磐高野球部と東京の早稲田実業学校高等部(早実)野球部との親善試合が、いわきグリーンスタジアムで開催されました。これは、早実の藁谷友紀校長が磐城高OB、かつ、いわき市の応援大使であることが縁で、創部110周年記念大会として対戦が実現したものです。

早実は、来春の選抜高校野球大会出場(センバツ)が確実視されていて、なんといっても。高校球界屈指のスラッガーと評され注目される清宮幸太郎主将(2年)が有名です。当日は、お父上である、ラグビーのヤマハ発動機ジュビロ監督、清宮克幸氏もスタジアムにお越しになり、観戦されました。 

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早実の清宮幸太郎内野手は、身長185cm、体重は98kgだそうで、見た目に明らかに大きいです。磐城高校の主将は決して小さくありませんが、身体的が差が一目瞭然です。清宮選手は、3番一塁で出場。3回の第2打席には右翼席最上段へ、そして6回の第4打席にはレフトスタンドに、1試合2本のホームランをかっとばしました。

なお、試合結果は、一試合目は早実 7 vs 磐城 0、二試合目は磐城 3 vs 早実 0(6回裏で時間により終了)でした。非公式の親善試合であり、かつ予定時間切れということですが、東京都大会優勝校に、磐城高校が優勢のまま2試合目が終わったことは、ある意味、スゴイことだと思います。

<磐城高校 野球部練習を視察は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/46877359.html

今回の試合の運営の多くは、磐城高校野球部OBの方々のボランティア活動によるところが大きかった。マスコミ用の幕なども用意周到に準備され、素晴らしい運営でした。改めて関係各位の努力に敬意を表したいと思います。

観客は内野スタンドを中心に、約7000人が詰めかけました。清宮選手を見るために、バスを仕立ててきた小中学生リトルリーグのユニフォームを着た生徒が目立ちました。超高校級選手のプレーを、直に見て、触発されて、さらに運動に一生懸命に取組みことができるきっかけになったのではないかと思います。

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