いわき市倫理法人会 倫理経営講演会がパレスいわやで開催されました。倫理法人会の主な活動のひとつが、毎週早朝6:00-7:00に集まって輪読等を行うモーニングセミナーです。それとは別に年に一度、全国組織の倫理法人会の本部役員やアドバイザー等を招聘して、講演を行っています。

会場には、いわき市内の倫理法人会のメンバーのみならず、県内各地のメンバー、さらにはメンバーからお声がけのあった非会員の方の姿もみられました。ちなみにいわき市倫理法人会の現会長は、佐久間静枝さんという女性です。たまたまですが、登壇された講師お二人とも女性で、やわらかい雰囲気の会でした。

<パレスいわやの和食は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/52960701.html
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事業体験報告として、千葉県の会員である小澤徳子さまから、ご自分の会社の経営の浮沈、倫理法人会との関わり等、人生の半生を語っていただきました。まさに事業体験の報告で、倫理の習慣が、心の支えとなっていることが実感されました。

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倫理法人会・倫理運動の創始者・丸山敏雄は、 長年の研究と数多の実践・体験を通して抽出し、17カ条を「万人幸福の栞」としてまとめました。これは「純粋倫理」「実践倫理」と呼ばれ、誰でも実行によって証明できる生活の指針です。

第一条 今日は最良の一日、今は無二の好機(日々好日)
第ニ条 苦難は幸福の門(苦難福門)
第三条 運命は自らまねき、境遇は自ら造る(運命自招)
第四条 人は鏡、万象はわが師(万象我師)
第五条 夫婦は一対の反射鏡(夫婦対鏡)
第六条 子は親の心を実演する名優である(子女名優)
第七条 肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号(疾病信号)
第八条 明朗は健康の父、愛和は幸福の母(明朗愛和)
第九条 約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う(破約失福)
第十条 働きは最上の喜び(勤労歓喜)
第十一条 物はこれを生かす人に集まる(万物生々)
第十二条 得るは捨つるにあり(捨我得全)
第十三条 本を忘れず、末を乱さず(反始慎終)
第十四条 希望は心の太陽である(心即太陽)
第十五条 信ずれば成り、憂えれば崩れる(信成万事)
第十六条 己を尊び人に及ぼす(尊己及人)
第十七条 人生は神の演劇、その主役は己自身である(人生神劇)

この教えって、何かアドラーの嫌われる勇気のエッセンスに酷似していると思います。
過去にどんなことがあったからなど、あなたの「いま、ここ」に何の関係もない。未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣にかつ、丁寧に生きよう。
<行動面の目標>
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
<心理面の目標>
①私には能力がある、という意識
②人々はわたしの仲間である、という意識

<嫌われる勇気は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/53001532.html
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メインの講演は、法人アドバイザリーの若槇正子様。茨城県からお越しになりました。非常に軽快かつ明瞭な語り口で、わかりやすかったです。

2019-02-22 19.51.00