星一は、現在のいわき市錦町に生まれ、1911年に星製薬株式会社を設立。「親切第一」の理念と社会貢献を貫きました。そしてその長男 星新一は、「ショートショート」の第一人者として知られ、1,000編余に及ぶ作品を残しましたた。その斬新な発想と空想力は、没後いまでも多くの読者を惹きつけています。ちなみに長男 新一の本名は「親一」、星一の標語ともいえる「親切第一」からとっており、また次男 協一は、「協力一致」の標語からとっているそうです。
 
星一・星新一のお二人と並んで、記念撮影。両名ともダンディですね。

<星一は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/38381979.html
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展示は、新境地を切り開いて行った二人の足跡をたどるとともに、新一の作品の魅力、そして一の活動やいわきとのかかわりを紹介していました。星一の活動の紹介として、桜ロータリークラブ様による「星一物語」の読み聞かせが披露されました。すでに10回以上、この読み聞かせに参加していますが、どんどん上手になっているような気がします。

<星一物語 読み聞かせは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/41570741.html
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お土産は、「ホシヅルのマグカップ」。これは、SF作家の星新一のトレードマークです。

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いわきの郷土の偉人、星一。展示によれば、1911年に石城造士会館という、上京勉学の青年のための寄宿舎を寄贈し、また1917年には星奨学金も設立したそうです。上京し成功をおさめ、郷里の発展・後進のために貢献する、郷土の誇りだと思います。

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