東日本国際大学・いわき短期大学のオープンキャンパスが、2018.3.18に平鎌田のキャンパスで開催されました。それぞれ「トーニチ」「いわたん」と略される学校です。東日本国際大学には経済経営学部と健康福祉学部が、いわき短期大学には幼児教育科が設置されています。後者では、二年間の間に幼稚園教諭と保育士の両方の資格が取得でき、いわき市内の幼稚園・保育園の若い先生の主要な供給源になっています。1966年の開学以来、約1万人の卒業生がいるそうです。ちなみに主要な建物は1-5号館まであり、体育館などは大学・短大・昌平中高が共用で使っているようです。

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参加されたのは、やはり女子高生+その父兄が多数を占めました。

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学部長講話や在学している学生の体験談を話されました。ここにはボランティアの部活が盛んだそうで、今回のオープンキャンパスにも、案内係や誘導係、キャンパスツアー係等、多数の学生ボランティアが活動していました。

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ペッパー(softBank)くんがお出向え。

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3号館1階にある学生食堂で、無料でランチが提供されました。鶏の唐揚げ・カツカレー・豚汁うどんの三種類から選べ、サラダは自由に取り放題。太っ腹なところを学生に見せ、好印象を与えています。学生の胃袋をつかむ、素晴らしい学生取り込み作戦。

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サラダ取り放題に、女子高生が群がっていました。作戦大成功です。

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良いと感じたのが、E-LERNING環境です。こちらではエクステンションセンターと称して、独自にE-LERNINGのシステムを構築し、学生及び教職員らに無料で提供しています。具体的には、MOS(マイクロソフトオフィス検定)や、宅建・簿記・FP・秘書検定・TOEIC等が、いつでもイーラーニングで学べます。もっといえば、ネット環境さえあれば自宅でスマホでもできるのですが、やる気を出す環境として、専用のPC・ヘッドセット・半個室が整備された部屋が用意されています!スゴイ!素晴らしい環境だ!

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ソフトは専門の業者に独自発注し作ってもらった東日本国際大学専用のもの。多額な費用がかかっていることが想像されますが、逆に言えばいったんきっちりとしたシステム環境さえ整えば、毎年のランニングコスト(教員人件費・教材費)がほとんどかからないという、夢のようなシステムともいえます。

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図書館は、普段から地域に開放されています。ここで借りた図書をラトブの中央図書館で返却することもできます。

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学長に就任されている吉村作治氏は、エジプト考古学の専門家。図書館の一角に吉村作治学長特設コーナーが設置されており、エジプト関連の書籍・DVDを借りることができます(DVDは館内視聴のみ)。

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東日本国際大学の精神は、雑駁に行って「論語」にあります。学力はともかく、論語をべースにした人間力を育むことを目的にしています。以前、いただいた「人間力を育む」も並んでいました。

<人間力を育むは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/37868599.html
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「和」を大切にすることで「義」の道に達するというもの。3号館入口正面に経学されている書は、建学された田久孝翁氏のものようです。

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建学された、田久孝翁(たきゅうたかお)氏は、すでに2008年に亡くなっていて、現在の理事長は、親族の緑川氏に引き継がれています。その「為大義大和」「大義為大和」の精神は、脈々と引き継がれていると感じました。

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