いわき素読の会(代表:山名隆史氏)による、第8回 いわき素読教室が、2018.6.17(日)に、開催されました。後援はいわき市教育委員会で、いまのところ2ヶ月に一回の開催をしています。これまでは、平一町目のティーワンビル内のいわき市生涯学習プラザ和室で開催してきましたが、大國魂神社での開催です。

こどもたちは、神社での参拝の仕方を教えてもらい、その後は、素読教室、そして、今回は「椿餅作り体験」をしました!

<前回の素読教室の様子は、コチラ>
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大國魂神社神官でもある山名氏に、大國魂神社の案内をしてもらい、参拝の仕方も丁寧に教えて貰いました。お作法としては、「二礼二拍手一拝」なのですが、その意味を解説いただきました。なお、柏手(かしわで)では、手のひらを少しずらす様にして叩くとよい音が出やすいらしい。

<大國魂神社 平成の大改修は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/34893149.html
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大国魂神社のお祭りのひとつの、樹魂祭があります。大国魂神社では境内東側の鬼椿(おにつばき)、鳥居前の大杉、甲塚の八方睨みの松の3つをご神木としてお祭りを続けています。国指定史跡の甲塚古墳八方睨みの松は有名です。

<甲塚古墳 国指定史跡は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48634519.html
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江戸時代に、大國魂神社境内東側に灌漑用水路の開削が進められた時、鬼椿と呼ばれる椿の根本で岩に当たってその下から石室が現れ、中から長さ一寸余の牛の角の如き小片2個、長さ7、8分で青石に似た管の如きもの7枚が出土したそうです。その場所は田村麻呂が社を造営した折、討ち取った蝦夷の鬼の死骸を埋めたところで、鬼椿の名はその時植えられたことに由来するといいます。

毎年初夏の季節には、樹魂祭として、これらの御神木や神社の社そして、各ご家庭の屋敷の木々の霊を慰め、風神・雷神の守りを祈り、私たちが神々の恵と、祖先の恩恵によって暮らしていることを感謝するお祭りが行われます。

そこで振る舞われるのが、ご神木の鬼椿の葉を使った「椿餅」です。今回は、餡を道明寺粉で包んで、椿の葉ではさむという作業を、こどもたち自身でやりました!試食会では、みんなと仲良く食べました。

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素読教室は、腰骨を立てて姿勢を良くする「立腰」(りつよう)から開始。素読のひとつめは、日本書紀にでてくる初代天皇である神武天皇の詔勅です。「(六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)をおおいて宇(いえ)とせむこと、またよからずや)」。

ふたつめは、孔子の言葉、論語より「子曰わく、父母の年は知らざるべからず。一には即ち以て喜び、一には即ち以て懼(おそ)るる」。

三つ目は松尾芭蕉の俳句「五月雨(さみだれ)を 集めて早し 最上川」。四つめは昭和天皇の御製「広き野を ながれゆけども最上川 海に入るまで にごらざりけり」。

こどもたちによる暗唱発表もなされました。歴代天皇40代までの発表、清少納言の枕草子「春はあけぼの」等が、上手に発表されました。

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