東京の巣鴨駅からほど近い、住宅商業の混在した地区に、そのコーヒー焙煎の町工場がありました。特徴のある7本の金属製煙突は、普通の店舗ではないことを主張しています。しばしば、地域のまちあるき雑誌に取り上げられることのあるこの建物は、地域の誇りでもあります。
なんとこの会社、世界3大ペーパードリップ法である「カリタ式」「メリタ式」「ハリオ式」についで、有名な「KONO式(コーノ式)」ペーパドリップを世に送り出した会社なんです。日本人として、なんと誇らしいことでしょう!一説によると、2代目の河野敏夫氏が、ハリオに先んじて、この円錐型ドリッパーを開発したそうです。
コーヒー袋の裏面に記載された「河野コーヒーサイフォンの歴史」創業1925年によれば、「大正8年(1919年)九州帝国大学医学部助手であった弊社初代社長 河野彬は外務省嘱託の大使館付医務官としてシンガポールに赴任中、英国人が工夫していたコーヒー器具にヒントを得て、コーヒーが美味しくできるコーヒー器具の研究を始め、大正14年(1925年)世界で始めてのガラス製コーヒー器具を商品化し、商品名を「コーヒーサイフォン」と名付け、販売を始め、その後、コーヒー焙煎加工をしていくようになったそうです。
珈琲工場直販店ですが、明らかに工場然としていて、「小売りしています お気軽にどうぞ」とは書いてあるものの、一般人にはちょっと敷居が高い入り口です。
店内には、複数の大型焙煎器が置かれており、やはり店舗よりも焙煎機が主役なのだと思いました。
狭い店舗部分には、20種類くらいのコーヒー豆が販売されています。もちろん「コーノ式名門K」のドリッパーや、コーノ式ペーパーフィルターも購入可能。現在の3代目社長、河野雅信氏による、珈琲のプロを目指す方向けの、コーノ式珈琲塾という教室も定期的に開催されています。
推薦ブレンドが200g800円、謹製ブレンドが900円です。後者が個人的には好きです。専門店としては、かなりお求めやすい価格だと思います。高級豆を扱っていないというわけではなく、パナマゲイシャを50g3000円で販売していたこともあります。
指定のグラム数を、豆そのままか挽いた状態で、パッキング。このパッキングも、空気を通さない特殊なものだとか。
「河野コーヒーサイフォンの歴史」によれば写真は、昭和3年(1928年)河野邸にて初期のサイフォンを使用しコーヒーパーティを催している様子だそうです。右側2番目が、初代社長 河野彬氏とのこと。
なんとこの会社、世界3大ペーパードリップ法である「カリタ式」「メリタ式」「ハリオ式」についで、有名な「KONO式(コーノ式)」ペーパドリップを世に送り出した会社なんです。日本人として、なんと誇らしいことでしょう!一説によると、2代目の河野敏夫氏が、ハリオに先んじて、この円錐型ドリッパーを開発したそうです。
コーヒー袋の裏面に記載された「河野コーヒーサイフォンの歴史」創業1925年によれば、「大正8年(1919年)九州帝国大学医学部助手であった弊社初代社長 河野彬は外務省嘱託の大使館付医務官としてシンガポールに赴任中、英国人が工夫していたコーヒー器具にヒントを得て、コーヒーが美味しくできるコーヒー器具の研究を始め、大正14年(1925年)世界で始めてのガラス製コーヒー器具を商品化し、商品名を「コーヒーサイフォン」と名付け、販売を始め、その後、コーヒー焙煎加工をしていくようになったそうです。
珈琲工場直販店ですが、明らかに工場然としていて、「小売りしています お気軽にどうぞ」とは書いてあるものの、一般人にはちょっと敷居が高い入り口です。
店内には、複数の大型焙煎器が置かれており、やはり店舗よりも焙煎機が主役なのだと思いました。
狭い店舗部分には、20種類くらいのコーヒー豆が販売されています。もちろん「コーノ式名門K」のドリッパーや、コーノ式ペーパーフィルターも購入可能。現在の3代目社長、河野雅信氏による、珈琲のプロを目指す方向けの、コーノ式珈琲塾という教室も定期的に開催されています。
推薦ブレンドが200g800円、謹製ブレンドが900円です。後者が個人的には好きです。専門店としては、かなりお求めやすい価格だと思います。高級豆を扱っていないというわけではなく、パナマゲイシャを50g3000円で販売していたこともあります。
指定のグラム数を、豆そのままか挽いた状態で、パッキング。このパッキングも、空気を通さない特殊なものだとか。
「河野コーヒーサイフォンの歴史」によれば写真は、昭和3年(1928年)河野邸にて初期のサイフォンを使用しコーヒーパーティを催している様子だそうです。右側2番目が、初代社長 河野彬氏とのこと。