飯野八幡宮は、流鏑馬と生姜祭りが有名ですが、今年が950年の節目の年を迎えます。平安時代に、源頼義が欧州討伐の際、源家が崇敬している石清水八幡を磐城の地に勧請し、戦勝を祈願したのが始まり。

東日本大震災の被害もあり、本殿の柿葺き屋根・弊拝殿の屋根が葺き替えになりました。やはり新しいものは良い。日本神道の「常若」の精神、20-25年に一度は、大規模修繕もしくは建替をしなくてはならないという慣習・風習は、伊勢神宮の式年遷宮にも一脈通じるものがあります。

<飯野八幡宮 流鏑馬 生姜祭り>
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拝殿の天井には、見事な龍が描かれています。正面に掲げられた「八幡大菩薩」の額は、磐城平藩主 内藤義概(よしむね)の猶子 内藤義龍(よしたつ)が寄進したものだそうです。

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950年は確かに節目の年ですが、50年後の1000年祭は、どのような形になるのでしょうか。

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古式大祭で行われる「八十八膳献饌行事」で使用される米・野菜等は、平の中塩地区にある農振地域の神饌田で、献穀会の方々が作ってくれているそうです。

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この飯野八幡宮は、国指定の重要文化財だけで、建物7件、刀1件。その他、県指定・市指定の文化財もあり、その維持・修繕だけで大変なオカネもかかります。この文化財指定は、維持管理の大変さを考慮し、現在の宮司、飯野光世様になってから、指定されたのだそうです。指定されることにより、勝手に移動・処分・改修できなくなる一方、維持修繕費の1/2~1/3(予算や事業による)が補助されるようです。

建物だけでなく、多数の文書や宝物を保管するための収蔵庫も必要です。文化・風習を紡いでいくことには、一定の工数やオカネも必要なのです。

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八幡様は護国の神で、強いイメージがありますが、その使徒は「鳩」。全国の八幡様でも鳩がモチーフになっている神社が多い。こちらの飯野八幡宮でも、楼門の下に鳩が鎮座していました。

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