2年前に、APAホテルの金沢片町に宿泊して、その経営哲学の本を読み、共感したことがあります。今回、再度、同じホテルに宿泊する機会がありました。屋上の天然温泉や部屋の大きさ等の基本的な機能は変わっていないのですが、フロントの内装や、サービスに一層のバージョンアップがされていました。儲かった資金を、さらなる本業の付加価値向上に継続的に投じている姿勢だからこそ、顧客がついてくる。

<APAホテルの経営哲学は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/44635363.html
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内装は、落ち着いた茶色を基調として、ビビッドなオレンジ、アクセントにキンキラな金色を配色する独特のセンスは、アパホテル巣鴨と同様、アパホテルブランドの共通コンセプトのようです。

<アパホテル巣鴨は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/48126436.html
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1階に併設されたコーヒーショップが、朝食バイキング会場。非常に狭い客席ではあるものの、そのコンパクトの中で上手にやりくりしていました。

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バイキングの種類はさほど多くないものの、和食・洋食・飲み物一通りそろっており、清潔さがキープされているため、感じ良いです。

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室内は、かなり狭い。デスクは限界まで小さく、椅子を引いて座ることもきつい。そこに異常とも思える50インチのTVスクリーン。この限界までコンパクトに部屋を作るということが、経営の基礎となる運営コストの削減につながる(上記、経営本に記載ありました)。

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そしてサービスの気配り。手折りの鶴がベッドメイクに際に置かれます。これも芙美子社長の発案+スタッフの思いから始まった(経営本に書いてありました)。昨今は、これをまねするホテルチェーンも出てきましたが、元祖の思いがどれほど踏襲されているか。

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