富山国際会議場は富山市の中心部にあるコンベンションセンターです。富山駅から徒歩で約15分、市内路面電車で約7分「国際会議場前」すぐの場所にあります。愛称は「大手町フォーラム」。1999年完成した、地上4階・地下1階の建物です。

MICEの心臓部として、通りを挟んでお隣の「ANAクラウンプラザホテル富山」と地下通路で結ばれています。ここは、358名が収容できる客室を持ち、800名収容可能なレセプションや小人数の中・小宴会まで対応可能なバンケット機能もあります。よって、会議場、大手モール、そしてホテルを一体として複合的に利用する事ができます。近隣には、富山県民会館や富山商工会議所、富山第一ホテル、ホテルグランテラス富山、富山エクセルホテル東急などがあり、富山市役所や富山県庁などのある官公庁街や中心商店街、飲食・繁華街にも近いということが、コンベンションにとって、魅力です。
 
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地方のコンベンションセンターは稼働率が低く、運営赤字が心配ですが、建設費は約70億円、年間の運営経費は約3億円程度。建築面積が13000㎡程度なので、建築費は170万円/坪程度です。使用料収入から運営経費を差し引いた、毎年の運営赤字は、富山県と富山市で負担しているそうです。利用率はメーンホールで50%程度、多目的ホールで80%くらいらしい。コンベンション施設は全国的にも飽和状態といわれ、地方に作られた巨大な施設は総じて苦戦していますが、富山国際会議場は、立地が良く、座席数も比較的コンパクトなので、それなりの高い稼働率を維持しているので、数少ない成功例かもしれません。訪問当日も、平日にもかかわらずメインホール、会議室とも予約が入っていました。
 
1階:エントランスホール、アトリウム、交流ギャラリー、アートサロン、オープンカフェ等
 
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2階:多目的大会議室、 特別会議室、 小会議室 

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3-4階:メインホールで、3階 431席、4階 394席 計825席。同時通訳ブース、300インチ大型映像装置。 

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3階ホワイエからは、ガラスカーテンウォール越しに、富山城が、目前に広がっていました。郊外の殺風景な立地よりも、都心で会議をし、夜は街の中で懇親会。そしてその前後に街歩きを楽しむことができれば、外部の方々にきていただくことができます。これこそ、MICEの意図するところなのではないか。
 
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