今こそ憲法改正を!1万人大会 by 美しい日本の憲法をつくる国民の会に参加しました。場所は、日本武道館です。

日本国憲法は、敗戦後、連合国軍の占領下でGHQに押しつけられた、いわゆる「占領憲法」です。アメリカの恫喝に近い形で承認されたものであり、日本古来の価値観等が反映されていません。占領下のマッカーサー元帥の指示で、軍人のホイットニーが一週間で、(アメリカの国益・価値観を反映した)日本の憲法草案を作ったことは歴史的事実です。

また憲法は、時代の変化と共に改正されるものであるのに、日本国憲法は約70年間、一度も改正されていません。この間、大規模な自然災害、地球規模の環境破壊、安全保障環境の劇的な変化、家族の崩壊、固有の伝統的価値の喪失など、憲法が想定していなかった様々な事態に直面しています。一度も改正されていない憲法としては、世界最古の憲法とのこと。

また現状憲法の枠組みでは、さまざまな点で日本国民を必ずしも守り切れないということ。緊急事態条項が存在せず、現実に、力で現状を変更しようとする隣国に対抗できていません。

制定当時は、(米軍の占領統治下にあったので)他国から日本に対する軍事的脅威はほとんどありませんでした。しかし時代の変遷により、昨今は近隣諸国からの力による圧力が大きくなるなど、情勢が大きく変化しつつあります。日本の法の基礎となるものは、聖徳太子の一七条憲法であり、明治天皇の五箇条のご誓文のはず、戦後70年の節目を超えた今だからこそ、ここで自分たちの手で、自分たちの歴史・伝統・文化を表す根本としての「自主憲法を制定」したい。

憲法改正が成立するには、以下の手順が必要です。
一. 国会(衆・参両院)に憲法改正原案が提出され、
二. 両院の憲法審査会で協議のうえ、
三. 衆・参両院で3分の2の賛成により、憲法改正案が国会より発議されます。

発議から2~6ヶ月間、
四. 投票方法や憲法改正案を周知する広報活動や、
五. 政党、団体、マスコミなどが賛・否を働きかける「国民投票運動」が行われ、
六. 国民投票が実施されます。
七. 有効投票数の過半数(約3,000万票以上)の賛成が得られれば、憲法改正が成立します。

特に、重要となるのが「ステップ七 国民投票の過半数」の確保です。これを夢物語とせず、現実のものとするために、美しい日本の憲法をつくる国民の会は啓蒙活動を続けています。今後、数ヶ月の間に、自主憲法制定を呼掛ける1000万人ビラや、短編映画等を制作予定とのこと。

<美しい日本の憲法をつくる国民の会は、コチラ>
https://kenpou1000.org/
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自主憲法に関する提案者として壇上に立った米国人、ケント・ギルバート氏の、現日本国憲法の問題点の指摘が、興味深かった。
1.元首の規定がない
天皇を日本国の象徴としたが、元首とはしなかった。これは日本の国力を天皇の下に再結集させないため、日本弱体化のためである。象徴に止めたのは、占領軍が日本統治のためのツールとして象徴天皇制が都合がよかったためである。

2.第九条
制定当時は、再軍事化させないペナルティという意味と、実験的な試みとして戦力不保持を宣言することによって平和を目指すという理念に意味はあったかもしれない。ただしそれは強力な占領軍が日本に駐留し、その下では日本を軍事的に脅かす脅威となる近隣諸国はなかったために、問題がなかった。しかし近隣諸国が、日本を上回る軍事費を投入し、領土拡大主義をとる昨今、国際情勢は大きく変化してしまった。

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憲法第9条を維持することで次の3点が達せられると主張するのは非現実的であり、もはや「妄想」といっていいでしょう。
①近隣諸国との諸問題は、「話し合いによる平和的解決」で、すべて達成できる
②戦力不保持を高らかに宣言することで、日本が「世界から憧れられる国」となる
③日本国憲法第9条を、「世界遺産」に登録する

会場となった日本武道館では1万人集会との触れ込みでしたが、実際にそれを上回る参加者が来場されたそうです。自主憲法制定を熱望する(意識ある、ごく普通の)方々が、徐々にだけれどしっかり増えていることを実感しました。