福島市直営プラネタリウム「こむこむ」を視察してきました。直径15メートルの水平型ドームの中には、小さな机が備え付けられた座席が120席、正面にはステージがあります。9等星の明るさの星まで映し出すことができ、全天約13万個の星を投影できるプラネタリウムです。人間の肉眼で見ることができるのが6等星までといわれていますので、このスペックのすごさがわかりますね。

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最近のプラネタリウムの特徴は、星の投影技術の進歩に加えて、半円状のデジタルプロジェクターを同時に投影することで、どんな画像でも星と同時に投影できることです。これによりさまざまなことができるようになりました。

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これは、デジタルプラネタリウムといわれ、CGを駆使した画像を2台のプロジェクターを組み合わせるとで、境目なく全天を映し出すことができます。コンピュータから生成されたデータを元に、高精細なビデオプロジェクターにより、通常の動画はもちろん、(精度は落ちますが)本格的なプラネタリウム装置の代替として、ドーム全天に星空や宇宙、映像などを投映することができます。こちらでは、五藤光学研究所の、全天周デジタル映像システム「バーチャリウムⅡ」を導入しています。

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五藤光学研究所は、プラネタリウムにおいて世界シェアの約40%、国内シェアの約7割近くを占めるトップメーカーとのこと。いわき市のプラネタリウムも五藤光学製でした。

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座席は、全席ほぼ同一方向を見上げるスタイルでした。

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操作盤は、ほとんどデジタル化されています。

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操作の多くは、パソコン上で行うそうです。

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土日のプラネタリウム投影は、一日5回。スタッフは投影だけでなく、プログラムの企画・作成・告知・集客・チケット販売等、何でもこなさなくてはならない。天文及び機器に精通するだけでなく、その他一般の作業もこなすのは時間的にも肉体的にも負担が大きいですね。

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