老祥記は、神戸・南京町にある大正4年創業の元祖豚饅頭屋さんです。行列のできる元祖豚饅頭屋として有名。神戸の繁華街の中心部である元町駅より徒歩5分という好立地にあります。平日の14:00過ぎに来ましたが、まだ店頭に入店待ちの行列がありました!!!

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中国の天津地方の、天津包子がルーツ。その饅頭を、老祥記が日本人に馴染むものにアレンジしたのが『豚饅頭』。当時は、『神戸のぶたまんじゅ屋』と呼ばれたそう。店主は4代目になっています。蒸し上がった豚饅頭が、お客さんの注文で秒単位でどんどん掃けていきます。

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店内にも10数席のテーブル席があり、そこでいただくこともできます。一方、テイクアウトのお客も多く、やはり行列を作っていました。

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こちらが、老祥記の豚まん。日本の一般的な豚まん(コンビニに売っているもの)に比べてかなり、小ぶりですね。ちなみにお値段は、1個90円(最低3個以上の注文必要)、3個270円です。これは、フワフワの生地の中から肉汁がじゅわじゅわとあふれ出すわけですが、味付けはそれほどないので、醤油・酢・一味唐辛子を混ぜ合わせて(要は餃子のようにして?)食べるのが良いようです(隣の客がそうしていました)。

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どうも老舗かつ知名度の秘密は、中身を包む「皮」にあるようです。皮は厚めですが、かなりのモチモチ感がある。こぶりの割には肉が詰まっていて、肉汁が(小籠包ほどあふれるわけではありませんが)じわっとにじみ出てくる。

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店内は活気にあふれています。広くない厨房の中には、豚まんを作っているスタッフが10人以上詰めています。なんど1日に1万3000個の豚まんがつくられるそうです。

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さすが老舗だけあった、サイン等がたくさん飾ってありました。

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大正4年創業当時に使用されていた、お店の入り口のガラス戸が、店内の一角に展示されていました。このガラス戸の引き手には穴が開いています。それは、お客さんがひっきりなしに開が閉めするうちに、板が薄くなってとうとう穴が開いてしまったというエピソード。

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神戸の中華街は、横浜・長崎と並んで日本三大中華街と呼ばれます。しかし、規模の点で横浜・長崎に比べると明らかに及ばない。メインの南北の通りしか、大きなお店がないからです。

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とはいえメインの通りの活気は、横浜・長崎に比肩します。

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中心部にある南京町広場。老祥記もここに面しています。

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テイクアウトや歩きながら食べられるフィンガーフードが充実しているのも、中華街の特徴。まちづくりや観光に必要な要素のひとつが、地元食材を使った食べ歩きや、特徴のあるお土産をツールとしたお買い物といわれています。まさにそれを体現しているのが、中華街。

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中華街のメインゲートであるメリケンロードからの長安門。そこにはふくよかな石像が鎮座していました。

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