劇団四季ミュージカル『人間になりたがった猫』が、いわき市内小学校6年生(約3000人)を対象に無料招待されています。この招待公演は、劇団四季と一般財団法人舞台芸術センターが2008年から実施している「こころの劇場」というプロジェクトで、全国各地の企業および教育・行政機関のご支援・ご協力をいただきながら、日本全国の子どもたちを無料で劇場に招待し、演劇の感動を届けています。2014年度は159都市、462公演、56万人を招待したそうです。

いわきにおいても、4年連続でいわきアリオス大ホールで、「こころの劇場」を実施して頂き、いわき市内小学校6年生が無料招待され、各回1,500人×2公演で、四季の生のミュージカル舞台を鑑賞しました。他都市まで出かけずに、特に出かけるきっかけや、そんな家庭環境にないこどもたちにも広く、その機会を与えてくれることに感謝です。

<2014年のこころの劇場は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/35568714.html
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今回の演目、『人間になりたがった猫』は、「人間になりたい」と願うネコ・ライオネルの物語です。魔法で2日間だけ人間の姿になったライオネルが、旅の途中ですてきな仲間とであって「恋」や「涙」を経験し、大切なことを学んでいきます。ここから命を大事にしよう、他人を思いやる気持ち、生きる勇気等をダイレクトに感じることができるのではないか。

<劇団四季 プロモーションビデオはコチラ>
https://www.youtube.com/watch?v=5wWxkLrMdWQ 

演劇終了後には、役者の方々ホールに出て手を振ってさようならをしてくれます。実際に自分の目で見て、同じ場所に立ち、さらに実際に触れたこどもたちは、ものすごい経験をさせていただいたと思います。私も末席で鑑賞させていただきましたが、開始1分前までは、大きくざわついていた館内が、開始直後からしーんとなり、小学生全員が真剣に劇に見入っているのを肌で感じました。途中退席もなく、素晴らしい経験、人生の財産になったと思います。
 
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実は、この劇の設営には、企業ボランティアの方も多数、裏方を支えていらっしゃいます。企業スポンサーである三菱重工様からは金額のみならず、企業ボランティア派遣を5名いただき、舞台装置の設営・撤収等を、正に汗をかいてやってくださいました。

ちょっとだけアリオス楽屋口を拝見させていただいたのですが、幕や衣装、舞台セット、小道具、専用台車、さらには衣装を洗うための洗濯機まで!とんでもない量の荷物が、11トントラックに満載されます。それを役者も含めて四季スタッフが、どんどん詰めていきます。舞台終了後からトラック搬入完了まで、たった2時間あまり。その驚異的な手際の良さに感服しました。

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3時間前までは、この舞台を役者がところせましと演技し、ほぼ満員の聴衆がそれに見入っていたのがウソのような静寂。アリオスの舞台もこのように活用していただくと、管理者冥利につきるのではないでしょうか。

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