RAAF(Royal Australian Air Force、オーストラリア空軍)が運営する、軍事博物館が、タウンズビル空港敷地内にあります。というより、タウンズビル空港は国際空港であるとともに、オーストラリア空軍も使用する軍民共用空港なのです。
 
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博物館の開館は、平日のみ。入館料無料。特別に宣伝、PRしていないということもあり、観光客はまばらです。空軍専用の展示ということもあり、展示がかなりマニアック。空軍基地は立入禁止、撮影禁止ですが、この博物館敷地内は撮影自由です。

建国が浅い、また空軍自体が第一次世界大戦の直前に組織されたということもあり、展示は第一次・第二次世界大戦が中心です。

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日本の零戦の操縦桿の展示。いったいどこから収集してたのでしょう。

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第二次世界大戦初期に活躍した、ベル P-39 エアラコブラのエンジン現物。

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爆弾各種の展示。

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オーストラリア空軍女性兵士の展示。専用の展示室が設けられ、女性の活躍が積極的に紹介されています。実際、待遇面での差は全くないそうです。第二次世界大戦中も、女性兵士が募集され、実際にマグネチック島のサーチライト係として、12名が戦時中の(交通手段も確保されていない)島に送られ、任務を遂行したそうです。

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第二次大戦中の女性兵士の給与明細Pay Book。

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第二次大戦中の休暇届&休暇許可証。戦時中も「休暇を取る」という発想。

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当時のレーダーによる航空管制。

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