いわき四倉の、国道6号線沿いにある、木村ミルクプラント(木村牛乳)さんを訪問しました。ここで目立つのは、2頭の親子牛の銅像(某農協乳業さんからいただいたものだそうです)。国道6号線を通過する度に、気になっていた存在です。

老舗の牛乳屋さんにもかかわらず、定番の85℃、15分殺菌処理したパスチャライズ牛乳(低温殺菌牛乳)、こだわりヨーグルト、ジェラートだけでなく、カフェプリン等の新製品開発も積極的にやっている会社です。パスチャライズ製法とは、やさしい温度で殺菌し、有害菌のみが除去されるため、栄養と身体に良い菌はそのまま残し、牛乳本来の味を損なわぬように丁寧に作り上げました。さりげなく本物志向の牛乳です

<試食交流会 いわきの元気印発見!は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/43379109.html
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創業は、大正元年、当初は、木村牛乳店という屋号だったそうです。現在は3代目の木村謹一郎氏が代表を務めていらっしゃいます。
 
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今でも主力商品は、毎日届けるビンでの牛乳です。曜日とルートを変えて、毎日市内を配送している営業車両をしばしば見かけます。この配達・ビンの回収が、地域の見守りとして、また他の商材を売るビジネスチャンスになっています。

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木村牛乳の最大の特徴は、低温殺菌方法にあります。大手メーカーの多くは、超高温(120℃以上で1~3秒間)による短時間殺菌を行っています。この製法は効率よく製品を作ることができる反面、あまりの高温のため、栄養分や体に良い菌までをも破壊してしまいます。こちらではパスチャライザーと言う特殊な釜を用い、牛乳にやさしい温度(85℃で15分間)でゆっくり殺菌する、パスチャライズ製法により、牛乳本来のコクと風味と味わいを保っています。

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食物加工工場のため、ガラス越しに製造工程を、製造工程順に見学させて頂きました。基本的に牛は毎日搾乳されるため、毎日牛乳が届きます。すなわち、工場はほとんど休みがないということです。自然相手の仕事の大変さを感じます。

1.生乳が工場に届く
毎朝早朝に、県内の酪農家から新鮮な生乳がタンクローリーで運ばれてきます。運ばれてきた生乳は細菌などの数や風味を車内で検査して、すぐに5℃以下に冷やされます。

2.遠心分離機にかける
遠心力を利用した遠心分離機を使い、生乳を高速回転させて、栄養分はそのままで目に見えないゴミやチリなどを取り除きます。

3.ホモゲナイザーにかける
ホモゲナイザーという生乳を均質化する機械を使い生乳の脂肪分などを細かくします。これにより消化吸収がよくなったり、脂肪分が浮き上がったりするのを防ぐのだそうです。

4.パスチャライザーにかける
パスチャライザーという特殊で大きな釜を使い85℃で15分ゆっくり殺菌します。 これがキモ!これにより栄養分や、体に良い菌はそのままにおいしく健康に仕上がるのだそうです。

5.冷却する
パスチャライザーで加熱殺菌した後はまたすぐに冷やされます。牛乳には、細菌や微生物にとっても栄養がたくさんなので、雑菌を増やさないよう、パスチャライザー以外では常に冷やされてます。

6.出荷する
充填や包装をし、安全を確認する検査で合格したものが出荷となり、配達されます。

これまで、福島県特産品コンクール奨励賞・全国ご当地グランプリ・福島県観光みやげ品推薦賞・ご当地アイスクリームグランプリ金賞等の数々の賞を、「木村とろ~り濃厚プリン」「飲むヨーグルト」「飲むヨーグルトボトル」「ミルクジェラート」「牛乳」「命の雫ミルクジェラート」等の賞品で受賞していて、数々の賞状が会議室に飾られていました。

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最新製品が、木村こだわりヨーグルトプレーン スパウトタイプ 1,000g 770円です。パスチャライザーという大きな釜で85℃・15分間殺菌する「パスチャライズ製法」で作られた独特の風味とコクのある牛乳から作られた飲むヨーグルトです。ちょっとお高めの値段ですが、これがウマイ。 ちょっと贅沢したいときに、買いたいです。
 
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