、いわき市に約1ヶ月滞在し、ラ・スタンツァさんが考えている、ゲストハウス&ラウンジ構想を、外部&若者の視点で、問題抽出や解決策を考えるというもの。特定非営利活動法人TATAKIAGE Japanさんが、学生と企業との仲介アレンジしてくださっています。

具体的には、市内各地の観光スポットを訪れ、外部視点で、おもしろさを発見してまわったらしい。また、平中心部の裏通りを歩き回り、おもしろそうな商店に突撃取材し、商店主に話しを聞いて、写真・動画等を取って回ったそうです。

その成果の一部を、やまとさんの1回で、写真展示と動画紹介いただきました。洗練された動画と、PPTプレゼンは、とてもわかりやすかった。興味深かったのは、顧客ターゲットを、市外からのバックパッカーや旅行者としていることです。逆に、出張者や終電逃しのサラリーマンを対象にしていません。

できればここで得た知見を継続して、ゲストハウス&ラウンジ実現までコミットしてほしいです。ちなみに中央で話しているのは、ビルのオーナー一家でもあるラ・スタンツァの北林シェフです。

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主にフェイスブックで参加募集していたようですが、インターン学生の友人や、平商店街のひとたち、北林さんの個人的知人等、属性が入り乱れて1階の店舗がいっぱいになるくらいの賑わいでした。おそらくこのような人と人が自由に交流できるようなラウンジができることで、いわき駅前の交流拠点として、消費や観光の拠点となり、まちが賑わい、選ばれるまちになることで、持続可能性ができてくる。

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現在の洋品店やまとの2階。落ち着いた雰囲気は、上級ミセスのためのもの。凝った内装は、さすが自社ビルでオーナー一家で経営しているだけあります。平の名店のひとつですね。この2階を、二段ベッドが並ぶゲストハウスになるのでしょうか。ちなみに、バスタブ等は作らず、近隣の銭湯、中ノ湯さんに誘導するそうです。これもおもしろい。

私もいろいろゲストハウスを見ていますが、イニシャルコストを抑えることと、オペレーションの巧拙がキモだと思います。

<Minato Hutte 格安ドミトリーは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/52370905.html
<TangaTable タンガテーブルは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/49901956.html
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駅前通り、本町通りの交差点に立つビューは、イイですね。七夕・いわき踊りや桜祭りの時には、ベストロケーションのひとつではないでしょうか。

<たいら七夕は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48176526.html
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