広島のソウルフードといえば、お好み焼き。市内には星の数ほど?お好み焼き屋さんがあります。その中でも、群を抜いて交通至便なのが、広島駅前の複合飲食ビルある、「ひろしまお好み物語駅前ひろば」です。いたって普通の飲食ビル6階ですが、すごいのはそのフロアすべてが、お好み焼き屋13店舗で占有されていること。おそらく世界広しといえども、この集積度合いは、ここくらいのものでしょう。

今年、広島カープがリーグ優勝したこともあり、堂々と「カープ優勝、おめでとう!」の案内が出されていました。
 
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ここ、本当にビルの中?と思うくらい、どの店舗もオープンキッチンです。排煙設備はあるものの、煙はもうもう、臭いは防ぎようがありません。ビルのオーナーによくぞ怒られないものです。ある意味、シェフ独り占めの鉄板焼きともいえ、贅沢なはずですが、そう感じられないのが、お好み焼き屋らしい。

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家族連れやカップルも、います。観光客(がメインですが)だけでなく、地元の常連も多いそうです。

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どの店長も気さくです。それもそのはず13店舗も同業が軒を並べているのですから、味の切磋琢磨は当然のこと、呼び込みの威勢の良さや、お客との話のおもしろさが、売上を左右します。

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お好み焼きは、ベテランに作ってもらうに限る。焼き方にしろ、味付けにしろ、素人よりもベテランシェフに作ってもらうのは安心感がありますね。

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お好み焼きソースは、やはりオタフクソース。

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カウンター越しに、日本酒を注ぐ妙齢の女性店員さん。この距離感、普通の居酒屋やスナックでは味わえない。鉄板越しだからこそできる、絶妙な距離感、好きです。

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