東日本大震災の福島第一原子力発電所事故を発端とする、福島県産の漁業に対する風評被害は、いまだ根強くあります。もちろん科学的調査は継続されていて、現在出荷されている福島県産の魚は、すべてクリアになったものだけです。公表されているアンケート結果の集計結果によると、スーパー店頭で購入する選択肢として、あえて忌避している層は、徐々に減ってきています。一方、1割くらいの方はずっと福島県産の魚は避け続けているそうです。

そんな状況から、県内漁業者を応援しようと、福島県産の魚を販売する常設コーナーを、東京・埼玉のスーパー「イオン」で、実施中。その名も、「福島鮮魚便、復活!常磐もの!」です。カツオ?をあしらった店頭に掲げられた看板は、かなりインパクトがあります。

<福島鮮魚便 プレス発表は、コチラ>
http://urx2.nu/OOYg
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福島鮮魚便のコーナーには、大漁旗も掲げられ、何か特別感が出ていました。

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今回訪れたのは、日本最大級規模のイオンモールのひとつ、イオンスタイルレイクタウン(埼玉県越谷市)です。いわゆるイオンモールの建物が3つ、道路越しに渡り廊下で連結されていて、敷地面積敷地約337,000㎡、駐車場台数は10,000台を越える、メガモールです。

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そしてスーパーのイオン福島鮮魚便コーナーには、なんと旬の魚のひとつ、アンコウの本物が展示されていました!もちろん福島県産です!鮟鱇の現物をみながら、その切り身を買えるなんて、なかなか地元でも珍しい。

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地元産の魚がリーズナブルに、買える。なんといっても、福島県だけ!のコーナーが常設されているのはありがたい。福島県とJF福島漁連、イオンリテールの共同企画のようですが、なんといってもイオンリテール様には、足を向けて寝られない。

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イオンモールが一般に評判が良くないものとして、、、
・モールが閉鎖的であり地元との回遊性がなく、地元商店となかなかうまく共存できない。
・毎日の売上げ金額は、東京に吸い上げられてしまうため、地元にオカネがおちない
・仕入のほとんどが、本部もしくは東京のため、地元にオカネがおちない
・アルバイトをはじめとする雇用が吸い取られ、地元のパパママストアや事業者を圧迫する
等が、いわれています。一方、福島鮮魚便のような、首都圏に店舗チェーンを持つスーパーだからこそ、できる地元支援もあります。うまく共存共栄していきたいですね。

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