ウォン・ウィンツァン(黄永燦) ピアノソロ・コンサート、「瞑想のピアニスト、奇跡のピアノを弾く」が、いわき市立美術館で開催されました。石張りの1階ホールで、東日本大震災で波をかぶりつつも蘇った奇跡のピアノが演奏されました。神戸にて香港出身の父、日本と中国のハーフの母との間に生まれ、東京で育っているので、日本語OK。NHKスペシャル「家族の肖像」、BShiスペシャル「中国世界遺産 九寨溝」、NHK「にっぽん紀行のテーマ曲 旅のはじめに」、そして毎週放送の長寿番組 Eテレ「こころの時代」のテーマ曲も手掛ける、著名人です。

<旅のはじめに、はコチラ>
https://www.youtube.com/watch?v=jkYHyOf5jnU

正直、公立の美術館で、ピアノコンサートが開かれたことが驚きでした。美術館は絵画や彫刻の展示をするところとして、通常、音楽演奏を許可しないからです。それができたのは、特別展 山口啓介 個展「原-ききとり 歩く方舟、海を渡る星図、震災後ノート」にあわせて開催されたからです。山口氏の展示は、3.11を経た現代に「歩く方舟」を降り立たせるというもので、その展示内容と、ピアノ演奏のコラボレーションによる、融合を図るという新企画でした。

<山口啓介 個展「原-ききとり 歩く方舟、海を渡る星図、震災後ノート」は、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/45998216.html

結果として、この仕掛けは大正解。音楽と美術のコラボは、観客を魅了していたと思います。

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1Fホールに臨時増設されたパイプ椅子の客席は、ほぼ満員でした。

<ウォン・ウィンツァン氏の詳細は、コチラ>
http://www.satowa-music.com
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豊間中の奇跡のピアノです。いわきピアノショップの遠藤店長が心血を注いで復活させた、真の意味での奇跡です。

<豊間中の奇跡のピアノは、コチラ>
http://www.mikito.biz/archives/43550589.html
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