岡田食品様の展示会に参加させていただきました。年に2回、納入業者の代表的な提供メニューを、納入先等に実際に見て頂く展示会です。実際に、市内の飲食業を営んでおられる方が来場されていました。ここで、驚くほど多くの外食産業のメニューが、メーカーで加熱・味付け調理済みのものであることを再認識。しかも納入価格が、驚くほど安い。日本の食品メーカーの、食の美味しさや安全を確保しつつ、コスト低減している企業努力に舌を巻くとともに、手作りの料理が貴重になっている時代だなあと、実感。

ロースカツも、衣・パン粉がついた状態で、冷凍されて、レストラン等に納入されます。レストランでは、油でそれを揚げるだけで、顧客にメニューを提供できます。揚げる調理ノウハウさえあれば、メニューに加えられるのは非常にお手軽と感じます。

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会場は、内郷のコミュニティセンターです。こういう展示会は、本来、コンベンションセンターを使って開催すればベストなのでしょうが、市内にはコンベンションセンターと銘打つ施設がありません。したがってこういった公共スペースをお借りして、展示会をすることが多いようです。

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肉だけでなく、魚の調理済み食品がたくさん出品されていました。こちらは三陸産の魚をつかった、三陸の会社の、三陸の社員による、「やわらかサンマみぞれ煮」です。加熱調理され、味付けも済で、真空パックで冷凍されて納入されます。レストランでは、これを湯煎等であたためるだけで、サンマみぞれ煮を提供できるというわけです。これならば、ほぼ100%調理のノウハウは不要で、お店でやるのは盛りつけ・飾り付けだけです。しかも納入価格は公表できませんが、おそろしく安い。魚一匹を単品で購入するのと、遜色ない価格、とだけはいえます。

中高級レストランやお食事処では、これをそのまま提供することはないでしょうが、給食センターや、老人保健施設、医療機関、社員食堂、朝食のバイキング等の用途であれば、非常に重宝されると思います。

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岡田食品様は、こうした食品供給システムを縁の下で支えている会社です。いわきの、そして福島県の食の、美味しさ・安全性、そしてリーズナブルな価格に、努力されています。