田んぼの中のとうふ屋 大楽さんにお邪魔しました。平菅波、大国魂神社の前に広がる田んぼの中に、一軒の小屋が、そこ。水は特殊なろ過を通した活性水を使い、機械に頼らず手作業で一つ一つていねいに作るそう。市内の飲食店に、プレミアムな豆腐として卸していますが、この本社工場?でも一般向けに販売しています。
代表の大楽睦さんの経歴は異色。実家が豆腐屋だったわけではなく、仕事は、新聞記者・出版社勤務されていたそうです。ふとしたきっかけで、精神障害者の授産施設の責任者になったのがきっかけ。授産施設が、自立できる商品を作ろうということで、豆腐に着目し、商品化したそうです。現在では、それをさらに発展させ、自らが独立して開業し、ここで障害者の方を雇用しているそうです。

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本当に田んぼのなかの一軒屋、というか小屋。大楽さんは、いわき駅から車でたった10数分の場所に、こんな田園風景があり、その風景を眺めながら仕事をすることに、喜びを感じるそうです。

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「子どもたちに本物の味を伝えたい」というメッセージが、建物の側面いっぱいに書かれていました。

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店内は、いたって普通の店舗です。豆腐屋のベーシックな商品、絹豆腐・綿豆腐・おぼろ豆腐・生湯葉・厚揚げ・おから・豆乳は、すべて揃っています。

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特筆すべきは、地元の他業種と共同開発した、新商品です。まず、木下醸造元と共同開発した「とうふの味噌漬け」840円、長久保製麺所と一緒につくった「豆乳麺」150円、かまぼこの貴千とコラボレーションした「豆腐かまぼこ」7個入り700円等。その中でもいちおしは、豆腐かまぼこです!柔らかい触感を出すために、50回以上試作を繰り返したそうです。ご主人の思いが、パッケージからも伝わってきます。
 
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店内の裏手は、豆腐工場になっています。スタッフは朝5:00に出勤し、まずは前日に浸けておいた国産大豆をすり下ろすところから始まります。それをお湯で溶かして濾すことで、おからと豆乳に分離。豆乳ににがりを加えることで、20分ほどで凝固するとのこと。そしてそれを切ることで、豆腐完成。完成するころには、お昼近くになるそうです。当日できたての豆腐・豆乳を買いたければ、お昼前後が、最も新鮮で最も商品の種類が並んでいるそうなので、オススメです。

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