ノーベル賞受賞者である大隅良典先生の講演を聞く機会がありました。大隅良典先生は、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者で、現在は、大隅基礎科学創成財団の理事長として、小中高生のための科学教室の主催や、全国の若手研究者への研究費助成をおこなっています。

講演の後には、直接、先生と間近で質問できる時間もしっかりあり、こどもたちは感激と感動でした。先生はこどもたちの質問に真正面から答え、きっとその答えがこどもたちの夢への手がかりとなるでしょう!!!

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会場には、ノーベル賞メダルのレプリカが展示されていました。レプリカといってもノーベル賞財団によって限定3個だけ制作されるもので、本物の18金で作られているそうです。

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大隅良典先生の受賞対象は「オートファジーの仕組みの解明」です。これは細胞の死亡・再生が自動で、かつ早いサイクルで行われていること、そしてその再生においては、死亡した細胞が分解され、それを栄養?として再構築されることを明らかにしました。

我々、人間の細胞も一日で約1%が入れ替わっており、約3ヶ月ですべて入れ替わる計算になります。昨日の自分は、ほんの一部ですが、今日の自分とは違います。ここから、今日一日を大事に、精一杯行きようと思いますし、また明日の細胞のためにも口から入る栄養、食事は大事なんだと改めて感じました。

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大隅良典先生がオートファジーを発見した、酵母菌の画面です。すこしずつ酵母菌が動いているのがわかります。顕微鏡も参加者に覗かせてくれ、最先端研究の一部を体感することができました。

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小中高生のための、各種実験教室が、協力団体により、運営されました。昨今流行のプログラミング教室が人気でした。これは、ロボットに特定動作をさせるためのプログラムコードを作るというもの。PCに触ったことがないこどもたちでも、すぐに操作を覚え、プログラムの内容を理解していました。こういった体感できる実験教室は、科学への興味や論理的思考の育成のために、かなり有用です。われわれ日本の将来を担うのはこどもたちです。彼らのスキル・人的資本が向上するような教育システムを用意し、きちんとしたトレーニングをさせてあげることが、われわれ大人の役割・使命です。

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