勿来の高蔵寺は、開祖が徳一大師といわれており、いわき市内では珍しい、完全な形の三重塔が美しいです。参道には約50万株のシャガが群生しており、紫がかった白色のアヤメに似た花をつけます。杉林から木漏れ日がシャガに降り注ぎ、幻想的な雰囲気でした。
 
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磐城三十三観音霊場の11番札所です。

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徳一大師の本名は、釈徳一(しゃくとくいち)、奈良の興福寺で修行しました。当時秀才いわれた最澄と宗教上の問題で互角に論争して論破するほどの秀才だったそうです。そんな徳一がひょんなことから、東国の人々に仏教を広めることを思い立ち、まず筑波山を開き、その後、船でいわきの小名浜に上陸、802年前後にいわき各地にお寺を建立しました。

その802年(大同2年)前後は、会津磐梯山・吾妻小富士等の山々が噴火を繰り返し、高く舞い上がった火山灰が遠くいわき地方にも降り注ぎ、農作物が枯れ、加えて疫病が蔓延したころです。徳一様はこの惨状を憐れみ人々に生きる勇気を与えようと、現在の高蔵寺の地を選び、ここを聖地と定め仮堂を作り、七体の観音様を刻み、当地方の要所に安置し、天災地変の熄滅と悪病の退散を祈願したところ、猛威を振るった災禍も治まり、人々安堵して以前の穏やかな平和な暮らしに戻ることができたそうです。

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三重の塔までのアプローチは、よく手入れが行き届いた、杉林に囲まれていて、自然に森林浴をすることになります。
 
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シャガは中国原産といわれ、アヤメ科の多年草で、白と薄紫の可憐­な花を咲かせます。木陰の湿り気のある場所を好むようです。毎年5月初旬が見ごろだそうです。

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シャガの花。ひとつひとつは、アピールが小さいですが、群生すると存在感がありますね。

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現存の高蔵寺三重塔は1774年に再建されたものであり、県の重要文化財に指定されています。平成12年に修復修理がなされています。

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高蔵寺の菩提寺としてのお墓は、一見の価値があります。斜面にそって作られた墓苑は、美しい。

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個人のお墓だと思うのですが、全長3メートルちかくの阿弥陀如来?の像が置かれたお墓には、圧倒的な存在感がありました。

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ふくしま桜のスタンプラリーが開催されていました。

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