リノベーションまちづくりセミナーが、青木純氏を講師として招いて、小名浜公民館で開催されました。いわき市の産業振興部が、リノベーションまちづくりの年間予算10万円(え、これしかないの?)を使って、いわき開催を実現したものです。青木純氏は、豊島区の南池袋公園という公共空間活用の民間主導での運営にもかかわっていて、経済産業省「平成26年度先進的なリフォーム事業者表彰」を受賞しています。練馬区の「青豆ハウス」では、自ら住み、7戸の住人とともに共同住宅を運営し、地域に溶け込んでいます。また豊島区の飲食事業「都電テーブル」では、若いママさん世代の安心の食堂であるとともに、ママさんが働ける場を提供しています。

現在は、株式会社nest代表(南池袋公園の運営会社)、株式会社まめくらし代表(青豆ハウスでの育つ家のコンセプトによるコンサルティング)、株式会社リノベリング取締役(リノベーションスクールの開催)等を兼務。

今回の講演の中で、いくつか気になった言葉。
・不動産は管理から、運営の時代へ
・誰が住むかから、誰と暮らすかへ
・無理せず、気負わず、楽しもう
・まちは、キャンパス
・大人がどのように過ごすかを、子供たちは見ている
・みんなのためは、誰のためでもない
・顔の見える公共
・実践者=当事者を生み出せ
・誇れる日常

<南池袋公園 日本の将来が見えるは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47572425.html
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氏の原点は、実感の豊島区で、先代からの古びた13階建ての高層マンションの大家業を引き継いだこと。運悪くリーマンショックと重なり、一時期は空室率30%にも達したそうです。そこから、店子さんとのコミュニケーションの重要性に気づき、入居者の希望をよく聞いてコミュニケーションをとって、壁紙を選んでもらって、一緒に施工する、ということを繰り返していきました。大家と住民だけでなく、住民同士のコミュニケーションが発達し、屋上菜園や屋上ウェディングもやるほどになった。現在は、空室ゼロを達成、100人以上の入居待ちがある部屋もあるそうです。住民は部屋を好きになるだけでなく、建物が好きになり、さらにはまちを好きになるという実践です。その経緯等は、著書「大家も住人もしあわせになる賃貸住宅のつくり方」に詳しく書かれています。

<大家も住人もしあわせになる賃貸住宅のつくり方は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/51674836.html
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