県道豊間四倉線改良整備促進期成同盟会が、いわき文化センターで開催されました。豊間-四倉間の県道は、生活道路としてだけでなく、海水浴場や塩屋埼灯台などの観光スポットとしても重要な路線です。14mの幅員(歩道つき)、高さ6mの道路が計画されています。この期成同盟会は平成3年から連綿と続いていますが(逆に言えば遅々として進んでいなかった)、東日本大震災後により大きく破壊されたこともあり、これをきっかけに整備が一気に進んでいるという事実があります。

<県道豊間四倉線改良整備促進期成同盟会2014は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38261483.html
2018-05-23 10.47.24

総会には、地元区の区長を中心として30名余りが集まり、要望先である県、すなわちいわき国道事務所に対して、県道の早期整備及び整備の内容について、要望・意見を述べました。実施主体はあくまでも県なので、いわき市・地元区としては、県に対して意見・要望することになります。事業主体である福島県いわき建設事務所様から、これまでの事業進捗及び平成30年度の活動予定が示されました。それに対し、地元の薄磯区長・豊間区長・下高久区長さんから、事業完了の目処や道路整備の工法等について質疑応答がありました。

2018-05-23 11.00.18

いわき市としては、道路整備の実施主体でないため、実施主体である県に要望するしかないというもどかしさがあります。「県と市が協力して進める」といえば美しく聞こえるのですが、整備目的を共有し、同じ思いで進めなければならないと思います。

2018-05-23 11.26.06

工事が進む舞子橋の上空からの写真。現在の橋の南側に、今年度中に新たに橋をかけ、既存の道路とつなげて開通予定です。今の橋は来年度に取壊すそうです。

2018-05-23 11.29.42