映画『超高速!参勤交代 リターンズ』の最終シーン、市長が扮する庄屋さまが、主人公である佐々木蔵之介・深田恭子が扮する、内藤政醇・お咲を招き入れ、いわきの青年団と一緒にじゃんがら踊りをするエンディングの撮影現場です。遠くに古民家が見えているので、この場所がロケ地であると瞬時にわかった方も多いのではないでしょうか。
<『超高速!参勤交代 リターンズ』 試写会は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47530813.html
この3軒の古民家の山かげに、さらに2軒の古民家が保存されています。いわき遠野地区から移築された、江戸時代の建物とのこと。庭先で、いわき昔野菜が栽培されていて、江戸にタイムスリップした感覚になります。
課題は、多大なる維持費です。庭先の草刈りや、掃除はいうに及びませんが、最大のコストは、かやぶき屋根の架け替えだそうです。本来であれば、10年程度で茅を葺き替えるのが望ましいのですが、暮らしの伝承郷の開館以来、実際に葺き替えることができたのは2棟だけだそうです。雑草が生えていたり、雨漏りが発生している建物もあるとのこと、建物の傷みが加速化してしまうので、早急な対応が必要です。
インフラも同じですが、施設の建設を検討するには、当初の建設コストだけでなく、運営費用、メンテナンス費用等を考慮してでないと、機能が維持できないということになりかねません。せっかく良い物であるのに、もったいない。
先人の息吹を直接感じることができる施設はめずらしい。展示物だと、どうしても説明書きが多くなってしまい、お勉強ちっくになりがちです。それはそれで意味がありすますが、質感に直接肌で触れ、草や米の匂いを感じ、建物内の陰影や明るさ暗さを感じることができる、貴重な施設です。
<『超高速!参勤交代 リターンズ』 試写会は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47530813.html
この3軒の古民家の山かげに、さらに2軒の古民家が保存されています。いわき遠野地区から移築された、江戸時代の建物とのこと。庭先で、いわき昔野菜が栽培されていて、江戸にタイムスリップした感覚になります。
課題は、多大なる維持費です。庭先の草刈りや、掃除はいうに及びませんが、最大のコストは、かやぶき屋根の架け替えだそうです。本来であれば、10年程度で茅を葺き替えるのが望ましいのですが、暮らしの伝承郷の開館以来、実際に葺き替えることができたのは2棟だけだそうです。雑草が生えていたり、雨漏りが発生している建物もあるとのこと、建物の傷みが加速化してしまうので、早急な対応が必要です。
インフラも同じですが、施設の建設を検討するには、当初の建設コストだけでなく、運営費用、メンテナンス費用等を考慮してでないと、機能が維持できないということになりかねません。せっかく良い物であるのに、もったいない。
猪狩満直(いがりみつなお)は、いわきの詩人でその生家が、暮らしの伝承郷の5棟の古民家のひとつとして保存されています。満直は、1917年の頃、好間村の菊竹山に三野混沌を初めて訪ね、二人の交友は生涯続いたそうです。それがきっかけで、北海道釧路市に開墾生活に入り、そこから詩集『移住民』(銅鑼社)をに刊行し、全国的な反響があったそうです。草野心平氏とも交流がありました。
<吉野義也(三野混沌)記念碑 吉野せいの夫は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/47105817.html
http://www.mikito.biz/archives/47105817.html
先人の息吹を直接感じることができる施設はめずらしい。展示物だと、どうしても説明書きが多くなってしまい、お勉強ちっくになりがちです。それはそれで意味がありすますが、質感に直接肌で触れ、草や米の匂いを感じ、建物内の陰影や明るさ暗さを感じることができる、貴重な施設です。