磐城平城の一般公開が、週末に行われています。いつのまにか開示コンテンツが増えていて、ARすなわちAugmented Reality(拡張現実)の城再現コンテンツができていました。ARは、「拡張」という言葉が指す通り、現実世界で人が感知できる情報に、「何か別の情報」を加え現実を「拡張」表現する技術やその手法のことだそうです。

この技術により、スマホをある位置にかざすと、本来のカメラ画像に加えて、ありし日の磐城平城の外観を見ることができるというもの。ここはいわき駅北口広場から、磐城平城の三階櫓と八ツ棟櫓を見上げたところです。三階櫓は、磐城平城一夜城プロジェクトで実際に復元されたものですね。

<磐城平城一夜城は、コチラ>
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このARアプリケーションは、地元平のIT企業、東日本計算センターが無償提供しているもの。案内図などを読み込ませることで、三階櫓、八ツ棟櫓、中門櫓の3D(3次元)モデルが現れます。まだ3カ所のみの提供ですが、順次増やしていって欲しいと思います。

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磐城平城一夜城プロジェクトでは、まさに一夜にして城が再現されましたが、この3月末をもってお役御免となり、解体されました。

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三階櫓は解体されたものの、その躯体である物見台は、そのまま設置されています。これからも、ここから平のまちなみを一望できますよ。

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物見台から、磐城平藩の最後の藩主、安藤信勇(のぶたけ)が住んだ旧仮藩庁と、その前庭が一望できます。

<磐城平藩 安藤信勇は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/36153045.html
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