平と小名浜をつなぐ鹿島街道沿いに、いわき100景のひとつ、御代(みよ)の大仏があります。正式名称は、銅造阿弥陀如来坐像。

「いわき100景」、いわき市指定有形文化財にも選定されています ・総高さは3.5m ・仏身の高さは2.8mで、銅製の大仏は珍しいらしく、東北では一番の大きさとのこと。

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鹿島街道沿いに案内看板が出ていますので、進入路はわかりやすいはず。

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鼻筋が通った面長なお顔が特徴です。

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江戸時代に設置されたのですが、寄進者によって度重なる修復がなされてきました。しかし、2011年の東日本大震災の影響で、立派な楼門は取り壊されてしまいました。楼門があった場所は、雑草が生い茂り、こうやって自然に帰っていくんだろうなと感慨にふけりました。

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お寺の高台からは鹿島街道が望めます。逆に言えば鹿島街道からも、(ちょっとだけ)見える位置にあります。ぜひ一度訪れてみてください。

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