えごま収穫作業に参加させていただきました。シソ科の植物だけあって、ほのかに良い香りがします。今朝の作業はまず、えごまの枝を切って集める。次にエゴマの実を枝から振り落とす。それをふるいで選別して、回収するというもの。はじめての経験でしたが、古来からこの方法でエゴマは作られているとのことでした。

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えごまから作られるエゴマ油は、肌をキレイにしたり、肝機能をあげる、ガンや高血圧の予防など、多くの病気を防いで、健康にしてくれるといわれています。実際にその実を見るのは、始めてでした・・・小枝にはたくさんの花がついており、それぞれの中に、エゴマの実が格納されています。

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ひとつの実をむいてみると、エゴマの粒が複数、入っていました。これを集めて、中の油を搾り取るわけですが、その作業過程がけっこう、大変。

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エゴマの木は、1年草ですが、幹の根元の太さは、太いモノで直径3cm以上あります。それを刈り取るのには、ちょっとした鎌やノコでは歯がたたない。強力な裁ちばさみでざくざくと切って、枝をまず、巨大なブルーシートの上にあつめます。

そのブルーシートの上で、棒ではたいて(実が入っている)花の部分をたたきおとす。なんとも原始的・・・

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たたき落とされた花の部分は、集められ、大きなバケツに一端、入れます。

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この状態では、枯れ葉や虫、さまざまなゴミが含まれているので、フルイにかけます。まずは粗いふるい、次に細かめのふるい。

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こうしていくと、やっとエゴマの実にご対面。これからはこれを乾燥させた上で、油をしぼりとるそうです。えごま油が楽しみです!

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